ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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ヨーロッパで暮らすということ

私が住んでいる街は、
ヨーロッパの南、スペイン・コスタデルソルと
北のノルウェー・オスロの、真ん中くらいの暖かさと寒さの街。
皆さんがイメージする、ヨーロッパに比較的近いかな

ここに暮らして想ったこと、感じたことをちょっとずつ。

まずは、所詮人間なので・・・
どこにいてもいい人はいるし、悪い人もいる

ヨーロッパは白人至上主義が強いといわれていて。
東洋人をあからさまに見下しているなあ、と感じることはあります。
明らかにあちらが悪いのに
わざと聞き取れない早口で、自分の言い分だけ言って去っていく人や
どーせわからないから、とテキトーな対応をされることもあります。

でも、、押しなべて見ると、意外に親切で紳士的です。
日曜日の昼間に、全然違う家の呼び鈴を押してしまっても
「ウララ~、AV、FRERESはもう一本右だよ、ほら、そこの角曲がって」
と、わざわざ手をとってそこの道まで連れてってくれたりします。

ヨーロッパの人間のモラルが、日本人より優れているとは全然思わなくて
人の良し悪しっていうのは、人種でも住んでる地域でもなくて
本当に個人のパーソナリティーなんだな、思います。

暮らすということは
ご飯を作って食べて、掃除して、洗濯して、買い物に行って、勉強して、眠って、
ゴミを分別して、電池は店頭の専用BOXに持っていって、牛乳パックは洗って、
粗大ゴミは電話をして収集場所まで持っていって、ということ。

隣の家の夜遅い騒音や家の前にされる駐車違反に頭を悩ませたり
家の玄関前にされる、ドデカイ犬のう○こをゴミ袋にいれたり、ということ。

要は
どこにいても、おんなじことを繰り返しているんだ

だって、どこにいても
午後の、斜めに差し込んでくる陽だまりはうれしいし、
暖かくて、愛情のこもった食事はおいしい。
冷たくされれば悲しいし、やさしくされれば、泣きたくなるほどうれしい。

この街に来たとき、私には家族以外の誰一人、知り合いがいなかった。
メトロの乗り方や、買い物の仕方はガイドブックを見ればわかったけれど、
「おトモダチの作り方」は
どこにも載っていないし、誰も教えてくれない。

私は「公園デビュー」をしたことがないけれど、
日本で「公園デビュー」につまづく人は、海外生活はキツイかも知れない。

まずは笑顔で、ココロをニュートラルにして
「ワタシを特に必要としていない」人の輪の中に飛び込んでいくんだ。

日本を発つ日、仕事もあるのに、「行ってらっしゃい」というだけのため、
朝の6時に、車を飛ばして来てくれたそんなトモダチ、なかなかできないから。
私のことを心配するあまり、いつもきついことを言って
いつもケンカをしてくれる、そんなトモダチもなかなかできないから。

相手が日本人だろうと、フランス人だろうと、韓国人だろうと
「私に関わって、私を少しでも想ってくれるトモダチ」
がいないと、どこでだって、私は生きていけない。

そして、私はここで生きて、もうすぐ2年になる。

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(モロッコ・タンジェにて)
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by miyu-sakura | 2006-02-23 05:58 | ヨーロッパで暮らすということ