ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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ドボルザーク

ようやく、昨日、
フランス語のテストが終わりました。


今回のテストは
ほとんど実力テスト、的なもので
付け焼刃で勉強してもあまり意味がなくって
逆にまったく勉強もしないでテストに臨んだんだけど、

さすがの私も呑気に
ブログなんて更新する気持ちの余裕がなかった。



・・・・まあ結果はどうあれ
とりあえず背中にずうっと背負っていた荷物を下ろした気分です。

こうやって後ろめたさなくPC触れるのもうれしーし。


これぞ、自由だー!!

心なしかごはんもずっとおいしい。



といっても、

今週にフランス語のテストが2つもあったにもかかわらず
実は先週、オペラを見に行ってきた。



ドボルザークのルサルカ。
人魚姫をモデルにした悲恋物語です。


代表曲の「新世界」、というか、
♪とぉ~~き、やぁ~~~まに、ひぃ~~はおぉ~~ちて~~♪
のドボルザークには
あんまりオペラのイメージがなかったのだけど、



これが、まあ、
思いもよらず、すっごく良くて
思わずCDまで買って、毎日車でごきげんで聞いている。


今まで20本くらいのオペラを見に行ったけれど
間違いなくこれは秀逸。


演出がものすごく凝ってて
ありとあらゆる仕掛けが隠されて、


オペラの劇場なのに

水の精は踊る、花火は上がる、紙吹雪は舞う、出演者が客席で歌う、
ベットは動く、水は噴き出る、地下鉄出口が花屋になる、
トップレスもどきの衣裳の軍団が踊る、マンホールが円柱の看板になる、
最後には、本物の水の入った水槽の中に、
主人公の人魚が眠る。


・・・まるでディズニーのパレードみたいに
ころころ舞台がかわってびっくり。


そんなディズニーパレードみたいな演出に、

ドボルザークの、
どんなに暗くても
どこか底抜けに前向きな、

あの交響曲が鳴り響く。



千秋楽までもう少しあるので
もう一回見に行ってしまおうかと思うくらい(←というか絶対行くぞ)よかった。


今まででも
好きな作曲家は「ドボルザーク」だったけれど

今回のオペラで
一番好きな作曲家は「ドボルザーク」になった。


19世紀のチェコ生まれで
青年のうちは経済的にも苦労が多かったドボルザークだけど

にぎやかで、明るくて、優しくて、仰々しくて、寂しげで、
でも、必ず彼の音楽は、未来を見ている、と思う。


いつも、いつも
顔を上に向けて、
向い風に当たっても
前をずっと見ている、そんな風に感じる。


とにかく、素晴らしかった。
このオペラを見れてよかった。

ほんとに
ほんとに、

いろんなことに感謝して行かなくては、
と思った。


ここに住んで、こんな素晴らしいオペラを見れた私は

今、たぶん

世界でもかなりの幸せ者だ。



周りのすべてに、ありがとう、と言わせて下さい。


この幸せを、当たり前だと思わないために。
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by miyu-sakura | 2008-12-12 12:49 | ヨーロッパで暮らすということ