ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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天気職人

えー、今回は、生の私のことをご存知の方は飛ばしてください。・・・
(はずかしいのと、オチがないので)

haru☆jp(ポルノ晴一さんのブログ)のお仲間と作りました、
小説部の宿題、ポルノの曲、「天気職人」を課題に駄文を書いてみました。


               「天気職人」

   もし僕が、天気を自由に操れる天気職人だったなら、
  明日は君のため、雲ひとつない青空を作って見せるのに。


 君からの手紙が届いたのは、僕らが初めて出会った、桜舞い散る午後。
 差出人の名前がなくても、僕は君からの手紙だとすぐにわかった。
そして、君が僕との思い出をまだ密かに持っていることも。

 僕が君に一目ぼれして、そして思いをようやく伝えて二人付き合い出したのは
夏も終わろうとしていた頃。
 寂しいはずの秋の始まりが、寄り添って歩く口実になり、僕は有頂天だった。
憧れ、焦がれた君が、僕のすぐ隣にいるなんて最初は信じられない気持ちで
いっぱいだったんだよ。
 会う口実に誘った映画を、今でも僕は鮮明に覚えている。
 映画の後で初めて行った喫茶店で、どんな話しをしたかなんてことも、ちゃん
と覚えているんだ。

 僕は相変わらず、この狭いアパートで、君からの手紙を読んでいる。
手紙には、君が飼っていた猫が子供を産んだこと、そして久しぶりに、僕らの
母校に行ってみたことなどが、取り留めなく書かれていて、まるで、書くことを
止めたらそこで人生が終わるみたいな調子で、延々と続いていた。
 そして、分厚い便箋の最後には、まるで、忘れ物をふと思い出したかのように、
4月20日、とだけ、書かれていた。
 今の僕には、その長い手紙が、そのたった5つの文字を僕に伝えるために
だけに書かれたことくらいわかる。昔の僕にはわからなかったことだけど。
 4月20日、君の結婚式だ。

 君が、かなりわかりにくい人間だということは、付き合う前から知っていて、
実際のところ、そこが君の魅力だったんだけれど、君の旦那様になる人は、
ちゃんとわかっているのかい。
 手紙は、相変わらず自分のことばかり書かれてて、僕のほうの様子を訊く
そぶりはないけれど、そう、それでこそ僕の好きだった君だ。わがままで、
強引で、自分勝手で、そして、笑い上戸だ。僕らはよく、ちょっとしたことでも
笑いあっていた。笑い転げていた。
 でも、今、君の事を思い出すと泣き顔しか浮かばない。不思議なことだけど。
本当に、笑い上戸だったはずなのに。

 僕の知らないところで昔の男といるのを見たのは、付き合って3年になる頃。
君を傷つけて、君をなじって、僕らは終わった。君は、何も弁解をしなかった。
僕らは同級生で、3年付き合って、そして別れた。ただそれだけのことと、僕は
そう思っていた。ずいぶん後になって、ばったり君の友達に会うまでは。
 友達は教えてくれたよ。君が、僕が信じてくれなかったことが悲しい、何も
なかったのに、とたくさんたくさん泣いたことを。
 
 僕はまだ、ここにいる。この、君がよく訪ねてきたアパートの部屋で、変わらず
忙しい毎日だ。君とのことを、思い出す暇もないくらいに忙しくしている。そして、
僕にも彼女くらいいて、優しくて、かわいくて、やっぱり笑い上戸だ。そこそこ
ナントカ、元気にやっているといえる。
 毎日忙しく暮らしているうち、時だけがあっという間に流れていく。人生って
たぶん、そんなもんだ。


 明日は、4月20日。君の新しい門出だ。
 僕たちの終わりを告げた手紙は、もう捨ててしまったよ。残らない方がいい。
 僕たちは、僕たちの道をばらばらに、でも、しっかりと歩いていく。些細な日常の
なんでもない積み重ねを幸せと思えるよう、心から願うよ。
 君とともに歩けなかった僕のこれからの人生が、どんなものになるかは誰にも
わからないけれど。


 笑い上戸の君が、ずっと笑っていられるよう、天気職人に僕は頼もう。
 君のこれからの人生に、僕はもうどこにもいないのだから。


 せめて、最後に、明日の君の結婚式が、雲ひとつない晴天でありますように。

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by miyu-sakura | 2006-05-29 08:46 | ポルノ・ポルノ!!

