ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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カテゴリ:J' aime le livre( 19 )

「夜のピクニック」

旅に出る時には、
文庫本を何冊か持って行くことにしています。


私は、
車の中でも、電車の中でも、飛行機の中でも、船の中でも、
案外酔わずに本が読めるたちなので
移動中でもけっこう本が読めるんです。


ノルウェーに行った時は
村上春樹の「海辺のカフカ」を。

ポルトガルに行った時は
浅田次郎の「蒼穹の昴」を。

オランダに行った時は
東野圭吾の「手紙」を。


ずっと読みたかった本を、あえて我慢してまで
旅先の楽しみにとっているの。


旅先で読んだ本は

その本の背表紙を見るたびに
スライドショーのように、その旅先の風景を思い出させてくれる。

木漏れ日も、大雨も、車のパンクも、風に吹き飛ばされる帽子も
微笑むおばあちゃんも、泣き出す赤ん坊も、飛び込んだプールの飛沫も。

楽しかったこと、残念だったこと、いろいろな思い出が本の内容と相まって
忘れられない一冊になるから。



で、

今回の旅行には
第2回本屋大賞、恩田陸の「夜のピクニック」を
持っていきました。

「本屋大賞」といえば、2003年から始まった、
全国の本屋さんが売りたい作品に投票するランキング形式の賞で
他の文芸賞に比べると、読者感覚に近い本が上位に上がっているような。


なんといっても本屋大賞だもの。
きっとすんごく心を揺さぶられるに違いないって思って、
去年映画化されたみたいだし、きっときっと感動するはずって思って、

わくわくしながら本を開いてみたのだけど・・・



それが・・・・・・・・・



「夜のピクニック」、読んだ方、いらっしゃいますか?
どんな感想をお持ちですか?



実はわたし、「ノスタルジーの魔術師が贈る清涼感あふれる名作(帯より)」
とある、この「夜のピクニック」、


あんまし感動しなくて、どちらかというと嫌いな本だなあと。



どーしよー。

高校3年の最後の学校行事に、心に決めた秘密を清算するという
いかにも胸キュンなお話しなのに・・・・

なんでー。

もう私にはセイシュンなんて昔すぎてわかんなくなっているからー?
ココロもカラダもすっかり汚れてしまっているからー?




本が嫌いなんてそんなこと、私にとってあんまりないことなので
なんでかなあと考えてみました。


多分・・・

登場人物がみんながみんな、すごくいい人だから。
1人だけ、調子のいい女の子がいるけれど、その女の子ですら
「彼女は子供なのだ」って許してしまっています。

それに、才色兼備で運動神経も抜群、お花も踊りも師範の腕前で
加えて性格もすごくよい高校生っているんでしょうか?

もともとが進学校なので、落ちこぼれですら東京文系私学で、
できる子にいたっては軽々とスタンフォード大に入学するし。


こんな設定、まるで少女漫画だと思ってしまったのがイケナイ。
はなから斜に構えて読んでしまったのがイケナイ。



きっと、だから嫌いなのかな。



・・・・・でも、・・・・・・

私はもしかして、この子たちがうらやましいと思ったのかも。

「もっとちゃんと高校生やっとくんだった」、
「損した。青春しとけばよかった」、と

最後に高校3年の主人公の男の子がつぶやくけれど
それは、きっと私のつぶやきでもあって。



高校の制服が、いつだって窮屈で、
早く制服を脱ぎたくて、大人になったら何しようって、
私の自由は大学生活から始まるんだって思っていrて。

そんな高校生活だったから
ちゃんと青春しなかったから、

まだ高校生のうちに、青春しようと思った主人公がうらやましかったのかな。
君たちはまだギリギリセーフで間に合ったけれど、
私はもう間に合わないなあって。



「夜のピクニック」は、
ちょっと心をざわつかせる、そんな本でした。
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(世界遺産、ポルトガルのポルト。旧市街を眺めて日向ぼっこのおじいさん)
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by miyu-sakura | 2007-05-23 07:17 | J' aime le livre

読書の春

2週間あった、イースター休暇がとうとう終わりました。


来週から語学学校が再開するので
また宿題に追われる日々に。
(そういえば!!イースター前に宿題出てなかったっけ・・・・)


この休暇でうれしかったのは
本がまとめて読めたこと。


この休暇中に読んだのは・・・

「蒼穹の昴」全4巻  浅田次郎
「青い棘」        三浦綾子
「探偵倶楽部」     東野圭吾
「二重奏」        赤川次郎
「しをんのしおり」   三浦しをん
「流星ワゴン」     重松清
「辺境・近境」      村上春樹

蒼穹の昴は・・・友人から是非にと勧められて読みました。
最後に少々息切れした感はありましたが、
読み応えは十分にありました。
多少は歴史の勉強になるかな?

