ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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<   2007年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

先回、イスタンブール歴史地区の旅行記を書きましたが、

今日になって、
ブルーモスクとグランバザールを書いていないことに気づきました。


ブルーモスクとグランバザールは、
どんなに短いツアーでも行程に入るすんごい観光名所なので、
コレを書かないと、イスタンブールじゃないかも。

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5月のスルタンアフメット・ジャーミィ。
通称ブルーモスク。


6本の尖塔を持つのは、ここ、ブルーモスクだけなのですが、
外側から見ると、青くありません。


実は、この丸いドームには260以上のステンドグラスの小窓があり、
そのため、館内が明るく、淡く照らされている。
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ドーム内は、青を基調とした2万枚のタイルが張り巡らされていて
ステンドグラスからの光と相まって、

一歩その中に入ったその瞬間、
館内が淡い青色に浮かび上がって見えるのだ。

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モスク内は、敬虔な信者さんの祈りの場でもあるため
女性が入場の際は、頭にスカーフを巻かなくてはなりません。

持っていない私には入口でブルーの布(スカーフでないところがポイント)
が手渡されるのですが、この布がまた・・・・・


くさい。


イスタンブールは水が豊富な地域で、

信者さんはモスクに入る前に、
モスクの外側にずらっと並んだ手洗い場で
頭から手足まできれいに洗っているはずなのに、


くさい。



ひなたのイヌの足の裏のような、乾いた草のようなかぐわしさ。


まあ、トルコですから。
夏は40度ですから。


旅行の記憶って意外と嗅覚と結びついていると思うのですが
イスタンブールのニオイといえば、真っ先に思い出すのがこのニオイ。

ニオイフェチのかた、ぜひどうぞ。
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(夜のブルーモスク。ライトアップで浮かび上がります)


で、
グランドバザール。
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ここはかなりツーリスティックです。

日本人・韓国人・欧州人・米国人、みんな手に手にカメラを持って
土産袋を片手に闊歩しています。


とりあえず店数はあるので、安い店を探そうと思えば探せるのですが
なんといっても価格は時価

がんばって値切っていけば
最初に言われた価格の2/3から1/2くらいに落ち着くとは思うのですが
たくさんある店で、どの店でも価格交渉していると
はっきり言って、めんどくさくなる。
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だいたい、歩いているだけで
「ミルダケ、タダ」とかさんざん声をかけられるし、

「アッ、ナニカ、落トシタヨ」といわれて振り返ったら
「カイモノ、ワスレテイルヨ」とセールスされるし。


友達は以前、
ミヤサコ、デス!」(手の振りつき)と声をかけられたというし、

だんだん巧妙になるので歩いていても疲れる。
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トルコ名物のペルシャ絨毯は
16歳から20歳の女の子たちが数年にわたって織った、
(手の大きさがそろっていると織り目がそろっているという理由らしい)
とか言うものになると軽く100万とか150万とかそんな値段がついています。


「絨毯屋の呼び込み、すごいから気をつけなよ」
って言われていましたが、

・・・・あんまりしつこくされませんでした。

・・・・途中で、こいつら金ねえなあ、って顔されるのって

日本人として、どーなんでしょうか。



最後に、イスタンブールに200以上あるといわれるモスクですが
私が一番好きだったのはこの、
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私が乗った連絡船船着場近く、ガラタ橋のふもとにあるイェニ・ジャーミィ。

規模こそブルーモスクには遠く及びませんが
上品な色使いや、観光客のいない厳かさが、遠い異国を思わせます。

特に、
夕日を背に浮かび上がるイェニ・ジャーミィのシルエットは
遠く手に取ることのできない天上の神がまさにそこにいるようで、
ため息が出るほど、美しい。
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(陽が落ちてしまってからのイェニ・ジャーミィ。
夕暮れは、もっともっとキレイです)


あと・・・トルコには旋回舞踊なるものがあって
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この体勢のままぐるぐる回り続ける。

多分・・・3分ぐらいは回っていたと思うけど
見ているほうが、大丈夫かしらと手に汗を握ります。

確かにすごいんだけど
ほんとにただ、回っているだけなので

・・・だんだんみていて飽きるところが難点。

・・・すごい宗教的な伝統舞踊ナンだけどね。


ためしに私も回ってみたら、意外と回れました。

皆さんもぜひ一度回ってみてください。
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by miyu-sakura | 2007-08-30 05:10 | 今日の世界遺産
先日、イスタンブールに2年半住んでいた方とお会いして、
トルコや、トルコティーについて話していたら、

