ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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自慢じゃないが、

小学校から高校まで私の美術の成績は、
ずうううっと、「3」だった。


「3」といっても、

粘土でキリンをつくっても、「恐竜」って題をつけられるし
人の顔を書いても、似てないどころか生気すらないし、
工作で版画を作っても、ほとんど削れず真っ黒な作品になるし

毎回自分の才能のなさに半泣きになりそうになる私にとって
「3」はある意味ご褒美。

とりあえず女子として
授業は休まず課題も何とか出すということで
「3」をもらっていたというくらいの美術おんちの私が、


行ってきました。


10年に一度開催されるという
[ミュンスター彫刻プロジェクト2007]
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(町の中の池には歴代の彫刻がいくつも残されている)

実は今年は
現代美術のお好きな方にはたまらない年らしい。


5年に一度のカッセルのドクメンタ。
2年に一度のベネツィア・ビエンナーレ。
それにこの、10年に一度のミュンスター彫刻プロジェクトである。
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(これが今回のメインの案内所)


ミュンスターは、ドイツの北西にある人口30万人の地方都市なのだが
ドイツの古いレンガ造りの建物に混じって
モダンなデザインの建物が目に付くデザイン都市なのである。
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(カフェもヘンな形)


ミュンスター彫刻プロジェクトとは、

ミュンスターの町中を会場にして
世界中から参加する32名のアーティスト達の作品が、
夏の間、2ヵ月半に渡って屋外展示されるもの。

全部見ようとすると結構距離があるため、
レンタル自転車で回る人も多かったですね。
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普通の屋外彫刻と違うところは
アーティスト達は実際にミュンスターに滞在し
町や住民のことをよく調査した上で
作品と設置場所のアイデアを出し、製作するというもの。

そのためか、町の景観にしっくり馴染んで
プロジェクト終了後もそのまま町のオブジェとして残っているものも。



けれど・・・
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とか
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とか
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とか
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って・・・・・。


・・・・・わからん・・・・

・・・・・私でも作れそうな気がするのは気のせい?


そんでもって
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この白い逆さピラミッド、とある紹介記事に

「このピラミッドの中にいる人々は、
人間は同じ場所にいて同じものを見ても
様々な感情を持つということに気づくだろう」

とありました。


・・・・・そうか、単なる白い穴って思っちゃいけないんだな・・・・・


しかもこの彫刻プロジェクトには、

真四角のまっしろい部屋の壁際にずらっと座って、
壁面にいくつも備え付けられたスピーカーからの
ささやき声を聞く、というささやき部屋もあって
しょーがないから座ってドイツ語の男女交互のささやき声を聞いたけれど、


・・・・これのどこが芸術なのか、さっぱりわからん。



世界的に高尚な芸術作品を見ても、
どこか突っ込みどころを探してしまうわたしって、


これからもずっと美術の評価「3」なんだろう。


というか、こんな風だから「3」なんだろうな


・・・・・とほほ
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(彫刻プロジェクトについて来たわんこ。いつも女すわり)
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by miyu-sakura | 2007-09-30 10:26 | ちっと旅ガラス

ええええええ~~~?

昨日のこと。

夜の11時近くに私の携帯が鳴った。


私の携帯は、何を隠そうそりゃあすごいのだ。

なんてったって、画面のカラーが全5色くらいで、
カメラなんて当然ついてないくせに100グラム近くあるし、
呼び出しの音楽が「猫踏んじゃった」という、

Mobistarの2004年のもの。


日本で言うと1990年代後半の遺物。

日本ではこんなの使っている人、
孫にもらったお下がりを大事に使い続けるおばあちゃんくらい。


こちらでは、電話はかけてしゃべれれば全然オッケーなので
まあ、私にとっては十分。
メールもローマ字だと読みづらいし。


で、

その携帯が鳴ったわけです。


夜の11時というのは余程でないと電話をしない時間なので
「???」
と思いながら電話をとって、


「アロー」← 一応わたし。 



「ボンソワー、もごもごもご・・・」← ヤツ


「ボンソワー?セ、ドラパ-ド、キ?(誰?)」



「モア、モア(オレ、オレ)・・・・・・・」


「?????」


「はぁはぁはぁ・・・はぁはぁ・・・」


「げッ!!」



イ・イタ電だ!!!!



しかも、ぶちって切ったら
すぐにまた電話が鳴って、


「はぁはぁはぁ・・・・・・・」


しょうがないので家族に代わったら、
すぐに向こうから切られた。



・・・・・いるんですね。
こーゆー変な人。


エッチって世界共通、しかも
はぁはぁ電話ってこっちでもアリなんだ。


やっぱり、人種関係なく、人間ってみな同じなのね!!!!!


