ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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ほんとに驚くくらい、とうかむしろ気味の悪いくらい
いい天気が続いているので
オランダ北部を車で巡ってきた。

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晴天が続いた後にはきっと雨も続くはず・・・というわけで
行ける時には行っときましょう。


ガソリン代こそかかるけれど、我が家は安価なディーゼル車だし
なにより高速代が一切かからないので

昼食のおにぎりや飲み物をしっかり持ちさえすれば
意外と安上がりに旅行できるところが欧州のいいところ。

残念ながら五平餅売ってないんだけどね・・・・(当たり前か)


オランダは、第二次世界大戦でナチスドイツに占領されるなど
壊滅的な打撃を受けた都市が少なくない。
(有名なアンネの日記はアムステルダムで書かれた)


また、国土の1/4が海抜0メートル以下というやせた地盤で
酪農・園芸のほかは、欧州屈指の高度な重工業が国を支えている。


そのためか、他の欧州の国々と比べると
レンガ作りの重厚な建物に混じって
新しい近代的なデザインのビルが目に付く。
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世界遺産系の古いもの好きな私は、
そんなオランダを旅することはそれほど多くはなかったのだけど



オランダって、というか
オランダ人ってすごい!!!


と今回しみじみ思った。



20世紀のオランダ人は、
度重なる水害に業を煮やして
30キロも離れた半島と半島を人工の堤防で結んで
海を湖に代えてしまったのだ。
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それが、オランダ北部、北ホランダ州とフリースランド州を結ぶ
「大堤防(Afsluitedijk)」

長年水害を繰り返す北海を30キロもの直線道路が、
北側を北海、南側を淡水湖に分けた。
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1932年のことなので
今のような近代設備があるわけでもなく
作業の中心は人海戦術による手作業が中心。


当時の建設現場の写真は堤防内にある展望台に展示しているのだけど
よくもまあ、こんな調子で30キロも、
冬には氷に覆われる荒波の海に堤防を造ったもんだ、と感心することしきり。


世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った、と言われる所以である。



この海の中に真っすぐ伸びる堤防の上は
今は高速道路になっていてキモチのいいドライブが楽しめる。


そういえばナビゲーションシステムがまだ出始めの頃
システムエラーでよく海の上を車が走っていたけれど
今回、うちのナンシー(携帯ナビ)でも見事に海の上を走っていました。


・・・・ミョーにうれしかった。



この大規模な干拓事業によって、
それまで何度も水害にあっていたスホクラントの島が
堆積する土砂によって本土と陸続きになった。


旧スホクラント島を含む東西約3km、南北約6.5kmの干拓地が
1995年、その類まれなる人々の英知を称して、
世界遺産に登録された。


それにしても、
こんなすごい道路作って、しかも無料で走らせてくれる太っ腹なオランダ人。

好きだ。いや、大好きだ。


そうそうこの道路、自転車でも走れます。
サイクリング好きの方はどうぞお試しください。
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by miyu-sakura | 2007-04-30 11:49 | 今日の世界遺産

ハルの森  

キモチの悪いくらい暖かかった冬が終わったと思ったら
さらにキモチの悪いくらい晴天続きの毎日ですが、

おかげで色とりどりの春の花々が
一斉に、競うように咲き誇っています。



オランダのキューケンホフ公園では
大ぶりのチューリップやクロッカスが、今一番の見ごろ。
日本からも大勢の人々が花を楽しみに訪れています。


オランダのおとなり、ベルギーの首都ブリュッセル。
面積の4分の1が森林や公園といわれているほど緑に恵まれています。


そのブリュッセル郊外、
ナポレオンが敗れたことでちこっと有名なワーテルロー市の近くにある
ハルの森(BOIS DE HALLE)に

一年のうちたった2週間しか咲かないという
野生のブルーベルを見に行って来ました。

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ハル=春ではなくて(最初聞いた時はそう思いましたが)
halleという地名です。

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何かが期間限定で見ごろになると、
どっとたくさんの人が押しかけて
人を見に行ったんだか、花を見に行ったんだかわからなくなりますが