浅田次郎といえば
「壬生義士伝」では夜中に泣きまくったので、
今回もハンカチは用意したんですが・・・そういう内容ではなく。


で、初めて読んだ三浦しをん!!
このひと面白い!!
好きだわ。こういう人。
のぐのぐ、教えてくれてありがとう~~☆

でも、共感するところが多すぎて、
もしかして私もヘンな人?って気づいちゃいました。


重松清も読みやすくて、上手な人だなあとしみじみ。
いやみや押し付け感がないし、作品ごとに作風が違うような・・・


村上春樹の紀行物は・・・旅によくもって行くのですが、
なんだろう、「ここまで出てきているのにわからなかった答え」が
すっと出てきたような気持ちよさがあります。

この本も何度も何度も読み返しているけれど
何度読んでもすごい、の一言。
自分の旅をここまで客観的に文章にできる筆力は、
作家さんの中でも別格だと思う。



でも、実は一番読んでいたのは
「地球の歩き方。ヨーロッパ」


ヨーロッパは今既に夏時間。
コレから8月までが旅行に最適な季節になります。


行きたい所はそれこそたくさんあるけれど
時間とお金は、あんましないので・・・

なんといってもこの春、お金がなくて日本には帰れなかった・・
だって日本に行くと100万くらいかかるんだもん


格安チケット、格安ホテルを探しては
日々パソコンに向かう今日この頃ですが


ここで大活躍するのがこのサイト。
http://www.fr.lastminute.com/site/main/homepage_fr_FR.html?CATEGORY=flights_list
行き先と日付を入れると航空会社がずらっと出てきて便利です。


目的地までの一番安いチケット、経由地・時間など一目瞭然ですが、
コレを見ると欧州の航空チケットが如何に値段がばらばらなのか、
きっと驚くはず。


同じ飛行機で、隣同士なのに
片や3千円。片や10万円なんてこと、ざらにあるとおもう。


もうこうなったら!
如何に安く行くか、戦いです
航空会社や、ホテルと一騎打ちです。


名古屋のおばさんとしては、負けるわけには行きません。


おかげで滞在地一つのホテルを決めるにも

立地条件・治安・朝食つきか、値段、ホテルの設備など
さんざん調べて決めるのだけど
サイトによって値段も違うので
ホテルを決めた後もサイト巡りは続く・・・・


眠い・・・・・・



「格安旅行作成選手権」
TVチャンピオンでやってくれないかな。
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(スイス。ユングフラウヨッホまでの登山電車。
年甲斐もなく一番前に座ってしまうのは私だけ?)
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by miyu-sakura | 2007-04-14 19:31 | J' aime le livre

タスケテクダサイ

先週ひいていた風邪が、
家族の中で一周して、
なんと二周目の風邪が姿を変えてやってきました。


一周目は咳とネツだったのに
二周目はなぜか咳と下痢、ってかんじで。


まあ、それでも、随分良くなってきたので、ようやく再始動です。


なにより、気が重かったフランス語のテストが終わったので
イキナリ体重-8キロくらいの気持ちの軽さです
(もちろん体重据え置き)


で、今回みなさまにお願いがあります~。



教えてください!
今、日本ではどんな本がみんなに読まれているのでしょうか??



実はもう、読みたい本がなくなりました。
で、
日本で少し購入して、持ってきてもらおうと思っていますが
何を読んだらいいのかさっぱりわかりません


日本では、本屋さんにぶらりと立ち寄っては
表紙や、チラッと読んだ印象とか、なんとなく「帯」にひかれてとか、
実際に手にとって本を選ぶことができたのですが

こちらでは、そうもいきません。


日本語の本を売っている本屋さんもあるのですが
品揃えも、雑誌や旅行ガイド、参考書が多く、小説の類は少なめです。
それになんといってもバカ高くってめったに買いません。

たとえば、いとしの晴一さんが出ている ananは、
こちらでは一冊8.35ユーロ、約1300円です


あの、たった一ページの1/4の記事を読むのに1300円は払えない・・・
いくら私が晴一さんを愛していても・・・


と、言うわけで、
なるべく本は日本で買って、こちらに来る人にお願いして
持ってきてもらうことにしているのですが・・・


よく買っているamzonでどれだけ検索しても、いろいろ評判を見ても
いまいちピンときません。
前から読みたかったものは既に読んでしまったんです。


で、再びお願いです~。

お勧めの本や作家さんを教えてください!!


