ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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距離

日曜日に、在欧のお友達のお父さんがお亡くなりになった。


お父さんは以前から日本で療養中で、
様態悪化を聞いた友達は先週頭から帰国していた。



お父さんがお亡くなりになったことは
本当につらいことだと思う。
ただ、彼女が日本にいるお父さんのそばに駆けつけられたことは
思い残すことを半分にはしてくれたんじゃないかと思う。



わたしも20代って言うわけではないので
当然両親も高齢である。


わたしの父親は7年前に他界しているし
お友達にも、両親のどちらかがなくなっている方は多い。



そして、
在欧中に肉親をなくされた方も、たくさん知っている。


ヨーロッパで暮らすことには
プラスのことももちろんたくさんあるけれど
この、どうしても避けれない距離は
マイナス以外の何者でもない。


様態悪化、または突然の訃報を聞いて
できうる限り最善を尽くして帰郷しても
最後はおろか、葬儀にすら立ち会えなかった人を、
何人も知っているけれど、


空港に向かうタクシーの中で、
空港の待合ロビーで、
12時間の飛行機の中で


どんな思いを抱えていたのか


帰った時には、
もう、荼毘にふされていて
そこに、懐かしい姿はない。


この距離を、呪う以外できないんだ。



ヨーロッパで暮らすこと、
これは本当にたいしたことではないけれど、

こんな、出来事だって、
ないわけではない。


その覚悟だけは、
必要だ。
f0062821_6301052.jpg

(フランス、世界遺産ベズレーの大聖堂。内部のレリーフが見事)
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by miyu-sakura | 2007-02-27 17:41 | ヨーロッパで暮らすということ