気持ち悪いのは当然としても、
こういうイタ電システムっていうのが
こっちにもあるのに驚いてしまった。

道端でぶちゅぶちゅキスをしてるし、
トップレスのビーチもあるし、
サウナなんかだとトップは見えちゃっているし
なんかもっとオープンなものだと思っていたので。



そういえば以前、近所の大型スーパーで、

超ミニスカートの女の人のスカートを
すぐ横の下段の棚を見る振りをして
思いっきり!!!!!!覗いている人を発見したことがあって

その時もなぜか妙に感心したけれど。


なんにしても、
日本人のおばちゃんに電話かけてくるなんて
お間抜けにも程があります。




エッチといえば、
こっちには日本に雨後のタケノコごとく林立する
「エッチなホテル」ってありません。


一度、若い人たちにざっくばらんに聞いたところ、
「家か、森で
するそうです。


・・・・・それは世界共通ではないと思うな。
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(世界遺産カルカッソンヌ。これは正面の入り口。堀に橋が架かる。)
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by miyu-sakura | 2007-09-24 06:45 | ヨーロッパで暮らすということ
しょっぱなから、漫画「NARUTO」のチョウジのセリフですが、
今朝、9月だというのに最低気温が6度でした。

思わず暖房のスイッチをを入れましたが、

まだ、9月だよね?
・・ってこれからの寒さが思いやられます。



最近、というか以前から思っていたけれど
ここのことろその疑問5割り増しになるた出来事があった。

先日のブロカントで小銭を稼ぎ久々に気が大きくなった私は、
友人2人と日本語メニューのある、
カジュアルなタイレストランに出かけた。


昼食時で満席になったら大変と、
車を停めていた友人より一足先に入店し、
1人で席について待っていたんだけど、


・・・・・店員さんが、何の迷いもなくフランス語のメニューを持ってきた。



で、

遅れること数分、友人二人が席に着くと、

・・・・・今度はすかさず、日本語のメニューを持ってきた。



あのー、1つ聞いていいですか?

「私をどこの国の人だと思ったのかい?」

実は、私がここで日本人に見られないのは
今に始まった事ではない。


ヨーロッパ人に、「中国人?」と聞かれることはたま~にある。

欧州の人たちにとって、アジア人の国の人種はわかりにくく
まとめて中国人のように見えるのはわかる


でも、

道でたまたますれ違った中国人に、満面の笑顔で、
「ニーハオ!!!」
って言われたこともあるし、

「あなたはベトナム人?」
ってバスの中でイキナリベトナム人に言われたこともある。


件のタイレストランでもタイ人の店員に日本人と思われなかったのだ。



極めつけに

売店の日本人女性に、英語で商品の説明をされたことまである。


・・・早い話、ヨーロッパ人にもアジア人にも
全然日本人に見られないのだ。


おかげで、どんなに治安が悪いと言われているところでも
スリや引ったくりは寄ってこないし
しつこいはずの客引きも、他の日本人に聞くほどひどくはない。


でもね、
私だってね、

「この前、引ったくりにあいそうになった~~」
「トルコの客引きがすごくて閉口した~~」

とかそういう話に共感したいんです。


・・・・なんか、生まれてから一度もチカンに遇わない女の子の気持ちに
ビミョーに近い。


何がしかの被害がないにこしたことはないのだけど、
全く圏外に置かれている自分ってどーよって思うのだけど。



まあね、他の日本人の方って
なぜか皆様スリムで背筋伸びてて、
いつもオシャレできちっとした服装をしていて

いまいち垢抜けない服装で、
かばんと靴が服とバランスが悪かったり
季節感ない格好をしていたり、
体型がビミョーにずんぐりむっくりなアジアの他の国々の方とは

遠くから見てもどことなく雰囲気が違う。



・・・・・もしかして
・・・・・それで私は日本人に見られないわけ?


