ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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医療の違い

わたしがこうやってブログを書いている理由はいくつかあるのだけど
(晴一さんへのラブコールってのが一番なのはもちろんだけど☆)

その理由の一つが、
欧州での暮らしが、日本で想像していたものと違っていたから,
というもの。


こちらに来る前、やはり不安があって、
言葉の壁ももちろんだけど、
食べ物や、学校や、買い物や、治安や、運転や

なにせ自分の経験値が低いため、どんな暮らしになるかが
上手く想像できなかった。


何より、一番わたしを不安にさせたのは実は医療。


リアルのわたしを知っている人は多少驚くかもしれないけど
わたしは持病をいくつか持ってやってきた。


その中には、生死に関わるものが一つあって、
コレは、日本での治療方法としては
「これ以上悪化したら、切除」
という方法のみ。

いっそ、日本で切ってから来ようかとも思ったけれど
下手に切ってその後のケアができないのもまた不安、ということで

3ケ月に一度の検査を必ずして、
少しでも悪化したら即切除という、小さな爆弾を持っての渡欧となった。


そんなわけで、検査をしつつ何とか暮らして来たけれど
(実は一度、検査結果が悪かったことがあり、
このときはかなり焦った。再々検査でセーフでしたが)

この冬の検査の時に、切除以外の方法で治療ができるようになった、と
主治医の先生から知らされた。

投薬治療。

すぐに治療を開始した。


ポル友runtarouさんが訴えていたけれど
http://runtarou1968.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_80be.html
国によって認可されている薬に、かなり違いがあるらしい。


わたしのこの治療法は、未だ日本では認可されてない。


日本にも患者さんはたくさんいると思うのに。
年間何千人もの人が亡くなっているはずなのに。


わたしは欧州に来て、初めて心底良かったと思った。
切らないで済むなら、どれほどうれしいことか。

わたしにとって、この治療が受けられるだけでも
渡欧した甲斐があったってもんだ。



わたしは専門家でもないし、知識も聞きかじり程度。
どの国の医療が優れていて、どこが遅れていると無責任に言えるほど
立派な立場ではないけれど、
必ずしも欧米が進んでいるわけではないとも思うし、

体格や食生活もかなり違う欧米の治療法が
即日本人にも通用するとは限らないとも思う。


実際に在欧の日本人の中でも、
眼科や歯科は日本の方がいいとか
無痛分娩が一般的な欧州の産科は優れているとか
意見が分かれている。


ただ、今回の治療法はわたしにとっては、
本当にラッキーな出来事だった。

日本の認可のシステムがどう動いているか、よくわからないけれど
この薬がはやく日本でも認可されるといい。

きっと救える命があるはずだ。



わたしがこうやってブログを書いているのは
欧州で暮らすということが、実際にただ暮らすということが、

普通のおばさんにとってどうなのか、を
記録して行きたいと思ったから。


豪華なランチや、ブランド品、旅行三昧、パーティー三昧、
そんなセレブ日本人のイメージとは違う、
1.59ユーロのジュースをなんとか1.39ユーロで買えないかと
画策する普通のおばさんの、普通の生活を
書き残したかったから。


そして、これから海外で暮らすことに不安を持っている人がいて
わたしのブログの下らなさを見て

「なあんだ、海外で暮らすのって、実はたいしたことないじゃん」
って思ってもらえたらサイコー。


海外で暮らすこと、コレは本当にすごいことではないの。
えらいことなんかでもないの。

なんていったって、
わたしが暮らしているくらいなんだから、

ね。
f0062821_8392797.jpg

(ノルウェーで見かけたテント。これ欲しい!と思うのはわたしだけ?)
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by miyu-sakura | 2007-02-24 08:40 | ヨーロッパで暮らすということ