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ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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かえろう

私は


お寿司が(といっても回転寿司だけど)好きで
サービスエリアの天ぷらうどんも好きで
ちぢれ麺のみそラーメンも好きで

ポンデリングも好きで
五平もちも好きで
うにも好きで


だから


今日の午後、日本に帰ることは
うれしいことに違いないのだけど。



先週から怒涛の一週間を過ごしてきて

まあ、さんざん遊んできたからしょうがないのだけど

引っ越し前後は本当に大変だった。


まず、
朝5時くらいに起きてユンケルを一本きゅーって飲んで


それからどーっとかたずけや荷詰めをして


昼ごはんは座ってゆっくりなんて食べれないから
ポテトチップスをぱりぱりと食べて

それから夜までかたずけやゴミ捨てをして


夜は、お友達が作ってくれた夕御飯を
その日初めてゆっくりと座って食べて


また、夜中の3時くらいまで
荷詰めやゴミ捨てをして

ちょっと寝たらまたすぐ起きて・・・・
という何ともハードな毎日だった。



船の貨物に積む荷物自体は
引っ越し業者の人にこれとこれと送ります、と指示をすれば
それを黙々とダンボールに詰めてくれるんだけど



そのあとに残された大量のものを



飛行機に手荷物で持って入るもの

飛行機に預ける荷物

日通の国際ペリカン便で送るもの





燃えるゴミ

燃えないゴミ

ビン・缶・ペットボトル・紙パック

電池

粗大ごみ

紙ごみ





電化製品や電子ピアノ、

使いかけの調味料に、使わなかった食品

読み終わった本や雑誌、漫画

着なくなったり使わなくなった洋服や雑貨を



それぞれ分けて箱詰めしたり

捨てたり

欲しい方に譲ったり、



メゾネット3階分の我が家にあふれていたモノを
選別するのに、時間がかかったのなんの。




・・・頑張ったわ私。


みゆ、グッジョブ(誰も褒めてくれないから自分でほめるの)




この美しい愛すべき町で

出会った方々

本当に偶然に知り合った方々


みなさんに心より感謝をします。



最後に心のこもった贈り物をしてくれたり
とっておきのワインや食事に招待してくださったり

「ベストプレイヤー賞」のトロフィーを作ってくれたり
送り迎えや買い物を手伝ってくれたり

ただ、すれ違ったその時に軽く微笑んでくれたり
ドアを開けてくれたり、重い荷物をもってくれたり

くじけている私をさりげなく助けてくれたり
最後にと、手のかかったサプライズパーティーを企画してくれたり



そんな皆さんに感謝します。

ここで出会えたことが何よりの思い出です。

なんて恵まれた人生なのか

感謝しないと、本当に罰が当たります。


ありがとう、そうとしか言えない。


ありがとう、ありがとう。







さあ、


私はわたしのいるべき場所


愛する日本に



さあ、


かえろう。
# by miyu-sakura | 2009-03-31 15:06 | ヨーロッパで暮らすということ
乙女のCath Kidstonアウトレット_f0062821_14174187.jpg


さすがの私も、
引っ越しに向けて大忙しになってきた。


5年弱の年月をかけてため込んできた、ゴミの山のような我が家を
見事に「空っぽ」にしなきゃいけないので

それはもう、大変なことなのである。



恐ろしいことに問題は引っ越だけでなく
そのあとにある「エタデリュー」と呼ばれる家の査定があって、


大家さんと不動産鑑定人(のような人)が引っ越し直後の家を点検し
当方の責によるダメージと判断した場合

修理の実費を請求されるシステム。


たとえば、
庭の手入れを怠って芝が枯れたとか
タンポポだらけになったら、1000ユーロ近くを請求されたりするという

たいへん恐ろしいシステムがあるのである。


おかげで、
引っ越しと同時に
家や庭の修理と掃除もしなくてはならないのだ。


大忙しである。


・・・・・それでもPCに向かってる私って何?
って感じだけど


先週末には
お土産アンド最後のお買い物に
イギリスに行ってきた。


フランスからイギリスまで
ドーバー海峡の下を通るユーロトンネルを使えば
一台たったの60ユーロ


車一台での値段なので
何人のっても往復60ユーロなのだ。

我が家のランクルは8人乗りなので
8人乗ったら、往復ひとりたったの6.5ユーロ(千円)。

時間もたったの30分ちょっとでイギリスなのだ。


げ・激安っ!
ユーロトンネル万歳!