なんといってもここは、森。
公園でもなんでもなくて、フツーに森。

散歩道が整備されているだけのひろーい森で、
観光名所でもなんでもないため、
人で溢れかえることはありません。

知る人ぞ知る「秘密の花園」です。


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去年、朝もやに煙ったブルーベルを撮ろうと
早朝に森に入った私ですが

あまりに誰もいなくて、危うく遭難しかかったほどです。
(しかも朝もやが深すぎて撮った写真、すべて真っ白・・・)

野生のリスの親子にばったり出会って、☆とってもメルヘン☆だったのですが
小さいとはいえ野生動物にばったり出会うと、すごくコワイって
その時初めて知りました・・・・・。

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以前旅したアイルランドでは
今なお妖精がいると信じられているようでしたが


このハルの森のブルーベルも
春に舞い降りる青い妖精と形容されてもいます。


確かに、広い森の中に波打つように広がる青い小さな花には
小さな妖精が宿っているようにも見えます。

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清々とした森の、空に高く伸びる木の根元に腰を下ろすと、
木々の間を駆け抜けて聞えてくる風の音が

大人になってしまった私には見えない妖精たちが
ささやきあい、笑いあっている声のよう。

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この森には、きっと妖精はいるんじゃないかな。


そう思う。

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by miyu-sakura | 2007-04-24 06:54 | 今日のお花
「アンフェア」をイッキに見た今日この頃、
頭の中は・・・・・


瑛太で一杯です


この時期、アンフェアといえば
普通は「アンフェア movie」をさすのだろうケド、

なんといっても、浦島生活バクシン中のワタクシ、
今頃になって1年以上前のドラマ「アンフェア」をイッキ見した。


浦島なのは辛いけど
その代わりどのドラマも完結して見れるのがうれしいところ。

今回も、夜中3時半までかかってのイッキ見です。



で・・・・・・


「アンフェア、面白いよ」とは聞いていたけれど
最終話で出てきた真犯人に、驚き桃の木(死語)


いやあ、あの人が出てくるとは思いも寄りませんでした。
全くもって、想定外。

絶対無いな!!って所を見事につかれて
これぞ製作者の思うツボ!!にはまった。
情けないというか・・・
学ばないとというか・・・・


サスペンスは、一番怪しくない人が実は怪しいっていう鉄則を
いい加減カラダに叩き込ませないといけません。

打つべし!
打つべし!


きゃーやめて、イタイ・・・・



もう前過ぎて、ネタばれもクソもないと思うけれど
なんといっても真犯人がね、実は私好みのなのよ~。

背が高くってサッカーが上手いって所がいいわよね。
シャイでおしゃべりじゃないところがいいわよね~。



で、


「アンフェア」。
面白かったのでもう一回2倍速で流して見てみた。


サスペンスを、答えがわかってからもう一回見直すと
意外な伏線に気づくことが多いけれど、
「アンフェア」も例外ではなかったかも。


よくよく見ると、最初の方から既にハスミが怪しい。

なんでもないシーンの、チラッとうつる画面の隅のほうで
鋭い視線を雪平に投げかけたりしているし、


定年間近の警官にアンドウが
「最近はネットばかりです。でも楽しいですよ、仲間もできるし」とか言ってるし、


種明かしをされてからもう一度サスペンスを見ると
セリフ一つとっても、ああ、実はそういう言う意味だったんだとかわかって
2度オイシイ。



よし!次は「アンフェアスペシャル」をどこかで調達してこよう。


・・・・ってまだ、スペシャルかよ・・・

いつになったら「アンフェア movie」が見れるのでしょうか・・・

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(フランス、sumur-en-auxoiusの古城には、こういう天気も似合う)
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by miyu-sakura | 2007-04-19 08:09 | それでも・・・

おにぎり

去年のイギリスでのテロ未遂以来、
航空機内への液体・水分の持込が
厳しく規制されるようになりました。
http://www.anaskyweb.com/apo_security/j/index_eu.html