・・・・・・・・・要反省
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by miyu-sakura | 2007-09-20 06:14 | ヨーロッパで暮らすということ

ブロカント

事情があって、今、我が家は火の車である。


スーパーのたまったポイントを現金にしてそれで野菜を買い、
冷凍庫でカチコチに固まったいつ買ったか忘れた肉を解凍して
シチューなんぞを作っている。


日本のシチューのルーは一箱420円位するから、
一回でその半分使って、それに牛乳や小麦粉やブイヨンを入れて
ビミョーなシチューを作ってみたら


当然家族にウケが悪い。


「なんかこのシチューびちゃびちゃ~~。」
「それになんか薄い~~~~」


ハイ。すみません。
怒るならアリタリア航空に怒ってください。



実は、随分前にアリタリア航空のチケットを、
アリタリア側の理由でキャンセルしたのけど

そのチケット代金が待てど暮らせど返金されない。


友人に頼んで問い合わせてもらうと、
「さらに1~2ケ月先になるらしい・・・・・」


おい!アリタリア航空!
頼むから、返金するまでつぶれないでいてくれろ


実はアリタリア航空。
経営危機のニュースがTVで取り上げられるようになってから
かなり久しい。

もう随分前からなんだか怪しいのだ。

経営が悪化しているおかげか、従業員もかなり投げやりで
ダブルブッキングやロストバゲージなんてざら。

最終の飛行機が遅れ乗り継ぎできずに
とんでもなく辺鄙な町のおんぼろビジネスホテルに
泊まる羽目になった人を何人も知っている。



うううう・・・・

頼むから返金してちょ~~~だい・・・・・。




で、先日
生活費捻出のため「ブロカント」に出店した。


「ブロカント」はやっている場所にもよって傾向が多少違うけど
簡単に言えばフリーマーケットです。
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(世界遺産フランス、ナンシーのブロカント。アンティークが充実)


アンティークショップが多いブロカントもありますが
今回出店したのは、近所のスーパーの駐車場を解放して
素人さんばっかりが出しているブロカントです。


駐車場の車3台分のスペースを20ユーロ(約3千円)で借りるわけですが、
3台分って結構広い。
なので友達同士でシェアする。


朝の5時半におきて朝食用のおにぎりを握り

着なくなった服や靴、それに電化製品
日本のオモチャやクッションなどを
ランクルの後部座席に満載して出撃した。


多分、近所の人には夜逃げにしか見えなかったと思う。
・・・・夜逃げというシステムがあるならだけど。


あたりがようやく明るくなってきた7時前に到着して
ブースに車を横付けして荷物を下ろしているその途中にも
アラブ系の人たちがわらわらと集まり、


これはいくらだ

2ユーロで良いか

と勝手に値段を決めて買っていこうとする。


去年一度ブロカントをやった時に、訳もわからず
このアラブパワーにやられて安く買い叩かれたので


今回は

これはいくらだ

20ユーロだ(←この商品にしては思い切り高値)。絶対20ユーロだ!」


と、高値で相手をひるませる作戦に出た。




しかし、流石アラブパワー。そんなことでは引き下がらない。


2ユーロか?」  ← この期に及んで必殺聞えない振り。

20だ!!!20だ!!」 ← 忙しいからとひどく投げやり。   



車とブースを行ったり来たりしているその間も付きまとい、
 

ノン!!2ユーロ!!!」  ← 相変わらず強気

ノン!!20ユーロ!!」  ← ってか桁違うだろ。



そうこうするうちに、一旦は姿を消すのだが
ここからがアラブの本領。
ちょっと落ち着いた頃を見計らい再びやってくる。


デルニエプりはいくらか?(最終価格?)」 ← クイズミリオネラじゃないんだから

20じゃ!!!」 ← もう意地でも20でしか売らない



そこまで引き下がるアラブパワー。
さすが、イスラムの国は二枚腰。

気の弱い人なら2ユーロで売ってしまうに違いない。


でも、そんなこんなで朝の7時から午後1時まで、
トイレも行かずに店番をして
170ユーロ(2万4千円)近くを売り上げた☆


実は日本製品は品質が良いためこちらでも人気。
中古の100均のお皿でもちゃんと70円くらいで売れる。

山本山の海苔の缶や、えびせんべいの缶、
とらやの羊羹の木箱なども1ユーロ(157円)で売れるのだ。


オモチャも、日本製は丈夫で機能がいっぱいだし、
何より日本のキャラクターは大人気。

飛行機でただで貰ったぴかちゅうの人形やら
遊戯王のカード、ハローキティーなんかもちゃんと売れるのだ。


日ごろからモノであふれ、散らかりまくる我が家、
品数の多さと品揃えのバラバラさなら、横に出る人はいない。



やった~~~。


片付けられない女の、生まれて初めての勝利☆


コレでおコメが買える・・・・・
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by miyu-sakura | 2007-09-17 01:23 | ヨーロッパで暮らすということ

ビリー☆

ここのところ、なかなか更新できなかった。
そのわけは・・・


毎日、ビリーやってたから。


ビリーといえば、日本で大人気の(で、いいんだよね?)
ビリー・ザ・ブートキャンプ。
黒人のビリーが痩せるエクセサイズを教えてくれるDVDですね


実は、7月に日本に帰った時に、3年ぶりに健康診断をしたのですが
その後、健康診断をした病院から私に親展メールが届いた。



「miyu-sakuraさんにぜひともお伝えしたいことがあります」


へ?