心配は

去年、海底トンネル内で火災があった
てことだけど、


ま~~、大丈夫。(きっと)



で、イギリス行の目的はこれ。

乙女のCath Kidstonアウトレット_f0062821_13563467.jpg



☆CATH KIDSTON☆


日本で人気(だよね?)のご存じキャスキッドソン。

http://www.cathkidston.co.uk/


乙女のCath Kidstonアウトレット_f0062821_1483274.jpg




本場ロンドンでは日本の半額以下で買えます。


たとえば、4800円で売っているビニールのA4まちなしバックが
ロンドンでは16ポンド。

今、ポンドが147円(激安!)なので
2350円。


うっ、や・安い・・・。



しかも、年中金欠な私が今回行ったのは
CATH KIDSTONのアウトレット。


も~~~、

びっくりするぐらい安いです。
乙女のCath Kidstonアウトレット_f0062821_143342.jpg



場所は
ロンドンから車でも電車でも1時間、
ハリーポッターの映画のロケ地にもなったオックスフォード。

そのすぐ郊外にあるアウトレットモール、
Bicester Village

http://www.bicestervillage.com/bicester/home.asp


日本にもあるアウトレットモールのロンドン版です。

ここにキャスキッドソンが入っているのですが・・・・



ここ・・・・・、



なんと・・・・・、



むちゃくちゃ安いんです


たぶん、ロンドンの定価の3分の2。


たとえば9ポンドの品なら6ポンド。


しかもここのアウトレットモール、
JALのマイレージカードをインフォメーションに出すと


モール内で一日限り有効の10%引き券をくれるので


気分はほとんど半額強。



旅行者の方ならTAX FREEも使えるので
実際半額以下になったりするのだ!


日本の価格からすると・・・
4分の1くらいかな?



きゃ~~~~~~。



やっす~~~~い。




年をとってもいつまでも気分は乙女。


そんな私の心の琴線をつく
キャスキッドソン。


走行距離750キロ、
朝5時起き、5時半出発の強行軍の日帰りでしたが


も~~~、大満足。おなかいっぱいです☆


そうそう、


ここのモール、他の店のラインナップもなかなかすごくて

ブルックスブラザーズのボタンダウン、
85ポンドが25ポンド。


人よんで日帰りバスツアーの鬼、
私のおかーちゃん、よしえちゃんに頼まれた

セリーヌのバック390ポンドが180ポンド。


・・・・ものすごい価格破壊のモールだった。

グッジョブ!




さてさて、頼まれた
お土産もぜ~~んぶ買ったし


そろそろ

というか

いいかげん、

・・・・・・荷づくりでもするか。
# by miyu-sakura | 2009-03-24 14:22 | ちっと旅ガラス

変なもの、買ってみた

来週の引っ越しに向けて
鋭意片づけに励んでいる・・・・はずが


今日もこうしてPCをいじっている。


・・・・大丈夫か。



我ながら、こんな行き当たりばったりの性格、
なんとかならないかとも思うけど

引っ越し前日まで、この家で普通に生活をしていくわけで
あるものすべてを箱にしまえるわけではないのが

ちょっと面倒くさいところ。



でも、
今すぐ使わないものから
箱づめをしている。



今すぐ使わないもの・・・・


それは


変なもの、買ってみた_f0062821_6521754.jpg



これ。




実は最近、友人宅でヨガを習っているのだけど
ヨガの先生が、


「これさえあれば風邪知らず!!」
と豪語するので

なんと通販で買ってみた。


イギリスから送料入れて12ユーロ。
日本円でだいたい1500円位。



さて、
これはいったい何でしょう。




ヒントは、健康器具!




・・・・わかりましたか?





これを初めて見たとき、
そのじょうろの先の形に、

「お、おやっ?」

といや~~な予感がしたのだけど、




実はこれ、


鼻洗いです。


使い方は


変なもの、買ってみた_f0062821_6575023.jpg



こんな感じ。



片方の鼻の穴から水を入れると

もう片方の穴から水が出てくるっていう


至極簡単な原理。




でも、

・・・・・・だ・大丈夫か?

・・・・・・なんでこのおねーちゃん、笑っているんだ?

・・・・・・てか、なんかのプレイにしか見えないんだけど?



と、この写真を見て、逆に不安と疑問に押しつぶされそうになったけど
ヨガの先生のお勧めもあったので、



肝を据えて、
やってみることにした!!




結果は・・・・



・・・・・・・

・・・・・・・


プ・プールで鼻に水が入った時みたいな、

なんか出切った感はあるんだけど

つ~~~~んとした感触が残る、
びみょーにいやーな気分。



一言でいえば
超ブルー・・・・・・・


でも、せっかくイギリスから通販で買ったし、
実家のよしえちゃんに(恩着せがましく)お土産であげようと
引っ越し荷物に詰めてみた。



今、欧州で大ブーム、とか言って
無理やりやらせてみよう。(←く・くろい・・・)