詳しく言うと、
1容器あたり100ミリリットルを超える液体物、
ジェル、エアゾール類を機内に持ち込むことができなくなった。


100ミリリットルというと・・・
市販の目薬が15ミリリットル。
ホテルにある携帯用のシャンプ-で50ミリリットル
くらいなので、まあ、そんなには多くない。


日系のすばらし~い航空会社では想像できないけれど、
欧州の格安航空会社では、なんと機内の飲み物が有料です。


着席するや否や、しっかり価格入りのメニューが配られ

キャビンアテンダントさんが、(コレがまた男性が多いんだけど)
手に手にでっかい二つ折りのサイフを持って
「コーヒー?紅茶?」
と声をかけてまわる。


特別バカ高いっていうわけではないけれど
どーも、他では飲み放題のコーヒーに
2ユーロも払うのがどーもどーも悔しく、(人間小さすぎ・・・)

でも、伏せた顔を覗き込まれて
「コーヒー?」って言われるとつい、
「ウ・ウイ」って言ってしまう弱気な自分がいやだ。


機内に全く飲み物を持ち込めないわけではなく
荷物チェック後、待合ロビーの売店で買って持ち込んでもいいんだけど、
缶コーヒーの文化がない欧州では
コーヒーだけは機内販売で買わないといけない。


・・・・陰謀だ。


それにしても
機内への持込が厳しくなってから
困ったことが起こる。


この間ポルトガルに行った時も、
機内で食べる朝ごはんにと、
海苔をしっかり巻いた丸おにぎりを
10個くらいアルミホイルに包んで持って入ったんだけど、



漫画みたいだけど、
ネタみたいだけど、


手荷物のX線検査で
冗談抜きでマジに止められた。


隅っこに呼ばれ、
かばんから件のアルミホイルを取り出し


「コレはナンだ?」 

「ライスボール」

「食べ物か?」

「そうだ」 (ここでかぶっと一口)


・・・・しばらく沈黙の後、


「通っていいぞ」



実は欧州人は、黒い食べ物を食べない。
イカ墨のパスタは例外中の例外。

海苔で巻かれた、真っ黒の丸おにぎりは、
触れるのもコワイ謎の物体。


人の集まる広場で食べていると、周囲の視線クギヅケです☆
熱視線ってやつ?

体験したい方は、一度やってみてください。
大人も子供も、あなたに夢中になること請け合いです。



機内持ち込みが強化されてから
このめんどくさい説明を毎回しなければならないと思うと
いっそ次はサンドイッチにしようかと思う今日この頃。


ちなみに、
しかも私は2回に1回の割りで
金属探知用のゲートに引っかかる。


ブーってなる度に
ヤッパリ隅っこに連れて行かれてセンサーを当てられるんだけど
その時は特に異常がない。



・・・・・・・・なんでだ?
フック船長みたいに、なんか金属でも飲み込んでるのかな・・・
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(ノルウェー、世界遺産ベルゲンの公園にて。
ビミョウに悲しそうな表情から、イジメられてるようにしか見えない・・。)
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by miyu-sakura | 2007-04-17 06:22 | ちっと旅ガラス

読書の春

2週間あった、イースター休暇がとうとう終わりました。


来週から語学学校が再開するので
また宿題に追われる日々に。
(そういえば!!イースター前に宿題出てなかったっけ・・・・)


この休暇でうれしかったのは
本がまとめて読めたこと。


この休暇中に読んだのは・・・

「蒼穹の昴」全4巻  浅田次郎
「青い棘」        三浦綾子
「探偵倶楽部」     東野圭吾
「二重奏」        赤川次郎
「しをんのしおり」   三浦しをん
「流星ワゴン」     重松清
「辺境・近境」      村上春樹

蒼穹の昴は・・・友人から是非にと勧められて読みました。
最後に少々息切れした感はありましたが、
読み応えは十分にありました。
多少は歴史の勉強になるかな?