私がトルコに行ったのが5月26日で、
たった3ケ月前のことなのに


かなり忘れていた。

・・・・・アルツ?っていうくらい。

このままどんどん忘れてしまってはとても悲しいので、
途切れたままになっていたトルコの旅行記を書こうと思います。
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(トプカプ宮殿よりボスポラス海峡をはさんで新市街が見える)

このイスタンブール旅行は、
エアチケットとホテルをネットで予約して、
公共交通機関での移動という旅行だったけれど

なにより、心配だったのが交通機関。

きっとバスしかないに違いない。
しかもそのバスには扉がなくて飛び乗るのに違いない。
さらに、バス停なんてなくて、人が固まっていると止まってくれるに違いない。

・・・・ずっとそう信じていた。


が、!
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意外にもちゃんとしていたトラムが走っていて、
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これがトラムの出口。なんと自動改札だったりする。

なんてことはない、イスタンブールはバスだけじゃなく、
トラムも国鉄も、
地下鉄だって走っていた。

しかも、
1875年!!に作られたヨーロッパで最も古い地下鉄の一つまであって、
それはパリの地下鉄の試作品とも言われている。


ファーストフードだっていっぱいあって
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マクドナルドも、バーガーキングもスターバックスだってあるし

新市街は近代的なビルが立ち並び、
でっかいぴっかぴかのショッピングモールがあったりして

意外と、意外と、思ったよりは都会だったのだ。


ごめんよ、イスタンブール・・・・。

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そうはいっても、大体はこんな感じなんだけどね。



「イスタンブールその1」で、イスタンブールが
アジアとヨーロッパにまたがる唯一の都市だと書きましたが、

それはつまり、
イスラム教と、キリスト教が交わる都市でもあって。



ここは旧市街、イスタンブールの象徴、アヤソフィア。
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今から1500年前、
6世紀に建てられたこのビザンツ帝国の建築物は、
実は当時世界最大の、ギリシャ正教の大聖堂。

その後、地震や度重なる火災、十字軍の略奪などに遇い、
オスマントルコ時代に、イスラム教のモスクへと変貌を遂げました。
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偶像崇拝を敵視するイスラム教の教えによって、
聖堂を埋め尽くしていたモザイク画は漆喰で塗りこめられ
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黄金に輝くこのモザイク画が考古学者によって日の目を見たのは、
1931年のこと。


聖堂中のいたるところに残る聖母子像やイエスの像の見事さが
ビザンツ帝国の強大さを物語っていますが
全体的に損傷も激しく、欠けたイエスの横顔が痛々しく、物悲しい。

大聖堂であり、モスクでもあるシンボルアヤソフィア。
オスマン軍がイスタンブールに侵攻した際、
真っ先にアヤソフィアに向かい、そこで占領を宣言した。

イスタンブールの歴史をずっと見つめてきたのだ。




そのアヤソフィア博物館の近くの、地下宮殿。
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地下宮殿といっても、宮殿などではなく
4世紀から6世紀に作られた地下の大貯水池。

フランス、ニームの水道橋のような巨大な水道橋から引かれた水は
この巨大な水瓶に集まり、市民の2週間分もの生活水を常時蓄えていた。

その大きさは縦141m、横73m、高さは8mほど。
336本のコリント様式の美しい柱で支えられている。
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柱の多くは、各地にあった宮殿や神殿などから運ばれたといわれていて
メヂューサの胸像も土台として使われている。

ただし、のろいを恐れて、逆さまにしたり、横向きにしたり。
それでも十分に恐ろしいのだけど。
メヂューサ、結構でかいのだ。


この地下宮殿の興味深いところは、

フランス人考古学者が発見するまで
誰もこの地下宮殿があることに気づかず
普通にこの上に家を建てて、床下に穴をあけては
地下水をくみ上げたり、魚を釣っていたということ。

・・・水をくみ上げるのはわかるけど、フツー魚釣るか?