「miyu-sakuraさん、すい臓が弱っています」


ほー。
ってか、すい臓ってどこにあったけ?


「6ケ月後にもう一度検査をしてください」


行けないでしょ。


「そして」


まだあるの?


「3年前の体重より4.5キロ体重が増加しています。」


げげ。


「急激な体重増加は成人病を引き起こす原因となります」


きゃー。


「3年前の標準体重に戻すべく、生活習慣を見直しましょう」


そういわれても・・・・


「家でできるエクササイズなど、軽い運動をオススメします」


・・・・・・・・・というわけでビリーですね。
やってます。毎日。
日本で親切なお友達がコピーしてくれたDVDを、もらっていたのだ。


私はもっぱら3番の「腹筋トレーニング」をやっているのだけど
お風呂上りの大体11時ごろからフ~フ~言いながらやると、


気づいたら、朝。


疲れてついフラフラ~~と寝てしまうのだ。



でもね、ビリーをここのことろ10日はやったと思うのですが
ビリーが言うように


「激ヤセ!」 しなていし

「脂肪燃焼!!」 してるのかよくわからないし。



ただ、下半身だけはミョーに筋肉質になり
腹筋も、私の脂肪のお布団の内側でちゃんと育ってきてくれているよーな


・・・・・そんな気がする。


・・・・・・・・・というかそうに違いない。


・・・・・・・・・・・・・だれか痩せたといってくれ。



10日がんばったのに誰も痩せたといってくれないので
ちょっとヤケっぱちで今晩は、やらずに寝てみようと思います。



でも実は気になるんだけど・・・・


ビリーの腹筋、割れてないよね?

ぴちぴちのタンクトップは着ているけど
・・・・・絶対割れてないと思う。

こんどDVD見てください。

心なしか、たぷってしているように見える。


そんなビリーに付いて行って良いんだろうか。

だれか教えてください・・・・
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(イギリス。世界遺産カンタベリー大聖堂。聖地は神聖なカオリがする)
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by miyu-sakura | 2007-09-14 08:13 | ヨーロッパで暮らすということ

ペルテス病

今日は、ちょっと真面目なお話。


私の姪っ子が突然歩けなくなったと電話で聞いたのは
今年のお正月のことでした。


弟の子供であるその姪っ子は
一時期実家に同居していたこともあって
赤ちゃんの頃から家に泊まりに来てくれたり
よく遊ばせてもらっていた。


私は確かに持病はあるものの、おおむね健康で
10万人に5人の難病って言うのは
私の人生には経験がなかったのだけど、

この7月に日本に一時帰国して、
突然そんな病気になってしまった姪っ子と
姪っ子を支える弟夫婦の姿を目の当たりにしてしまった。



股関節部分の原因不明の血行障害により、
大腿骨骨頭が壊死するというこの病気自体も珍しいのに、

もう小学校の高学年で、しかも女の子に発病することは
本当に珍しいことらしく、

近くの大学病院などでは完全な治療が難しく、
滋賀にある専門の病院で5時間の大手術をしたのは3月のこと。



退院して、松葉杖で歩けるようになった姪っ子は
リハビリ次第で、上手くいけばあと5.6年で松葉杖なしで
歩けるようになるまで、なんとか回復した。
(逆に言えば、それまではずっと松葉杖)