浅田次郎といえば
「壬生義士伝」では夜中に泣きまくったので、
今回もハンカチは用意したんですが・・・そういう内容ではなく。


で、初めて読んだ三浦しをん!!
このひと面白い!!
好きだわ。こういう人。
のぐのぐ、教えてくれてありがとう~~☆

でも、共感するところが多すぎて、
もしかして私もヘンな人?って気づいちゃいました。


重松清も読みやすくて、上手な人だなあとしみじみ。
いやみや押し付け感がないし、作品ごとに作風が違うような・・・


村上春樹の紀行物は・・・旅によくもって行くのですが、
なんだろう、「ここまで出てきているのにわからなかった答え」が
すっと出てきたような気持ちよさがあります。

この本も何度も何度も読み返しているけれど
何度読んでもすごい、の一言。
自分の旅をここまで客観的に文章にできる筆力は、
作家さんの中でも別格だと思う。



でも、実は一番読んでいたのは
「地球の歩き方。ヨーロッパ」


ヨーロッパは今既に夏時間。
コレから8月までが旅行に最適な季節になります。


行きたい所はそれこそたくさんあるけれど
時間とお金は、あんましないので・・・

なんといってもこの春、お金がなくて日本には帰れなかった・・
だって日本に行くと100万くらいかかるんだもん


格安チケット、格安ホテルを探しては
日々パソコンに向かう今日この頃ですが


ここで大活躍するのがこのサイト。
http://www.fr.lastminute.com/site/main/homepage_fr_FR.html?CATEGORY=flights_list
行き先と日付を入れると航空会社がずらっと出てきて便利です。


目的地までの一番安いチケット、経由地・時間など一目瞭然ですが、
コレを見ると欧州の航空チケットが如何に値段がばらばらなのか、
きっと驚くはず。


同じ飛行機で、隣同士なのに
片や3千円。片や10万円なんてこと、ざらにあるとおもう。


もうこうなったら!
如何に安く行くか、戦いです
航空会社や、ホテルと一騎打ちです。


名古屋のおばさんとしては、負けるわけには行きません。


おかげで滞在地一つのホテルを決めるにも

立地条件・治安・朝食つきか、値段、ホテルの設備など
さんざん調べて決めるのだけど
サイトによって値段も違うので
ホテルを決めた後もサイト巡りは続く・・・・


眠い・・・・・・



「格安旅行作成選手権」
TVチャンピオンでやってくれないかな。
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(スイス。ユングフラウヨッホまでの登山電車。
年甲斐もなく一番前に座ってしまうのは私だけ?)
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by miyu-sakura | 2007-04-14 19:31 | J' aime le livre
ヨーロッパの世界遺産、
今は本当に数が増えて、数えてみたら381遺産もあった。
www.unesco.jp/contents/isan/list


その数も驚きだったけど、
ロシア連邦とかキプロスとか、レバノン共和国とか、
そんな国々がヨーロッパに分類されていることを
初めて知った・・・・・・・。


ロシアの西側、ウラル山脈に
ヨーロッパとアジアの分岐の碑があると以前読んだことがあったので
ロシア連邦はアジアだと思っていましたが・・・
確かにロシアがアジアってのも、変だ。

ほんとに知らないこと多いなあ。反省・・・・



私が訪れたことのある世界遺産は
その中のほんの一部に過ぎないけれど
その中でも一番印象深かったのは・・・

フランスのブルゴーニュ地方に位置する、フォントネー修道院。
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旅の印象は、
時期や天候に左右されることが大きいと思うけれど
このフォントネー修道院を訪れたのは
12月末の、雪冷えのする静かな午後。


観光客のほとんどいない、しんとした修道院が
凛とした、そして不屈のひとつの意志に見えたんだ。
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11世紀後半、
膨大な資金と強大な権力を持ち、
豪華な生活を送る当時の最大宗派、クリュニー派への反発から
清貧、質素を厳格に守るシトー派と呼ばれる宗派が生まれた。