ちなみに今の私の本棚には・・
村上春樹(多分90%は読んでる)、宮部みゆき、東野圭吾
妹尾河童、瀬尾まいこ、宮脇俊三、沢木耕太郎、内田春菊、
鷺沢萌、群ようこ、西原理恵子、浅田次郎、天童新太、
重松清、リリーフランキー、それにジョンアービングなど翻訳もの・・・・・


見てわかるように、かなり雑食です。
お腹減っていると、何でも食べます
評判になったものは片端から読むタイプです。


実際に本を手に取れないで本を選ぶ生活に
そろそろ限界がやってきました。
雑食ながら、お腹がとにかく減っています・・・


というわけで?どうぞよろしくお願いします。
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(ギリシャ・パルテノン神殿からアテネ市街を見下ろして。
町が近いというより、メトロも通る町の中に遺跡がある感じ)
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by miyu-sakura | 2007-01-23 04:43 | J' aime le livre

やったあ。

終わった・・・
わたし、白い灰になりました。


フランス語のテスト。


なまじっか、安い外国人向けの大学の講義なんか取っているので、
普通の学生と同じように、学期末のテストがあるんデス。


12月頭に日本から大量のブツが届いたとき
読みたい本も大量に到着していた


でも、


読むわけにはいかなかったのぉ。


試験範囲が膨大だったし、
コミュニケーションの試験は2人ペアでしゃべるから
相手に迷惑かけちゃうし。


読みたい本が目の前にあるのに、
お預けを食らって2週間。


イヌの気持ちがちょっと分かりました。
はやくテスト終われー!!!!って毎日思ってたもん。


で、終わって、


早速読みました!!


「ハチミツとクローバー」


みんながみんな、片思いしてる漫画。


てか、漫画かよ。


大人だろ。



この、クローバーってスガシカオのファーストアルバム「クローバー」
から取ったらしく、
わざわざ「クローバー」をかけながら読んでみた


全10巻。


大人買いアーンドイッキ読みです


感想は・・・・
あたしも20歳の時は悩んだなあ、って感じです。
ちょっと胸がどきどき。


竹本君は自分探し3級(または4級)だったけど
20歳のころの私は、5級くらいだったかな


卒論がなぜか・・・
「生と死」だったし・・・

今思えば、チャンチャラおかしい内容の卒論、
通してくれてありがとう、先生。




読み終わったら、時刻は夜中の3時。
ほら、うちね、夜中怖いから。
とおっても 、怖いから。


違う意味で、
ものすごい、ドキドキ
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(パリ、ギャラリーラファイエットのクリスマスイルミネーション。
はっきり言って、神戸のルミナリエのほうがでかくて、ずうっとキレイ)
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by miyu-sakura | 2006-12-20 17:43 | J' aime le livre
先週、私を長いこと憂鬱にさせていたフランス語のテストが終わり、
今、私の頭の中はヨ~ロレイホ~ 状態。

次の9月まで、試験はおろか授業も無いのよ~♪うふふ~♪


で、
ようやく読みました。東野圭吾の「白夜行」

ポルノの晴一さんがジャマイカに持っていったということを聞いて以来、
いつかは読んでやる、いつかは読んでやる・・・と念じていた。

実はわたし、どんな小説もイッキに読んでしまうんです。
読み終わるまで、すべての家事と、雑用、必要な用事もすべてストップ。
お風呂だって入らないし、トイレもギリギリまで我慢。
一体どんな修行なんだ?