しかも床下にメヂューサ、いるし。




トルコのベルサイユ宮殿とも言われる白い大理石のドルバチョフ宮殿
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シャンデリアや調度品の豪華さもさることながら、
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部屋は285室、広間も43室もあるものだから見学しててもきりがない。




オスマン帝国の膨大な秘宝をもつトプカプ宮殿では、
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86カラットというばかでっかいダイヤや

重さ3キロの世界最大のエメラルドや
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中国のように、宦官した男性のみが遣える
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「世界一豪華な鳥かご」と言わしめたハーレムが見れる。




それに、
トルコといえばやっぱりお約束のハマム。

広くて天井の高い蒸し風呂で、
大きくて屈強なおばちゃんに「さんすけ」さんをしてもらうわけですが、

ここも行って、やってもらいました。
「真っ裸のあかすり。」
なんだかね、ゴーカイでしたけど、思ったほど力強くなくて
韓国式あかすりのほうがアカが出る。
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個室のようなところで服からタオルを巻いたハダカになる。
ここからハマムへはサンダル履きで。




世界遺産、古都イスタンブールは、
本当に見所がいっぱいで、
2泊3日、朝から夜遅くまで走り回っても見きれない。


印象深い、いかにも異国、といったイスタンブール。
いつかまた行けたらいいな。
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(トプカプ宮殿の15世紀のトイレ。日本式と反対に壁にお尻を向ける)
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by miyu-sakura | 2007-08-25 07:26 | 今日の世界遺産

なんでかな

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(ベニスのゴンドラに乗るうちのワンコ。)

6月末に我が家にやってきたワンコ、
この16日でようやく4ケ月になりました。


毎日見ているからあんまりわからないけど、
久しぶりに会う人には必ず、
「大きくなったね~~」
と驚かれております。


日本では庭に繋がれているわんちゃんが多いけど
雨の多いこの国では、お家の中で飼う人がほとんどなので
オシッコトレーニングは必須。


この1ケ月半、
なだめたり、怒ったり、ほめたり、ご褒美あげたり

トレットペーパーと除菌スプレーを片手に
行くところ行くところ追っかけまわしたり
汚されたカーペットをぷんぷんしながら拭いたり

とにかく、多大なる汗と涙でオシッコトレーニングしてきたんだけど


なんとか、4ケ月にして決まったところでオシッコができるようになってきた。


が、


が、


が、



なんか、変なのだ、

なんでなのかわかんないけど、変なのだ。



朝と夕方の、各15分程度のお散歩の時も、
庭に放して走らせるときも


なぜか、オシッコも、ウンチもしないのだ。


で、どうするのかというと、


散歩から帰ってくると、ソッコー自分のオシッコ場所に走っていて
じょぼじょぼじょぼと気持ちよくおしっこをする。

リビングの真ん中なんだけどね。


最初は気のせいかと思っていたのだけど、
この10日間の旅行中も

外を歩いている間はぜんぜんしないのに
車に戻った途端に、シートの上でじょぼじょぼはじめるものだから
車のシートの上はオシッコシートだらけ。

しかも、紙類がすごく高く、オシッコシートもすんごく高いから
1回で捨てるのがもったいなく、2回はさせて捨てるので


車中、くさい。

家の中も、くさい。


ワンコよ、一応男なんだしさ、
オシッコくらい、足上げて、外できっぱりやろうや。
いつまでもすわってオシッコするなんて、それも変だぞ。


なんでかな~~。
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by miyu-sakura | 2007-08-22 06:31 | ヨーロッパで暮らすということ

行け行け!ナメクジ隊。

我が家では、ここのところ毎朝
「ナメクジ隊」が出動している。


「ナメクジ隊」といっても実は正味1人、私1人なのだが

私の体中から、勇気の兵士を総動員しているので
1人だけど、「ナメクジ隊」なのである。


実は7月・8月と家を空けることが多く、
帰ってきたら庭が大変なことになっていて。
ナメクジが、我が家の庭を占拠していたのである。


たかがナメクジ、といっても
欧州のナメクジはそん所そこらのナメクジとはちょっと違う。

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(これがわが家のナメクジ。コイツが見ただけで軽く100匹はいた)