実家に帰って、姪っ子の元気な笑顔を見たとき
正直、ちょっとほっとした。

難病といわれるものにかかって、
おおくくりで障害児と呼ばれてしまう子供の

いかにも「可哀そうな」雰囲気がなかったからだ。


一緒にゲームをしたり、食事をしたりして
朗らかに笑う姪っ子を見ていると、
彼女がそんな病気だということを忘れてしまうほどだった。


でも、
たまたま出かけた先で盆踊りをやっていて
姪っ子たちを誘ってみんなで出かけた時

姪っ子がどんな想いで暮らしているのか
どんなに歯を食いしばって学校に行っているのか
気づいてしまった。


「家の近くの盆踊りは、ちょうど2回目の手術の日だから
今年は盆踊りに行けないかと思ってた」

と、急遽行くことにになった盆踊りのために
義妹は押入れから浴衣を取り出し、
姪っ子も年に一度の浴衣に顔をほころばせた。


紺地に桃色の朝顔のあしらった浴衣を着た姪っ子は、
小学高学年の女の子の恥ずかしさや快活さがあいまって
とってもとっても可愛らしかったのだけど


彼女が浴衣姿で、松葉杖をついて盆踊り会場を歩くと、
すれ違うほとんどの人が振り返っていた。

珍しいものを見たように。
・・・・多分、なんの悪気もなく。

中には、
「あの人、なんで松葉杖なの」と指差す子供もいたけれど。



浴衣で盆踊りなんて
小学生の女の子にとって、すごくうれしいことなのに。
どきどきして、わくわくする夏の思い出のはずなのに。


みんなが盆踊りの輪で、何事もなく踊る盆踊りを
遠く離れたところで松葉杖で立って見ている後姿が
たまらなく辛そうに、見えた。

泣いてないのは、きっともう涙が枯れるくらい泣いちゃったから。

どうして私だけ、なんてもう散々に思っただろうから。



ここで、「可哀そう」なんて思っちゃいけない。
「可哀そう」は、私じゃなくって良かった、って
ほっとしているキモチがどこかにあるような気がする。


これからも繰り返す手術やリハビリのたびに
家族がばらばらに暮らすことになる弟夫婦の、

特に学校の送り迎えや付き添いを
一手に引き受けている義妹の頑張りが透けて見えた。

義妹こそ、「どうしてうちの子だけ」と散々泣いただろうから。

自分が病気になるより、自分の子供が辛い思いをするほうが
ずっとずっと辛い思いをするだろうから。



もし、街で車椅子に乗っている人や、
何かの障害を持っているような人を見かけても


これから私は絶対に振り返らない。



障害は、一人一人の個性の一つだと、私は思う。
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by miyu-sakura | 2007-09-10 08:56 | それでも・・・
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(2ケ月半のわんこ。こんなに小さかったんだ、としみじみ。)

8月16日をもって4ケ月になったわんこ。
晴れてしつけ教室に通うことになった☆


わざわざここで仔イヌを飼ったのは
日本に比べて、イヌのしつけ教室が充実しているからっていうのも理由で。


レストランや旅行にイヌ連れで行くことがわりと普通で
電車やバスにもイヌが乗っているような社会のため
イヌのしつけ教室は探せばそこかしこにある。



たまに街で見かけるワンコのおとなしさや
そこかしこに漂う気品のオーラに

きゃあああ~~~☆、

アタチもこっちでイヌを飼って
ちゃんとしつけ教室に通えば、

お散歩の時にはちゃんと隣を歩いて
私の言うことは素直に何でも聞く、よいワンちゃんになるはず!

今のように、右手にファブリーズ、左手にトイレットペーパーを持って
部屋のどこかでされたであろう、う○ちを探し回ることもなくなるはず!

そんでもって、リモコンとって!とか言えば
部屋の向こうからリモコンをくわえて来てくれるはず!


と、淡い期待というより、どす黒い期待を持って
しつけ教室に通える4ケ月になるのを心待ちにしていたの。



で、
とある日曜日、心待ちにしていたわんこを連れての初めての登校日☆


ここは日本人の知人が通っていて、
だいたいの場所を前もって教えてもらっていたので、
余裕で車を走らせていた。


が、

が、

しつけ教室はイヌがたくさん集まるためか
林の中や畑の中にあったりして住所がいまいちわかりづらく
探してもなかなかたどり着けない。


しょうがないので、
近くのお家の前で車に乗り込もうとしていた老夫婦に声をかけてみた。


「すみません・・」
フランス語で声をかけてみたけど

「しつけ教室」ってフランス語でなんていったらいいのかわかんない。
ここは一つ英語で、とわんこを抱き上げ指差して


ドッグ・トレーニングセンターってどこですか?」って聞いてみた


「ドッグ・トレー?」

「そのイヌが?」(当然フランス語で)

なぜか大あわての老夫婦。


家に走って戻って、分厚いタウンページを持ってきて
二人してうんうん調べて、さらに住所をメモしてくれて


「早く行きなさい。ここから一番近いところだ」

と笑顔で見送ってくれた。



なんていい人なんだ☆今日はいい日だ☆

と思いながらその住所めがけて車を走らせると(意外と遠かった)、そこは


獣医



・・・・英語の「ドッグトレーニング」が
フランス語の「ドクトゥール(医者)」に聞えたんだ・・・・


自分の語学力のなさに、力なく立ちすくむ私・・・・
それしても、ここって一体どこ・・・・?



そんなこんなで、
未だしつけ教室には行っていません。


私の野望が果たせるのは一体いつの日なのだろうか。
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by miyu-sakura | 2007-09-05 17:55 | ヨーロッパで暮らすということ