私の前にあるのは。

今、私の前にあるのは、一辺が10センチ程度のよくあるタッパー。

私は、それを前に、腕組みをして考えている。
考えても考えても、答えは出ないんだな。

実は、このタッパー、1ケ月ぶりに棚から出してきた布袋の中から、
こそっと出てきた。
中身が・・・・切り分けたオレンジが、入ったままだ!!

こちらのスーパーで買ったものなので、ふたは白、下は透明。
オレンジが、何か別のものになってる様子が、透けて見える。

う。

う。

こういう場合、あなたはどうしますか?


ふたを開けて、中身を捨てて、きれいに洗って普通に使いますか?

そうですよね。それが正しい方法ですよね。

わかってます、分かってはいるんですけどね、
どうしても、ふたを開ける勇気が出ないんです。

だって、オレンジを入れたのが私だったから、オレンジと分かるだけで
知らなかったら、イカの塩辛か、腐りかけたオレンジヨーグルトゼリーか。
とにかく、なんだか普通じゃない


で、このまま捨ててしまうことを決意。
確か3個で1ユーロだったから、一つ45円くらいだし。

でも、どうせ捨てるなら、もっとすごいことにしてからだなと、
窓際の、よく陽の当たるところにそおっと、おいてみた。
捨てるに値するだけの言い訳作りに。
だって、悪くもなってない容器を捨てるの、気がひけるじゃないですか。
もう、目も当てられないくらいになってくれないと。

そして、午後の、きらきら光る5月の陽光に、答えるかのように光る中の液体。

じいっと見ていると、ぐつぐつ、というか、ぶくぶく、というか、
何かのすごいことが、水面下で行われているんだろうか。

で、そのまま、数日置いてみた。


で、さっき、かすかにワクワクしながらタッパーを見に行った。

             が!!!

私のこんなに熱い期待に反して、あんまし変わんない。見た目が。
このところ天気が悪く、気温もあがってないからかもしれないけど。

う~ん。

これは、やっぱりふたを開けて洗って使うべきなんだろうか。
ナニが何でも、捨ててはいけないということなのだろうか。

ようやく福の神が、ちこっと来てくれたんだし、
勇気出してふたを開けなきゃいけないかな。

ってか、わざわざ発見した時より、さらに発酵させちゃったんだけど。
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(フランス、AMBOIR城から下の町を見下ろして。)
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by miyu-sakura | 2006-05-28 07:58 | ヨーロッパで暮らすということ
先週のこと。
最近、プチアンラッキーが続くなあと思っていた。

先月になくした銀行カードは、なんとかカードだけは届いたのだけど
シークレットコード番号が設定されてなくて使えないし、
電話で文句言うたびに、「今日送る」っていわれるし、

小銭がなくてパーキングチケットが買えずに車を止めたら
1週間に2回も立て続けに駐車禁止とられるし、

5日もあれば届くはずのスピード国際郵便が、2週間以上経っても届かず
問い合せると「配達した」と言われるし、(後に倉庫にあることが判明)

先月に頼んだ普通の国際郵便が早いと1週間位で届くはずが
やっぱり1ケ月以上経っても届かず、ゆえにポルノの「天気職人」聴けず

お金がなくてキッチンペーパーが買えず、しょうがないから
から揚げの下にティッシュペーパーを敷いてみたら、
食べたから揚げにティッシュがくっついてて
ほとほと貧乏ってイヤだって心底思ったし。