だから、小説を読むとなると、
今日明日は、時間があるわ~、というときに限られる。

宮部みゆきの「模倣犯」の時は
週末丸2日、家事をストップして、2日徹夜で読みきった。
これは、売られた喧嘩を買った感じ。ほとんど意地
しかもあんなにがんばって読んだのに・・・ラスト、ちょっと拍子抜け。残念~。

「指輪物語」も読みたいけれど、よっぽど暇じゃないと無理。
「アンナ・エカテリーナ」ですら1日がかり。


今回の「白夜行」、読まれた方はどんな感想をお持ちになったんでしょう?
晴一さんは、どう思ったのかな。


私は、読み終えて、つくづくこの題名が秀逸だと。

白夜を行く・・・・暖かい明かりのともる夜でもなく、明るい太陽の下でもなく、
いつまでもほの白い陰のような夜は、一度たりとも深く眠ることすら許されない、
行き続けなければならない業。
この題名を聞いただけで、すごくせつない気持ちになるんです。
読み終えたあと、表紙の「白夜行」という文字が、最初と違った意味になる。

東野圭吾は、以前、週間文春で連載していた「片思い」からの大ファン。
「雪月花殺人事件」や「秘密」はそれほど興味深くはなかったけれど。


ようやく、久しぶりに小説を読みましたが、やっぱり本っていいですね。
というか、どうしてあんな小説書けるんでしょうか。
読んでいても、とてもじゃないけど、途中で止められない。


私はどうも、人間がかなりひねくれているらしく、
「世界の中心で愛を叫ぶ」といわれると、「叫べばっ?」って思うたち。

題名にしても、詩にしても、ストレートなものよりも、
何かを暗示させたり、行間に考えさせられるものが好きです。


って、ひねくれて年取ったよなあ・・・

皆さんも、ぜひぜひ、お勧めの本、教えてください。
アマゾンで日本の家に送って、8月に姉に持ってきてもらいます。
何が面白いのか、本屋でページをめくって見るわけにいかない。

普通にこちらの日本書籍を売る本屋だと、地球の歩き方一冊、3000円以上です。
雑誌の「週間文春」なんか1000円位します。本なんて、なかなか買えない。

でも、まあ、買えるだけヨシとしないと・・・・。
あんまし文句ばっかり言っていると「福の神が、逃げる」
って、すでにもういない気がするけど
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(先回、使ったタイカレーペースト、イエローカレー版。赤味噌みたい)
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by miyu-sakura | 2006-06-20 05:48 | J' aime le livre

MANGA!!!

えー、今週とても毎日ばたばたしてまして、
ほとんどPCに向かう時間がなかったのですが、
私をさらに忙しくさせていたのはデスね、あれですね、
           「ごくせん」。 

はい、今更なのは重々承知でございます。
今回、私がはまったのは漫画の方。1巻から12巻。
内容的にはTVドラマ「ごくせん1」。松本潤がでてたやつ。

日本では、特に20歳を越えた頃から、漫画ってほとんど読まなかったけど、
こちらでは、ニホンゴの出版物はへビーローテーションで何でも
貸し借りをされている。小説然り、漫画然り。

どちらかというと、大人が漫画読むのってどうよ、って思っていたクチなので
あまり手にすることもなかったのですが、読んでみると、是がまた面白い。
ごめんなさい、漫画は子供の読むものって決め付けてて。

実は漫画でも、例外的に西原理恵子は昔から大好きな人で、
天才ナンシー関亡き後は、西原について行こうと決めていた私。
「恨ミシュラン」からの蔵書はほとんどもっている。

ただ、友達の受けは悪い。貸しても、あまり感想を言ってくれないところをみると、
きっとつまんなかったりするんだろーか。
こうやって、人と違うものをいつも気に入る私、人生難しいです
大昔、たのきんトリオでも、野村義男、スキだったし。
オフコースでも、清水仁ファンだったし。


で、普通の人が読む漫画で、最初にはまったのは、
「のだめカンタービレ」。
思わずモーツアルトの「コシファントッテ」を見に行った。(話中に出てくる)
次は、
「ピアノの森」「プライド」「NANA」・・・

で、一番はまったのは
「NARUTO」
これは、全巻イッキに大人買い。大人買いって初めてしたけど・・楽しいっすね。
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これ、こちらの普通の本屋さんで。日本の本屋ではありません。
ニホンの漫画、大人気です。
「テニスの王子さま」「クレヨンしんちゃん」「犬夜叉」「名探偵コナン」などなど。
よーく見ると、フランス語バージョン。ばかのNARUTOもフランス語ぺらぺら。