よしえちゃん、やってね。
きっと風邪知らずだよ!
# by miyu-sakura | 2009-03-18 07:04 | ヨーロッパで暮らすということ

本屋に行こう その2

はっ、と気づいたら
もう3月16日になっていた。


あまりに忙しくて
いままでいったいどう過ごしてきたのか

・・・・あんまり覚えてないほど。



帰国まであと2週間となり、
やり残したこと、特に

最後にお礼を言わなくちゃいけない人に
ちゃんとお礼を言い忘れてないか

毎日、不安でしょうがない。




で、

忙しくても相変わらず本屋さんには行っている。

本屋に行こう その2_f0062821_556460.jpg


ここの本屋さんは、欧州には珍しく日曜日もやっていて


本屋に行こう その2_f0062821_108820.jpg


ピアノの生演奏を聞きながらお茶もできたりする。


本屋に行こう その2_f0062821_1091232.jpg


いろんな雑貨も置いていて、
気分は「ビレッジバンガード」。


本屋に行こう その2_f0062821_10101827.jpg


雑貨コーナーで人気なのは
ご存じサンリオの「キティー」。

HELLO KITTY、はフランス語読みで
エロ、キテ」ですが

とにかく、大人にも子供にも大人気のキャラクター。


ブロカント(フリーマーケット)なんかをやると
現地のおねーちゃんが

「キテ、ない?」
と日本人ブースを訪ねてくることもしばしば。



人気といえば
本屋に行こう その2_f0062821_101441.jpg


日本のアニメや漫画の人気は、もう常識っていうくらいのイキオイです。


本屋に行こう その2_f0062821_10163653.jpg


日本で人気のマンガはほぼ、出揃っていて


本屋に行こう その2_f0062821_10173762.jpg


私がどっぷりハマった漫画、
「君に届け」もしっかり仏訳されている。


・・・しかし、フツー7ユーロのマンガが、
なぜか「君に届け」は4ユーロで安売りされている。


やっぱり、言葉でのいじめ、とか、内気、とかってのが
民族的に理解されにくいのかも。


確かにお互い大好きなのが見え見えなのに
8巻まで告白せずに引っ張ってるマンガだし、

欧州人にとってこの展開は「ありえない」のかも・・・。



で、


ここの本屋さん、広いのでいろんなコーナーがあります。


私は

「ランボー」の詩集を原文で読みたくて買いに行ったのだけど



それ以外にも
ちょっとえっちな「LOVEブース」もありました。


「女×男」のノーマルLOVE写真集と

「女×女」の、(私的には)なんだかなー、っていうLOVE写真集と

「男×男」の、なんだよーこんないい男がそっち側かよーっていう
LOVE写真集があります。


それぞれの写真集は、せっかく買っても
日本に持って入国できないため、


しょーがないので立ち読み。



ま、
男×男に関しては


美術館とか、公園の裸の彫刻、
あれがナマ
写真集になってるっていうわけで、


基本的には
ばっちし見えちゃっているわけで、

さらに
なんだか集団だったりするわけで


たぶん、日本では決してお目にかかれない。



中身をここに載せるのもまずそうなので

とりあえず、

表紙だけ。





・・・・・ちょっとだけよ。


本屋に行こう その2_f0062821_10361310.jpg


笑顔がまぶしいぜ☆
# by miyu-sakura | 2009-03-17 05:56 | J' aime le livre

本屋に行こう

本屋に行こう_f0062821_21212492.jpg

(ディズニーランドパリ。日本に比べてパレードは圧倒的に短いけど。)



日本のほんとにすごいなあと思うことは、


欧州の有名どころのものは、何でも売ってる!こと。


そして
意外にそんなに高くないこと。



今、日本で手に入りにくいものを買って帰ろうと思って
日本のサイトで、なにがあるのか探してみると

大体あるし、意外に安い。


わざわざ少ない引っ越し荷物に入れなくても
帰ってから買ってもいいなあ、なんて思う。


その中で、
さすがになかなか手に入りにくくて
値段に差があるのが


本。


日本だと洋書になる本は、
さすがに高いし、種類も少ない。


なので

本を買って帰ろうと
最近、時間を見つけては本屋に行っている。

本屋に行こう_f0062821_21434014.jpg



ベルギーの南東にある本の村 REDU

すごく小さい村なのだけど

本屋が17軒とカフェしかない、まさに「本の村」


本屋に行こう_f0062821_23232354.jpg


でも、
ここの本屋は、ほとんど

本屋に行こう_f0062821_238125.jpg


古本屋。


日本の大手古本屋の
耳をつんざくエンドレスで流れる音楽も

意味なく明るい店員の「いらっしゃいませ~」の
掛け声もない、

とっても穏やかな本屋ばかり。


本屋に行こう_f0062821_2395861.jpg


どちらかというと

夏の高原にひっそりと建つ
古ぼけた図書館の、

本屋に行こう_f0062821_23265112.jpg


カビ臭くて、でもひどく懐かしいにおいと静けさ。

このまま何時間でもじっとしていたくなる。



本屋に行こう_f0062821_23133251.jpg


本にまつわる、
たとえば

カリグラフィー(専用のペンでアルファベットを紙に書くの)などの
講座が開かれていたりする。


本屋に行こう_f0062821_2316264.jpg


基本が妄想体質の私、

こんな静かな本屋にじいっとしていると



気分は

「結核療養中の薄幸の少女」


思わず

傍らにいるはずの初老の執事
紅茶を一杯、頼みたくなる。


・・・いるはずないんだけど。


本屋に行こう_f0062821_23182576.jpg



新品の本より格段にお安い、古本屋。


山の中からお宝を探すように
一日ゆっくりしたいものです。


本屋の話題はまた次回も・・・
# by miyu-sakura | 2009-02-28 21:35 | J' aime le livre