全部プチなことなんですが重なって、しかも予定もたくさん重なって、
意味なくばたばたしてて、なんだかなあと思っていました。

で、ある日、いつもばたばたと車に乗り込んでしまうので
気にしてなかったけど、玄関周りがひどく汚いのに気づいた。

あ~、コリャだめだわ。
もしも私がまっとうな神様だったら、こんな家にはよりつかないわ。

家の前には大きな白樺の木が2本。
3階建ての家の屋根より高い。
そこに野バトが巣を作って、おかげで車がフンまみれになっていたのだけど、
まあ楽しそうに暮らしていました。

ある日、どこかのハトとマジ喧嘩したらしく、ハトが1羽、下に落ちて死んでて。
近所の子供を呼んできて片付けてもらったけれど。
それから、どうも思い出に浸る死んだ片割れが夜になるとやってきて、
ちょうど玄関の上のあたりで眠るものだから、玄関、フンまみれ。

あわてて、市場に行って花の苗を買ってきて、マッハで花を植えた。
それから2時間かけて雑草を刈り、枝を集め、掃き、水で洗い、
玄関先をぴかぴかにした。

おおーい、神様、てか福の神、カモ~ン!!

それが先週の末のこと。

今週の火曜日、なんと銀行からシークレットコードが、
宅配会社から送った荷物が、
そして旧友から妊娠したとの知らせが
イッキに届いたのでした・・・・・


というか、銀行カード再発行に1ケ月、宅配荷物に1ケ月、
福の神に頼らないと暮らしていけないこの国って、どうよ。
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(ルーブル美術館の窓より)
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by miyu-sakura | 2006-05-24 21:41 | ヨーロッパで暮らすということ
こんにちは、気温が上がったり下がったり、
ナンジャコリャー、って感じですが、妄想バトンがまわってきました。
羽音ねえさん、緑夏さん、おっしゃあ行くよ~。

妄想ポルノバトン☆2つ☆

・昭仁さんor晴一さんに手料理を作ってあげるとしたら、そのメニューは?

 私の愛は晴一さん一直線よ!このバトンは全部晴一さんとの出来事ね☆
 そおねえ・・・まずう、お料理ってことはあれよね、
 裸にエプロンよね。
 脇に肉がはみ出そうと、お尻がでかかろうともそんなことは関係なし。

 とりあえず裸エプ姿で、ご注文をお聞きするわ。
 そして、どんな注文が出ようとも、私は作って見せるわ。
 ワニとかダチョウ以外なら。

・新幹線に乗っていたら、隣の席に昭仁さんor晴一さんが乗ってきました。
 アナタはどうします?

 だって私たち、運命の糸で結ばれているんですもの
 それは偶然でなく必然。もう、私たちの歴史がそこから始まるの。
 目と目が合った瞬間、キット晴一さんにも電気が走るはず。
 ビビビって。言葉なんて・・・い・ら・な・い。

・昭仁さんor晴一さんの誕生日を二人っきりでお祝いできるとしたら、
 どちらの誕生日をどの様に祝ってあげる?

 私の誕生日と、晴一さんの誕生日、2週間半しか離れていないのよね。
 もっというと、昭仁さんともそんなに離れていないのよ。
 ちょうどお二人の誕生日の間くらいなの・・
 ほぉら~・やっぱり運命☆
 晴一さんと私、お互いのB・Dを祝って夜通し二人っきりで語り合うの。
 生まれてきてくれてありがとうって。

次の人への質問
◆昭仁さんor晴一さんからプロポーズ。アナタに捧ぐ愛の歌は?
 (ポルノの歌じゃなくてもOKよ)

 愛の歌といえば・・・「マイウェイ」でしょう。
 きっと熱唱してくれるはず!!

◆どしゃぶりの雨の中、昭仁さんor晴一さんが佇んでいます。
 偶然見かけたアナタ、どうする?

 偶然じゃなくて、それは運命。そっと手をとっておうちにつれて帰ります。

◆突然覆われた影。上を見上げると昭仁さんor晴一さんがアナタに手を
 差し伸べています。彼が口にした最初の一言は?