当時修道士たちは、厳しい戒律の中、祈りと瞑想と、
農作業や製鉄などの労働をこなした。
食事も一日一回のみ。


そのシトー派修道院で、現存する中でもっとも古いものが
ブルゴーニュ地方の人里離れた森の中にひっそりと立つ、
フォントネー修道院。

1981年に世界遺産に選定された。


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修道院には、瞑想の邪魔になるからと
ひとつの彫刻も、ひとつのステンドグラスも、ひとつの祭壇すらなく、
あるのはただ一つの

聖母子像のみ
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修道士たちは、
暖房どころか、木の板すらひいていない
この土の床に直接わらをひき、
粗末な白い修道服のまま眠り
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神に祈りをささげた。


私がこの場所に立った時の、震え上がる氷のような寒さが、
それを物ともしない信仰というものの強さ、人の精神の剛さを
物語っていて


どんな輝かしく、豪華な教会に行っても
どんな素晴らしい建築様式の修道院に行っても
神様は本当はいないんじゃないかと、どこか疑っていた私だったけれど、


もしかして、ここに神はいるのかもしれない、


と思った。



この清貧さが当時の若い貴族を魅了し
スペインを経てヨーロッパに700以上の修道院を有すまでなったが
ブルゴーニュ地方を荒らした数度の戦乱やフランス革命などにより
修道院の財政は逼迫。

一時は敷地ごと売却され、製紙工場になった。


20世紀になり、ようやく厚志家により買い戻され、
元の姿に修繕されて広く公開されている。


世界遺産は、こうした古くからの人類の足跡を
時間と技術をもって未来へと繋げる。



雲に届くよう聳え立つ尖塔や、
豪華で夢のようなステンドグラスも確かに素晴らしいけれど



清貧を貫くその意志もまた、素晴らしい。
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by miyu-sakura | 2007-04-11 06:46 | 今日の世界遺産

うちのナンシー

ポルノのライブツアー、
とっても盛り上がっているみたいで。


確かに
ずっと走り続けるようなツアーではないので
モチベーションを高く持ち続けることって
大変だと思う。

大人になった分、特に。

でも、やりおおせちゃうんだろうな、かっこよく。
ポルノは何より、ライブバンドだもの。



皆さんの、ライブ良かったよ~っ
ていう感想を読みながら
いっそ影分身の術でも使いたいところですが

それもかなわないので
ポルノのCDを車に積んで、ちこちこと車で出かけております。


なんといっても
この週末、年間280日の降雨を誇るこの国には珍しく
雲ひとつない晴天。

お出かけするっきゃないでしょう。



で、


そこで大活躍なのが
我が家の「ナンシー」


英語をしゃべるので「ナンシー」


なんでナンシーなのかというと、
私が晴一さんのこと、LOVEだから。

http://haruichi.air-nifty.com/harujp/2006/04/index.html
晴一さんのちょうど1年前の4/10のブログ。英語といえばナンシー。


で、ウチのナンシーは携帯ナビ。


機械ものでも、名前をつけるとぐっと親密感アップ。


「次を右に回って下さい」
「あと50メートルで高速を降ります」

冷たく言い放つ、少々フランス語なまりのある英語でも、

「わかったわ、ナンシー♪」
「降りるのね、ナンシー☆」

そう受け答えしちゃう。

ポルノの曲を聴きながら
ナンシーと会話をする今日この頃・・・


アブナイ・・・・・



で、昨日、ナンシーはパリ生まれだということが判明した。

パリは、いわずと知れた
多民族都市。

観光客であふれるシテ島やシャンゼリゼ、オペラ座などは
とっても普通なんだけど、


北駅や東駅の以北、パリの北東部の18・19区は
黒人街があり、アラブ人街があり、明らかに治安が悪い。
一昨年のフランス全土の暴動もここに端を発している。

家賃の高いパリ。
狭い一部屋に家族5.6人がぎゅうぎゅうに暮らす、移民街である。


そこには、ここがパリであることを忘れるほど
各国料理の店、食材店、CDショップ、服屋、
床屋にカフェ、そして、国際送金専門の店、
格安の国際電話・インターネットの店がぎっしりと立ち並ぶ。
かなりの広範囲で。


店の名前もかなりキャッチーで

「美容院ミス・アフロ」 (えっ。アフロって女性もするの?)
「タイ・ミュージック、タイサップ」 (サップってナニ?)