まず、でかい。

大きいものだと、軽く6.7センチくらいはある。
最初見たとき、犬のウ○コかと思ったくらい。


そんでもって、ビミョウにカタイ。

若かりし頃見た、グアムにいたナマコみたいな感触。
やわらかいんだけど、カタイっていう。


さらに、なんかシマシマがある。
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つるっとしてなくて、カラダに縦じまがある。
基本的には茶色から黒へのグラデーション。

大変キモチの悪いものなのである。


先日、小鳥を嬲り殺した愛犬ガブから小鳥を奪うのに
かなりの勇気の兵士を酷使したため、できれば見てみぬ振りをしたかったけど、

なんと家の中に一匹のナメクジを発見し
(・・多分ガブが連れてきたと思う)

しょうがないのでもう一度勇気の兵士を招集することにした。


まずは、ナメクジが通りそうな、
そしてガブが顔を突っ込めなさそうな植え込みの根本に
ナメクジ専用殺虫剤「Limace”S”」を蒔いてみた。

このナメクジは、ペチュニアなどの花を食い荒らす悪いヤツなので
こうして専用の殺虫剤が売っているのである。


実はこの「Limace”S”」、
ものすごくよく効いてばったばったとナメクジが死んでいくのはいいけれど、

ナメクジっていうのは、とけてなくなっていくものだという
私の淡い期待をよそに、

よくわからない黄色い液体を出しながらそこらじゅうを這いずりまわった挙句に
生前より、さらに気持ち悪さ上乗せの状態で死んでいくのである。



毎朝、蒔いたあたりを見ると、やっぱりうじゃうじゃと死んでいて
「ナメクジ隊」の出番。
割り箸と、丈夫そうなビニース袋を持って死体回収にと向かうのだ。


大げさでなく、毎日40匹くらいのナメクジを箸でつまんで袋に入れて、
そこにもう一度殺虫剤を入れてからしっかりと袋を縛って
生ゴミ入れに捨てるのである。


つまんだ時の、やわらかいような硬いような感触が鳥肌ものなんだけど・・・


でも、慣れというのは恐ろしいもので
だんだんちょっと平気になるから不思議☆


ナメクジ隊、隊員随時募集中です。
鳥肌立てたい方はぜひどうぞ。
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(ベルギー王室のラーケン王宮植物園。春にのみ一般公開されます)
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by miyu-sakura | 2007-08-19 19:28 | 今日のお花

猟犬。

アリとキリギリスの童話ではないですが

しばらく旅行ばかりのキリギリス生活を送っていたため
ド貧乏の赤貧生活に突入しました。


まあ、自業自得というか、天誅。
エンマ様がお怒りになりました。


どこかに出かけるお金もなければ、
まとまった食材を買うお金もないので
冷凍庫の秋刀魚を解凍したり、ツナ缶でチャーハンを作っては
地味に食いつないでおります。


ああ・・・あのトスカーナの夏が懐かしい・・・
リストランテのスパゲティーが懐かしい・・・


あああ・・・身の程知らずに旅行したバチだわ。


しょうがないので、家でじっとしてたまった洗濯物を片付けたり
台所の掃除やら、庭仕事にいそしんでおります。



で、昨日のこと。


庭で洗濯物を干していたら、

その周りで機嫌よく
お気に入りのオモチャを投げて遊ぶワンコ。
投げては、くわえ、遠くに投げては、走っていってくわえる。

なんてキュートなワンコ☆
これが実はシアワセってヤツかしら☆

なんて思っていたら・・・・



くわえていたのは、死んでいる野鳥だった===3


ぎゃああああああああ=====3


近所中に響き渡る悲鳴を上げて
とりあえず追いかけてみるものの、

ジャックラッセルテリアはもともとは猟犬のため
先祖の血が騒ぐのか、野生の血が燃えるのか
ものすごい形相で鳥をくわえて放さない。


挙句に、庭の隅っこのくぼ地に逃げ込んで
鳥を食べ始めようとして・・・・


ぎゃあああああああ=======3


あの愛らしかったワンコが、血走った鬼みたいな顔をして
口から血を滴らせている。


もし私が貧血持ちならきっと倒れていていたに違いない。
いや、いっそ、このまま倒れて何事もなかったことにしようかとも思ったけど
鳥インフルエンザにでもかかると後が大変だし・・・・