「NARUTO」はこちらでも、人気な「NINJYA、MANGA」。
フランスの街角においてある、フリーペーパーに特集が組まれてたりする。
ただ、このMANGA、高いです。一冊5ユーロ以上するので、800円くらい。

「NARUTO」読んでると、ゲーム機「GAME CUBE」の「NARUTO対戦」で、
男子小学生相手にさしで突っ込んだ会話ができるという特典つき。

「おばちゃん、ポケモン知らないのに、イルカやロック・リー知ってんだね」
「当たり前よ!恋人ならサスケ、友達にするならカカシ、ペット飼うなら赤丸、
結婚するならシカマルっておばちゃんは決めてるのよ!!」
「へー、おばちゃん好み、渋い・・」

などと「NARUTO」知っていると小学生が
このおばちゃん、ちょっと違う・・って熱い視線を投げかけてくれます。
って、おばちゃんっていうな、おばちゃんって!!


それにしても、ドラマ「花より男子」にしても「ごくせん1」にしても、
私にとって松本潤、ストライクです。あの眉毛、どうよって思うけど。
電柱の陰からじっと見てると足とかすごい細いの。体重も絶対50キロ台前半。

小泉今日子も恋人は20歳年下って言うし、
よし、恋人にするなら松本潤、幼馴染にするなら藤原竜也、
近所に住むなら山本耕ニ、結婚するなら、新藤晴一。これだ。
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by miyu-sakura | 2006-06-03 12:20 | J' aime le livre
晴一さんは、まだジャマイカでしょうか。
いいですね、常夏・・・
こっちは相変わらず寒いです・・・昨日は雪、降ってたし。風も吹いてたし。

突然ですが、
村上春樹を、天才だと思ったことはありますか

わたしは、あります。初めて読んだとき、そう思いました。

一番最初に読んだのは
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
多分、彼の最高傑作。私の中でこれを超えるものはないな、これからも、ずっと。

初期の、比較的難解な小説ですが
これを読んだとき、ホントにおもいましたもの、「天才だ」 って。
天才じゃなきゃ、コレ書けないでしょ、と。


小学生の頃から、私は図書館が大好きで、大好きで、大好きだった。
小学生が、自転車で行ける距離に区立の図書館があって、
2週間に一度は、必ず本を借りに行っていたんだ。

2週間で3冊、読んで新しい本を借りる。
そんなことを何年も繰り返していても、図書館は
「わたしの読んだことがまだない本」であふれていた

図書館は、私の未来で、方位磁針で。
私の知らないことがこんなにあるんだということ、が私をわくわくさせた。
自分の可能性が、果てしなく広がるかのよう。

大きくなって、自分の可能性なんてえらくちっぽけだってこと、に
気づいたそのとき、村上春樹に出会ったんだ。

彼の本は、何度読んでも、何度読んでもいつも新しい。
自分が少しずつ変わっていくにつれ、彼の本は新しい表情を浮かべる

彼の本のを読んでいる時間が、わたしにとっての試金石
果たして私は、彼に少しでも近づいているのか


「遠い太鼓」 彼の紀行集。この、序章がいい。
小説ではない、紀行集の序章、なのに泣けちゃいました。
多分、村上春樹で泣いたのは、最初で、きっと最後。
39歳から40歳にウツルとき、彼がどう考えたか。のところ。
一体ナニが、私の琴線に触れたのか

「雨天炎天」 ギリシャにある絶対的女人禁制のアトス山への紀行文
ここには、メスの猫も、マイケルジャクソンも、ドイツ人観光客だっていないんだ。
・・・・・・私がおとこだったら、絶対行ったな。
ギリシャに行って、アトス山ワインを探してようやく見つけた一本の赤ワイン。
あと、1時間で死ぬよ、といわれたら飲もう。

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」 あんなに不思議で、
あんなに気分をどんよりさせて、あんなにいつもナニかを失くしてばかりいて、
読んでてげらげら笑うことなんて絶対無い、小説を書く村上さんが、
実はありふれた、きちんと常識を持った、気さくな紳士であることがわかります。
英語の、学び方や翻訳のコツなんかもちょっと教えてくれます

「かえるくん、東京を救う」「踊る小人」「パン屋再襲撃」
このあたりの短編集は、スパゲッティをゆでながら、片手で読むのに最適。
「回転木馬のデッド・ヒート」 は短編集のタイトル。
だけど、このタイトル、最高にキャッチー。ココロがっちり摑まれますね。