 「ずっと、待っていたんだよ。」 きっと晴一さんは涙目。

バトンをくれた方へのメッセージ
 羽音姉さん、妄想じゃなくて、未来日記なの。
 デス・ノートみたいな、書いたら実現しちゃうようなノートがあったらどーしよー。


さらに妄想は続く・・・

1.朝、目が覚めたら昭仁さんor晴一さんが朝食を用意して待っていてくれました。
 さて、メニューは?お礼の言葉とともに考えてみて下さいv

 晴一さんが作る朝食は・パンとコーヒー☆それにチーズかな。
 いいの。毎日のことだから。張り切っても疲れちゃうじゃない?
 で、私からのお礼の言葉は「うっ、まずい」。
 きっと彼は、恥ずかしがり屋の私を理解してくれるわ。

2.今日は待ちに待った「ハネウマライダー」の発売日!CDを買いに行ったら、
 2人がレジの店員さん!!さて、どうする?

 これは、カメラがまわっているでしょう。どこかに。
 そうでもないなら、とりあえず、その瞬間から私も店員になります。
 レジの裏に回って、エプロンかTシャツ着て、いらっしゃいませ~って。
 そして、レジの打ち方から、接客の仕方まで、手取り足取り教えるの。
 そう、そしてそのあとはおうちにお持ち帰りします。

3.昭仁さんと晴一さんに同時にデートに誘われました!
 どっちの誘いを受けますか?(2人ともはダメv)そして、どこへ行きたいですか? 

 晴一さんに決まってるでしょ☆
 そおねえ、デートだからとりあえずカレー食べて、本屋に行って、
 公園行って、鳥にパン投げて、日が暮れるまで散歩して、
 ベンチでコーヒー飲んで。ナンだったら俳句でも一句詠みあう。
 最後はおうちにお持ち帰りです。

4.澪さんからの質問
1.偶然行った全然知らない人たちのライブにポルノの二人がゲストで登場!
 しかも貴女の席は最前列だった!どんなアピールしたいですか? 
 
 眼力で。瞬き一つしないで血走った光線を送ります。

2.昭仁さんと晴一さんが、ひとつだけ願い事を叶えてあげると言いました。
 何をお願いしますか?
   
 一緒に旅にでよう。人生という長い航海に・・・
 
3.昭仁さんor晴一さんが新曲の歌詞を見せてくれました。
 「おまえのこと想って書いたんじゃけど…」その歌詞の内容、そしてタイトルとは!?

 「WE LOVE US」のような曲。もう日常です。当たり前の日々

バトンをくれた方へのメッセージ
 緑夏さん、こんなんでました~。晴一さんが禿げようとも、ヘイキ。
 いつも、ポルノ情報が早くUPされてるから、とっても楽しみにしてます。
 なんといっても、私が起きてる時間に起きてるのは、緑夏さんしかいない!!

次のバトンは~、もしもらいたいヒトがあったら持ってください。
私の妄想のほうがモットすごいわよ!!とおっしゃる方。
くしくも2つのバトンがまわってきて、しかも、イッキにやっちゃいましたが。

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by miyu-sakura | 2006-05-22 06:58 | ポルノ・ポルノ!!
さて、ようやく始まった”猫”のパレードです。
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このあたりは、まあ、猫のパレードだなという気がするのですが、
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このあたりになると、猫は何処に?というナゾが残ります。

実は、パレードは、中世に繁栄したイープルの町の歴史や、
猫についての言い伝えや童話の場面、
魔女と猫の裁判などを、ミュージカル風に再現しています。

さらに、世界の猫の紹介として、いろいろな国の服を着た猫が出てきたり、
ミュージカルのキャッツ、ムスティなども大きな山車とともにやってきます。
私が一番好きだった山車はこの猫。↓
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世界の猫で・・・これはミフィーか?キティーか?
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よく見ると・・浴衣の足元は普通のヒールのサンダル。
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大掛かりな山車もたくさん出てきます。
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こうやって、写真を並べて見ると、ああたくさんでてきたな、という気がしますが
祭りの進行自体がなんだか、ちゃきちゃきしてない。出て来る間隔がまちまち。
オリンピックの中継で日本選手団は、ぴちっとそろって行進しているのに
欧州の選手はばらばらに歩いている、そんな感じのパレードの進行です。