ただ車の中からみている分には大丈夫なんだけど


黒人やターバンを巻いた人たちが、
店の前だけでなく道路にもあふれ、
ぎらぎら光る目で黄色人種であるこちらを見てて、
ものすごく腰が引ける。


明らかにこちらは劣勢。
日本人はなるべく近寄らないほうが賢明なエリアである。


なのに・・・・・・


ナンシーったら・・・・


どうもこのエリアの、しかも路地裏を好んで進む。
地元民でなければ決して通らないような道ばかり。

確かに「一番早い道で」とは指示しているけどさ、
移民街の、むちゃくちゃ狭い路地をわざわざ通らなくってもいいじゃん。

暗い路地だと、黒人って同化しちゃって
目玉しか見えないんだから。

危うく轢きそうになったじゃん・・・・・・


そんなところで人を轢いたら
こっちまで殴り殺されること請け合い。
まじめに、すんごくコワイ・・・・・・


お願いナンシー、そこだけはやめて。
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(ポルトガル、世界遺産バターリャ修道院。未完の礼拝堂。
マヌエル様式の装飾がとても美しく、ポルトガルの栄華がしのばれる)
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by miyu-sakura | 2007-04-08 16:30 | ポルノ・ポルノ!!
奥田民生はヒモっぽい。


姉のひろみちゃんが日本から持ってきてくれた、
奥田民生の「記念ライダー1号、2号」を聞いて
しみじみそう思った。


前に、「僕らの音楽」に所ジョージが出た時に、
所ジョージにして
「俺の書いてる曲とテイストは同じなのにアイツだけ売れるのはおかしい」
と言わしめた。


全くだ。



私は常々奥田民生は天才だと思っていて
なぜなら
最大限の成果を最小限の努力で得ているように見えるから。

そして
奥田民生の歌は、他の誰が歌ってもカッコ良くないと思うから。


一昨年のポルノグラフィティのツアーの合間に、
昭仁さんがライブハウスでユニコーンを歌っていたけど
あの昭仁さんですら、今ひとつぴんとこない。


奥田民生の曲は
奥田民生のボーカルで初めて完成するようにできているようだ。



普段はだらだら~~と釣りばかりしていて
思いついたらふらっと曲を書いて、
で、またそれがそこそこ売れたりして。


所ジョージが
「世の中もっと遊ばなきゃだめだ」と
友達のコブクロに言っていたけど

「でも奥田民生は怠けてる」
とも言っていた。


所ジョージもかなり遊んでいるように思うけど
その所ジョージにすら怠けていると言わしめる、

奥田民生は偉大だ。



ユニコーン時代からのファンなので
私は民生ちゃんの釣竿一本くらいは貢いだ計算にはなる。


女に貢がせてなお、
涼しい顔して釣りをして、酒飲んで、
ふらふらぁっと仕事をしている(様に見える)奥田民生は

天才であり、
ヒモ界の王者になれるような気がするのだ。



例えば、2年前だったか、
奥田民生デビュー10周年って言ってなかったけ?

で、たった2年後の今回、
奥田民生、ユニコーン時代を含むデビュー20周年ってか?


んんんん・・・?
でも、そんなことがどーでもよくなっちゃうところが
奥田民生のすごさ。


何より、この人にならどれだけ貢いでも
しかも、なーんの見返りもなくても
勝手に好きなことやってて欲しいと思わせちゃうところが

そこが、天才たる所以。
ある意味、才能。


で、実際20年、沈まずにずっと音楽やっているわけだし。



あの脱力感とあっけらかんとした奥田民生の曲を聞くと
小さなことがより小さく思えて、
多少の鬱はどこかに行きます。


みなさんも、よろしければお試しください。
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(フランス・リヨン。フルヴィエールの丘より世界遺産の旧市街を望む)
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by miyu-sakura | 2007-04-06 06:41 | J' aime la musique