しょうがないので体中から無理やり勇気の兵士を招集し、
掃除道具入れから丈夫な箒を2本取り出して


箒の柄で無理やりワンコの口をこじ開け、

ぼろぼろになった鳥を放させ

唸るワンコの尻尾を掴んでくぼ地から引っ張り出し、

そのまま首根っこを持ってバスルームに連れて行き

口の中から尻尾まで、泡だらけにして大急ぎで洗った。




・・・・・・寿命が、絶対5年は縮んだ。
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(オランダ、マルケン島。貸し自転車で回れます。平坦なので楽しい)
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by miyu-sakura | 2007-08-16 17:35 | ヨーロッパで暮らすということ

トスカーナ

今年のバカンスはトスカーナに行くんだ、
と知り合いのイタリア人に言ったら

「トスカーナか。あそこは、世界で一番美しいところだよ。」
と真顔で言われたことがあって。


どこの国の人も、自分の住む国が一番だと思っているとは思うけれど
イタリアの北部、トスカーナ地方は
日本人の私から見ても、素晴らしく美しい場所。


ここのところずうっと更新できなかったけれど、

実は、8/3から8/12までの10日間、
4WDに水着と、炊飯器と、水やらお菓子やら、
それに、まだ生後3ケ月の犬を乗せて
イタリアの北部、ヴェニスや、フィレンチェ、シエナ、アッシジ、サンジャミーノなど
トスカーナ地方を中心に旅をしてきました。


私の普段の旅の服装は、
コットンシャツにGパンというのが多いのだけど、
真夏のイタリアでは、
Gパンなんて暑くてとてもじゃないけど着ていられない。


イタリアの女と名のつくものは、
3歳だろうが70歳だろうが、
タンクトップにスカート



「北の奴らは気狂いだ。わざわざこんな暑いところにやってくるなんて」

と当のイタリア人は顔をしかめますが、
緯度の高い国々に住む人たちは、バカンスといえば
南仏やイタリア、ギリシャなどなど。


民族大移動よろしく、オランダナンバー、ドイツナンバーの車が
南下する高速道路に詰め掛けるものだから
そこかしこで大渋滞が起きる。


そんな苦労をしてたどり着いたバカンスでは、
どんなおばちゃんも、もっといえば言えばおばあちゃんでも
背筋を伸ばして、太陽をびしっと浴びて、素足にサンダルで
胸がぐぐっとあいたトップスで、街を闊歩する。
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男の人だって負けてない。

明らかに韓国人でしょ、という団体は差し置いて
イタリア人はみんな、総ジローラモ


意味なく開けた柄シャツの胸元には胸毛!!
半パンにサンダルの足元は、どっさり無駄毛!!

いろんな毛から、フェロモンが大噴出しているのだ。


パリの人も、ロンドンの人も、
みんなそれなりにオシャレだとは思うけれど、

イタリア人のオシャレに対する意気込みは、
ほとんど、戦い。というか人生


UOMOやBRIOではなく、マジでLEONな世界。
原色のシャツだって、大げさなジュエリーだって
この日差しの下でこそ、本領発揮というものだ。


だって、むちゃくちゃ暑いんだもん。
確かに、服地も少なくもなるわな。
そんでもって、ムラムラもしちゃうわな。

ここでは、艶女も艶男も勘違いでもなんでもなくて
しっくり馴染んでるから不思議。

これ、日本でやったら、浮きまくりだと思うのに。



で、私も、年甲斐もなくミニスカートにタンクトップ。
そして素足にサンダル。


ふふふ。
チャレンジャーでしょ。


それにしても、とにかくハードで寝不足な10日間で、

普段PC中毒気味なこの私ですら、
PCがないことが全く気にならないくらい忙しかった。

本だって、10日で2冊しか読まなかった。


何より、イタリアは世界一の世界遺産王国。
日本より小さい国土に41もの世界遺産がある。


「すべての道はローマに通ず」といわれた栄華の記憶が
そこかしこに残る。

そして、そのどれもが美しく、雄雄しく、威風堂々と、そこに在る。
たった10日間じゃ、ぜんぜんまわりきらない。
どこも、行きたいトコロばかりなのに。


それになにより、イタリア料理の安くておいしいこと!