さて、パレードも終盤。
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猫のジャイアント。高さは8メートル、180キロ。オスがCieper君。
おニューの服でごきげん。
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素敵なドレスのメス猫、Minneke Poes.2003年にドレスを新調。
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ジャイアントは他にも何体もでてきました
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このジャイアント、2人の男の人が、抱えて歩いてました。
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パレードの最後はバズーカで紙ふぶき。子供大喜び。
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で、この猫祭りで私が気づいたこと。というか一番胸が高鳴ったのは・・
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この手の羽付き帽子をかぶる人、やっぱり好きだわ。という発見。
昔から帽子大好きなので。
三銃士、という映画がありましたが、あのコスプレ、たまらん・・・・・
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by miyu-sakura | 2006-05-19 05:51 | ヨーロッパで暮らすということ

さてと、猫祭り。その1

先週の日曜、5/14はイーペルの猫祭りでした。
と言ってすぐにピンと来るあなた、かなりの猫好きか珍しいモノ好きでしょうか。

そう、何を隠そう、珍しいもの好きといえば私にかなうものはありません。
当然、行って来ました。3年に一度のベルギー、イーペルの猫祭り。

でも、どうしても午前中用事があって、午後から出かけて、
電車で往復4時間、現地滞在時間3時間という、ばたばたの観光になりました。
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イーペルは、ベルギーの西、フランスとの国境に程近いちいさな町。
この駅の小ささが物語る、普段は静かで落ち着いた中世の面影残す町。

この猫祭りは日本からツアーも出ているようで、有料の観覧席の一部に
日本人が団体で座っていたりしました。って、私もしっかり日本人なんですが。
観覧席取れなかったので、3時間ずううと、立ち見です。貧乏ってイヤね。

猫祭りは2日間に渡りさまざまな催し物があるのですが、メインイベントといえば
猫のパレード、と猫投げ、です。
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パレードは3時からあるのですが、その前にスポンサーの宣伝カー?が
40分以上練り歩き、子供たちにキャンディーやグミをばら撒きます。
おばさんである私にアメなんか誰も投げてくれず、いい加減猫、でてこんかい、
と思い始めた頃、やってきました、猫暴走族。
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・・・・悪そうなヤツらだ。

そのあと、イーペルのロイヤルハーモニー、そして旗投げの演技。
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ここまでで、約1時間経過。まだまだ猫は、ちょこっとしかでてきません・・・

実は、周りに3年前のお祭りの評判を聞いていったのですが、
「思ったほど面白くなかった」とか「道が込んでてたどり着けなかった」
「駐禁にあった」等々、あまり芳しくない。
この1時間で、フト不安になる私・・・・もしかして、はずれ?

などと考え始めた頃、やっとやっと始まりました。
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猫祭りは、中世から続くイーペルでの大きなお祭り。
災難は魔女によってもたらされると、中世ヨーロッパでは魔女と、手下である
クロネコが魔女狩りと称して処刑されたという。それが祭りそのものの起源。

時代を経て、町の主産業である繊維をねずみの被害から守った猫を讃えたり、
イーペルの歴史やコトワザや童話、世界各地の猫をテーマにしたパレードが、
1500人もの仮装した人々によって演じられる。
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まだまだ、パレードは続きます。この続きは次回。
パレードも2時間かかって立ちっぱなし。観覧席も買えない、貧乏ってイヤね・・・
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by miyu-sakura | 2006-05-17 05:29 | ヨーロッパで暮らすということ

DINANT  (ディナン)

前回のブログに、ディナンの写真を載せました。
私は、ここが意外に気に入っています。

ディナンは、ヨーロッパの小国、ベルギーの南の方、
フランスの国境に比較的近い、小さな小さな町。
ものすっごい観光地ではなくて、当然、世界遺産でもなんでもない。

ムーズ川が長い間かけて創った断崖の下がディナンの町。
断崖と川との間は道が一本にその両側にとレストランとホテルがあって。
断崖と川に挟まれながらも、しっかりと商売をしています。