「風の歌を聴け」 記念すべき村上春樹のデビュー作。
デビュー作でこの完成度・・・遅いデビューだったけど。
25歳でヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のピエタ像を作ったミケランジェロ、
をちょこっと、思い出す。天才は、年齢関係ないのね。

「熊を放つ」 これはジョン・アーヴィングの作品を村上春樹が翻訳したもの。
翻訳ものを読むと、彼の作品って日本語なのに翻訳された小説みたいだな、と
思うのは私だけでしょうか。アーヴィングを他の人が訳したらこんなに面白くない、きっと。


・・・・・・・・
わたしに村上春樹を語らせたら、こんな話しを延々とします。

晴一さん、絶対村上春樹、好きだと思う。だよね?
晴一さんは、村上春樹にほんのちょおーっと、ちょおーっと、ちょおーっと似てる。

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by miyu-sakura | 2006-02-25 06:10 | J' aime le livre

HAPPY 2/14

ハルイチさんのアトリエ作りも一息ついたよーだし(おめでとーございます!)
がんばってホントウの想いを伝えた人もいるだろうし
コドモがもらってきたチョコをうれしそうに食べちゃう人もいるだろうし
なんとなく、普通の日が過ぎた人もいるだろうし
落ち込んでいたけど、ちょっと元気になったよ、という人もいるだろうし
仕事がたまりまくって今日が2/14だってことに気づかなかった人もいるだろうし

それでも、みなさんが2/14の終わりに幸せなキモチで眠っていけるように・・・

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わたしの住んでる町は
今日は赤信号だーーっって★ハートなんです。ホントだよ。

HAPPY VALENTINE・・・・
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by miyu-sakura | 2006-02-15 06:19 | J' aime le livre
きょうは2/14、バレンタインデイ!!
先ほど、ハルイチさんの「カフェイン11」を
インターネットラジオで聴いて思い出しました。
(年賀状に、だ、だけ書いて告白した話、わたしも笑えた~)

こちらでは、というより、どうも聞くところによると
日本以外の欧米では、
オトコからオンナへの愛のプレゼントデイです。
花やお菓子,ちょっとしたジュエリーなどが贈られます。

Le jour de l’amour (愛の日)
であるので、家族あてに贈ってもいいわけです
愛の告白の日、と言うより、愛の確認の日。

フランス語の先生に
「日本人は付き合ってしばらくすると倦怠期っていうのになって、
あんまり愛し合わなくなるんだよ」 と話したら、
「バランタン(フランス語ではこう発音する)は、
愛をrecommencerする日だから、
食事に行ってお酒を飲んで、愛を確かめなければならない」

と言う彼女は、50歳は楽に過ぎている、と思う。
(女性に年齢を聞くのは大変失礼なのでコワクてとても聞けない)
さすがアムールの国。いくつになっても・・・・

recommencer(ルコモンセ)とはもう一度はじめる、の意味。
毎年毎年、この日、一から愛をはじめるわけです。

彼女は、私に、ヒニンの仕方とか、逆にコドモの作り方まで教えてくれる。
絵をかいたり、ジェスチャーつきで、いろんな愛の講座をしてくれるわけですが、
大変あっけらかんとしていて、全然エッチじゃないんだな。
隠そうとするから、いやらしくおもえるのかしらん。

こちらの現地のケーブルTV、43チャンネルくらいあるうち、
夜遅くなると、2つくらいはエッチ。
おおっ!!こ・こ・こ・れはっ!!ええっ?こんなことまでぇ~?
というより、頼むから、ぼかしてくれっていうのまである。

こちらにいると若い男性の方でもビデオ屋さんに通う必要はありません
TVで普通にやっているから。
でも、なんだかコワイんですけど・・・みんな大柄だし、なんかスゴイし。
野生の証明?って感じです。

しかも、ほんとに遅くなると、ムキムキの男の人が筋肉見せ付ける番組も
やっていて、これは、女の人むけじゃないよなぁ、と思ったりしています。

ハルイチさん、ジャマイカでもきっと、野生の証明のTVやっているよ

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(フランス、サンマロにて)
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by miyu-sakura | 2006-02-14 08:24 | J' aime le livre