コモエスタ赤坂

ポルトガルに行ってきました~!!
今回もいいことも、びっくりすることも、まあいろいろあった旅だったけれど、

あーにがうれしいって、まっ昼間っから
「コモエスタ・セニョール!」
って言える事さ。


ロス・インディオスのヒットソング、「コモエスタ赤坂」。
昭和のムード歌謡曲。
はるかかなたのOL時代、散々オヤジのカラオケで歌わされた。


って、だいたいムード歌謡曲って何よ。
ムードって・・・
誰が考えたんだろうこの造語・・・・
一時期でも、定着したことがすごいぞ。
いまや見事に消えたけど。

だいたい
なんで赤坂にコモエスタなのかが謎だ。
赤坂って地名だよね?
ね?


で、この「コモエスタ赤坂」、歌の歌いだしが、かなりキャッチーで

「コモエスタ・セニョ~~~~~ル♪」(ご機嫌いかが?おじ様)
「コモエスタ・セニョリ~~タ~~~♪」(ご機嫌いかが?お嬢さん)

このナイスな掛け合いから始まる。


セニョリータといっているところを見るとスペイン語だと思うのだけど
実はポルトガル語もとってもよく似ている。
女性を表すセニョリータが、ちょっと違うくらい。


だから、交差点で、レストランで、駅のホームで
知り合いに出会ったポルトガル人が真顔で

「コモエスタ・セニョ~~~ル!!」なんていっているのを聞くと
昭和な私はもう、身もだえするぐらいうれしい


生コモエスタ・セニョ~ルが聞けたこと、これはかなりでかいスタンプで、
それを聞くとほとんど反射的に
「コモエスタ・セニョリ~~タ~~~~~♪」って
歌ってしまう自分がかなりアブナイ。



今回、スペイン国境の断崖都市、マルバオに宿泊したので
せっかくだからとスペインに足を伸ばしてみた。


スペインとポルトガル。
こ・ここれは・・・


たとえば同じくらいの美人がクラスにいて

一人の美人は、
明るく活発で調子よくって、いつもおしゃべりして笑っているので
いつでもクラスの人気者だ。自分にだって自信があふれている。

で、もう一人の美人はというと、
いつも1人で本とか読んでて勤勉で、生真面目で知的なんだけど
いまいち垢抜けなくって目立たなくって、いつも憂いを帯びている。


言ってみればそんな感じに思う。


スペイン人の底抜けの明るさ、派手さや調子のよさもいいけれど、
ポルトガル人の目立たないけれど、勤勉ゆえの憂いも捨てがたい。


そんなことを考えながら旅をしていました。


そして、
いつも暖かく、タイヨウ輝くポルトガルは、
なんだか、大好きな沖縄に似てる。
そこにただあるだけで、郷愁をさそう。

キレイで明るくってまぶしいけれど、どこかが寂しい。



エンリケ航海王子が、バスコダガマとともに見た世界への夢は
ポルトガルに多大な富と輝かしい繁栄をもたらし、
今なお、世界中にポルトガル語を話す国々がある。
(例えばブラジルや、マカオ、南アフリカ等々)


はるか昔1543年、
日本の種子島に鉄砲とともにやってきたポルトガル人。

日本人が一番初めに接した欧州人・欧州語が
まさしくこのポルトガル人でありポルトガル語であったことを思うと、
東方のこの辺境なる地にもやってくる強大な勢力を思わずにはいられない。





かつての繁栄が華々しければ華々しいほど
今の堅実さ、今の勤勉さが苦い。


ポルトガルは、欧州のどこよりも物価が安い。
それだけ賃金が安いということなのだと思う。



今回ポルトガルで、「アディオス」!!(さよなら)
もたくさん使いました。

その度に、
ハルイチさんをちょっと思い出す、miyuなのでした。
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(ポルトガル、世界遺産アルコバサのサンタ・マリア修道院。
シトー会の禁欲的な修道院は簡素な造りながら凛とした気高さ)
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by miyu-sakura | 2007-04-03 07:59 | ちっと旅ガラス