そのムーズ川では、5人乗りのちょっとしたボートを貸してくれます。
一応、モーター付で、日本みたいに免許なんてなくても貸してくれます。
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そのボートに乗って撮った写真がこれ。↑
教会の左上の断崖のテッペンから写真を撮ったのが先回の写真。


断崖のテッペンには、400段の階段を自分で登るか、ケーブルカーで登ります。
どちらにしても5、5ユーロかかる。で、バカだから、ついうっかり階段登っちゃう。

そしてテッペンには、シタデル(城砦)があります。
シタデル内部はフランス語と英語のガイドツアーでまわるんですが、
すいません、こーゆー城の中の写真撮る勇気ありません

この城砦は、フランスにも、オランダにも、さらにはドイツにも占領されて、
しょっちゅう支配者が変わっているようで、
「このお城ですっごくたくさんの人が死にました~」
なんて説明受けながら、壁にずらっと並ぶ甲冑なんて撮れません。
夜中に歩いてこられても困るじゃないですか。

そのガイドツアーの最後なんて、爆撃で傾いた第一次世界大戦の塹壕を
わざわざ再現して、しかもちゅーん、どどどーんって
戦場音まで流して、斜めになりながら低い穴ぐらを歩くサービス付。
そんなサービス、いらん


このディナン、普通にベルギーに観光でこられたニホン人は、
あんまり立ち寄らないと思います。地球の歩き方でも扱いはたった2ページ。

ベルギーにもし行っても、(まず絶対数があんまり行かないんだけどさ)
ブリュッセル、アントワープ、ブリュージュ、ゲント、次に、F1のスパかな。
だからディナンは比較的マイナーな観光地なんですが、
ここは行って初めて、えっ!意外にいいじゃん、という驚きの町でもあります。
何事も、説得より、納得。案ずるより生むが易し。(って喩え違う)

何より、この私にモーターつきのボートを貸すという怖いもん知らず
なところがナイスです。私、生まれて初めてモーターボート運転しました。

でも皆さん、知ってました?
ボートってハンドルまっすぐに持ってても蛇行しちゃうって。
そしてどんなにしっかり持ってても、何度も岸に向かっちゃうって。


というか、このディナン。こんな大げさな城砦なのに、
そんなにしょっちゅう占領されるんじゃ
ぜんぜん意味ないじゃん。砦って言えない・・・。
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(断崖の上から見ると、こんなかんじ)
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by miyu-sakura | 2006-05-14 06:36 | ヨーロッパで暮らすということ
きぐうー。

奇遇だわー。

じつは私も、なくし物、とくいー。

ちょっとじまんー。



ポルノの晴一さん、携帯電話なくしたみたいです。
しかも、この一年間で三回目。

で、


きっぐうー。

わたし、おおきなこえではいえないけど、

このあいだ、腕時計なくしたー。

この10年で4つ目ー。

ふっしぎー。

なんでだろー。買って一年もたつと、どっかいっちゃうのー。

このあいだのは、ちょっと高かったのにー。



なくしたというか、こんかいは、きっと家の中のどっかにあるとおもうんですー。

でも、この家、こうぞうが微妙で、どこさがしていいのかわかないー。


だって、ちかには、牢屋にしかみえないワインセラー。

0階にはトイレの換気がダイレクトにながれこむしんしつ。
(トイレの換気口の出口がそのへやにある)