フランス料理も確かにすごくおいしいけれど
気取らないリストランテのテラスで
たった、4ユーロ、580円で
激ウマのピザマルガリータが食べられるのは
イタリアならでは。


こんなにイタリアが好きなのに、家からすんごく遠くて、
こうやってまとまった時間がないと行けない。
犬がいるから、飛行機は使えないし。


10日分の洗濯物の山に埋もれながら、
次に生まれ変わったら絶対イタリア人になろうと決心する、
今日この頃のmiyuなのでした。

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(夕暮れのフィレンチェ。実はこの日、8月に雹が降るという記録的に
とんでもない異常気象でした。)
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by miyu-sakura | 2007-08-15 08:05 | ちっと旅ガラス

ハンカチ王子?

一昨日の夜中に
なんとか無事帰って来ました。
10日ぶりの我が家です。


でも未だに疲れが取れない。
やっぱり年かしらん・・・・


いんや、私が今こんなに疲れているのは
あの、帰りの飛行機のせいに違いない!!


私は、比較的飛行機に乗っているほうだとは思うのですが
帰りの飛行機はなかなかキョレーツだった。


普通、日系の航空会社だと
半分以上が日本人だったりするんですが
今回は、どーもアメリカ人の団体が入っていたらしく


機内で
立食パーティー


最初の飲み物が配られた直後から

「ヘイ!!ジョン!!そっちはどうかい?」

「ヘイ!!マイク!!ご機嫌だぜ!!」

みたいなノリで
席を立って通路に陣取ってパーティーをはじめた。


11時間半、このパーティーは人を変えて延々続き
本当は眠るはずの時間ですら

キャビンアテンダントさんのキャビンを
占拠して行われた。


ちょっとのどが乾いて飲み物をもらいに行ったら
カーテンの中にはチェックのシャツを着たおっさんが

「お~~~。ようこそ!!一緒にやらないかい?」
「ビールかい?それともワインかな?」

と、勝手にキャビンの中から飲み物を出して勧めてくる。

「ほら、スナックもあるよ!」


・・・って
それ、いいのか?


キャビンアテンダントさん、恐れて近づかないので
まじめに無法地帯。


いや~~、我が家はいつもうるさくて
皆さんに迷惑をかけて申し訳ないのですが

今回は我が家のうるささなんて、ちょろい。
プロとアマの違いを見せ付けられた感があります。


サスガ、肉食人種はパワーが違う。
奴ら、一睡もしてないし。

ついでに私も、一睡もしてないし。



で、
実はこの飛行機、いろんな人がのっていたのである。

JAPANとTシャツの胸にロゴの入った団体が25人ほど乗っていたのである。


頭髪の短さや、おそろいのグレーのパンツの
ビミョウなオシャレはずし感が、これは野球だな、
とは思ったのですが

サスガに、
「すみません、野球、やってるんですか?」って
いい年したおば様がなかなか聞きづらく

たまたま乗り合わせたオトモダチの子供に
「あの~~、お兄ちゃんたち、ナニやっているんですか?」
と聞いてもらった。


そしたら、やっぱり野球だった。

大学生のオールジャパンだそうだ。

どうも、オランダのロッテルダムで
キューバやらアメリカやら、世界各国が集まる大会があるという。


ん?


大学生?


オールジャパン?


おばさんは考えた。


もしかして

私は良く知らないけれど、ハンカチ王子とやらが
乗っているかもしれない?


彼らは飛行機の一番後ろの方に固まって座っていたのだけど
意味なく、必要以上に、
トイレに立つ私。


ハンカチ、どこだ!
ハンカチ!どれだ!


くまなく彼らの顔をちら見してみたが
実はわたし、動くハンカチ王子を見たことがない。

静止画の写真のニュースでしか見たことがないので
いまいち顔を良く覚えていないのだ。


しかも、
サスガにオールジャパンともなると
みんながっしりしていて、色黒で、鍛えたカラダをしているので
どの人もそこそこカッコイイのだ。


・・・・・ハンカチ、わからん・・・・


と、意味なく勝手にわくわくしていた私ですが
どうも、まだ1年生のハンカチはオールジャパンには
まだ選ばれていないと、
後から他のおばちゃんに聞きました。


なあんだ。

わくわくして、眠れんかっただろうが。
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by miyu-sakura | 2007-08-02 21:18 | エキゾチックJAPAN