1階には、まなつでもヒーター入りっぱなしのオイルヒーター。

2階にいたっては、パズルみたいにパーツがぽこぽことれるフローリング。

一番上のバムケロ住むよな屋根裏は、50年分のほこりがもれなくついてくるー。

ようは、築50ねんのとんでもなくおんぼろの家にすんでるってことなんですが。



なくし物といえば、

3週間まえにぎんこう行って、お金下ろしてカード取らずにかえっちゃって、

いろいろクレームやら交渉やらがんばってしたのにー、

いまだにぎんこうから音沙汰なしだよー。



おまけに、

きょう、そんなんだから小銭がなくて、パーキングチケット買えなくて

一か八かでチケットかわずに車置いてたらー

15ユーロの、駐禁しっかりとられたー



先日行った、アイルランドの人々は、現在でも妖精がいると信じているという。

その妖精も、赤い靴に三角帽子の靴屋のレブラホーン、金持ちの妖精。
同じ靴屋なんだけど、飲んだくれのクルラホーン、
詩の妖精で、ダケドこいつと会うと寿命が短くなるリャナン・シー、
首なし馬の引く馬車にのって現れるデュリュラハンはもちろん悪霊、
などなど、たくさんの個性的なキャラクターが。


だから、何か物がなくなるといたずらっ子の妖精の仕業とみんなで言い合う。

そっかー、うちにも、いるぞ。妖精が。

きっと、晴一さんと、おそろいのヤツだ。

        絶対だ
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(ベルギー、デュナンにて)
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by miyu-sakura | 2006-05-11 03:41 | ポルノ・ポルノ!!

ココロ打つ詩。

私は約1年半前から大ポルノファンなんですが、
それまでは、私のそこそこ長い人生分、いろんな人のファンでした。


皆さんは、ポルノさん以前は、どんなヒトが好きでしたか?


学生の頃は、実は、佐野元春、の大ファンでした。
なにより彼の人生観や、自然体なところが妙にツボでした。
彼の横浜アリーナのコンサートも名古屋から日帰りで行った。
若かったなあ・・という私のセイシュンでもあります。


大人になってからで、ああこのヒト好きだな、としみじみ思ったのは
奥田民男、田島貴男、スガシカオ、HY、サンボマスター。
それ以外にも、スピッツやB’Zや、あとは洋楽もいろいろと。


今日、久しぶりに棚から出して聴いて、久しぶりに涙が出そうになった。
スガシカオの「黄金の月」

スガシカオは「月とナイフ」以来のファンで、何度も何度も助けらて、
そして何度も何度も泣いた。
ニホンで聴いた最後のコンサートがスガシカオ。
こちらに来ることが決まっていたから感無量だった。


ポルノの晴一さんを私が好きなのは、何よりもその詩。
晴一さんは、すごく、というかものすごく照れ屋だと思う。
本当の晴一さんを少しばかりプロテクトして、言葉で武装して、
流麗な言葉を武器に、相手のココロを溶かしてく。

たとえるならイソップ童話の「北風と太陽」の「太陽」。
コートを脱がしていくのは、やさしく言葉で包んでいこうとするチカラ。


スガシカオが好きなのも、やっぱりその詩。
言葉を武器に、けれど彼は、相手のココロを叩き壊してく。ストレートに。
汚いこトコロを、これでもかと見せ付ける。目が離せなくなる。

「あまい果実」の詞、わかるよ、あのキモチ。どろどろしてるけど、確かに真実。
「黄金の月」も切なくて、「愛について」は名曲。「夜空ノムコウ」も。
「夜明けまえ」は私のパワーソング。なぜかたどり着く曲。


「果実」といえば、「奇妙な果実」って言う、ビリー・ホリディの曲が昔あって。
英語で、よく意味もわからずなんだかタダ、セツナイ曲だなって思っていた。
黒人の女性ジャズボーカリストで、もう亡くなってしまったけれど。

ある日、その奇妙な果実って言うのが実は、
木からぶら下がって首をつって死んでいた実父、という話しを聞いた。
黒人の差別がものすごかったアメリカ。黒人の人権なんてなかった頃。

詩も、直接的にはそんなことは書いてない。書くと発売できなかった。
ただ、奇妙な果実が風に揺れる、とだけ、彼女は声を絞って歌う。

この背景を聞いてから、この曲を普通のキモチでは聴けなくなった。


詩ってすごい。すごいよ。
あいうえおも、ABCも、みんなに平等に与えられているのに。

幾千もの組み合わせで、ヒトの心をたくさん揺れ動かせる、
それを才能というのなら、


私はそれを、願ってやまない。

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(フランス、ローヌ川岸の古城アンボワ城、この教会にダビンチは眠る)
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by miyu-sakura | 2006-05-08 06:04 | それでも・・・

停電その後。

なんだかお久しぶりになりました。
みなさまはお元気で、お変わりなくお過ごしでしょうか。

えっGWだから旅行に行ってた?
えっ仕事だ、ばかやろ、そんな話するな?


そうですか。みなさまお元気そうで何よりです。


私は例によって、不摂生がたたり、風邪をひいてしまいまして。
でも、一日半ほど寝ていたら、意外とすっきりしまして。
こちらには、リゲイン系のドリンクは売ってないので、とりあえず寝て治す。
こちらのヒトは、その手のドリンク飲んでまで働かないみたい。


で、さあ、更新しようかとパソコンに向かいましたらね、
イキナリきたんですの。ぷつんって。

そう、停電です。

こちらに来て、初めてでしたが、たまにあるとのうわさは聞いていました。
でも、ろうそくは0階のガレージだし、懐中電灯なんてないし。

こちらは、台風も地震もありません。ついでに言うと梅雨もない。
一年中、なんだか薄ら寒い。なんだか霧っぽい。たまに晴れる。

そんな、パンチのない気候なので、トクベツ緊急事態もないので、
緊急避難袋なんてモノもないし、懐中電灯の用意もないわけで。

とりあえずいろんなものを踏みつけながら窓に行くと、お外は真っ暗。
久しぶりの漆黒の夜です。通り過ぎる車もハイビームにしてる。

じっと見ていると、お向かいさんが、ろうそくを手に窓の外を見ている。

う。

う。

ろうそく持って、外を見るな。カオが怖いだろ

映画なんかで、洞窟なんかを探検する場面でろうそく持って歩いてますよね。
あれ、実際マジカで、真っ暗の中でやられたら、絶対怖いと思う。

でも、非常識なのを承知で書きますと、
非日常ってわくわくしませんか?

私は、暗いの大きっらいなんですが、
とりあえずふくろうの気持ちになって空を見ていると
目って慣れてきて、いろんなものが見えてくる。
ちょうど、月が出ている夜だったのも手伝って、青白っぽく見える。
なんだか、赤外線スコープで覗いているみたいです。

こりゃ、夜中に泥棒も入れるわ。って感じです。


けっこう長いこと、復旧するのを待っていたんですが、
全然復旧する気配がない。
近所のヒトも、慌てずろうそくちらちらさせながら、普通に過ごしてる。

そう、この国のヒトは、全然働かない。
夜の10時半なんですが、保全係なんているはずがない。

以前、2週間ほど前に、私が銀行カードをなくした話しを書きましたが、
当然ですがまだ、手元に来ておりません

待てど暮らせど、連絡が来ないので事務所に行って聞いてみると
こういわれました。「ナニ?それ」と。(涙)

古いカードはどうも、というかやっぱり、どこかに行ってしまったらしく、
あきらめてもう一度ブロックして、新カードを作ることにしました。
 「新カードはいつ来るの?」 と聞いたら
 「1週間後だ」 といわれました。

・・・・・来るのはキット1ケ月後だな・・・・・・・・


で、停電。30分くらいは待っていたのですが、
本当に復旧する気配がないので、しょうがないので寝ることにしました。

停電の夜って、本も読めない。TVも見れない。音楽も聞けない。
いつもしていることが何にもできない。
昔のヒトは一体夜何してたんだろう、ろうそくってそんなに明るいか?

しょうがないから、窓の外の月をじいっと見ながら寝ましたが、
しみじみ思いましたね。

冬じゃなくてよかった・・・・。
死ぬトコだった。
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(フランス、クロリセ。ダビンチが500年前に亡くなった家)
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by miyu-sakura | 2006-05-07 15:14 | ヨーロッパで暮らすということ