ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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お茶の間ショッピング

ある夜のこと。

つけっぱなしのTVに、思わず目が釘づけに。



ジョン(仮名)とナンシー(仮名)が、

ジョン   「へい、ナンシー、料理の下ごしらえ、大変じゃないかい?」

ナンシー 「そーなの、ジョン。みじん切りなんて、もう、うんざり」

ジョン   「そんな君にプレゼントがあるんだ。ほら、これさ」

ナンシー 「これは何?」

ジョン   「こうやって、たまねぎを置いて・・・このふたを押すと・・・」

ナンシー 「ジョン!すごいわ。みじん切りができてる!」

ジョン   「たまねぎだけじゃないのさ、ほら、人参だって、トマトだって」

ナンシー 「ジョン、なんてクールなの。まるで魔法ねっ」


欧州にも、日本と同じようにTVショッピングの番組がある。
ジョンとかナンシーとか、いかにも胡散くさそうなタレントさんが
大袈裟なりアクションで驚いてみせるのだ。


ビバリーヒルズ青春白書ばりの白々しさ。


冷静に考えれば、かなりうそ臭い。


でも、私はその時思った。


・・・・・・・・・欲しい。ぜひ欲しい。



とはいえ、電話で品物を注文するというのは、どーも語学に自信がなく、
このときは泣く泣くあきらめたのだけど、


欲しいという念が通じたのか、
マルシェで10ユーロ(約1600円)で手に入れることができた!!
それが、これ↓
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うほっほっほ~~~い☆


やったわ!!


クールで魔法みたいなのねっ!!


このみじん切り器、上部のカップをぐぐっと押すと、
下のたまねぎがみじん切りになるという優れもの。

なんと、まな板と包丁なしでハンバーグができちゃうのだ。

みじん切りのたび、
目が痛くって、大丈夫かって言うくらいに号泣していた私にとって

押すだけでみじん切りができるグッズは
確かにクールで魔法のようだ☆



なんて夢のよう☆



で、

マッハで家に帰り、早速たまねぎをセット。
高鳴る胸を抑えつつ、


ぐっと押してみる。


ぐぐっと押してみる。


ぐぐぐっと押してみる。




・・・・・・う。




ぜんっぜん!切れねぇ!!!


ほんとに切れない。
これがまた、びっくりするぐらい切れないのだ。

格子状の鉄版にたまねぎが食い込んで、
しいろ~~い汁がじゅるっと出るばかりである。



悔しいからなんとか切りたいと、薄くスライスしてみても、
やっぱり切れない。

1センチくらいに薄くスライスして、ようやく切れる。



たまねぎは固いからね、と
オトナの優しさで怒りをぐっとこらえ、他の材料を試してみた。


トマト、だめ。
人参、絶対だめ。
ジャガイモ、全然だめ。

唯一、さっくりスライスできたのは、

マッシュルーム


・・・・・・・意味ないじゃん。


しかも、この格子に野菜くずが入りこんで
爪楊枝でくりくりしないととれないし、

分解しないと洗えないし。


はっきり言って、ぜんぜん使えねえ!!!


ブロカントで売るしかないか・・・・


それにしても

ジョンとナンシー、どんだけ怪力?。
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by miyu-sakura | 2007-11-24 05:24 | ヨーロッパで暮らすということ
繰り返すようだが、

私はへんなところが好きだ。


フランスに現在29ある世界遺産だけど
その中でも、特にマイナーで、あんまり知られていない
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
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(サン・ミッシェル岩山の頂点に立つサン・ミッシェル・デギレ教会)

私がその名を初めて知ったのは
2002年のTV「世界遺産」。

まだ、日本に住んでいた頃で、
私にとってフランスは遠い、遠い異国。

いつか、もしできるならば、
その街道を訪れてみたいと、
ずっと思っていた。

それは、ほんとに叶うはずのないあてのない夢だったのだけど。



サン・ジャック・コンポステル街道とは

フランスの4つの町を起点にする4つの巡礼路が
険しいピレネーを越えて一つになり、

スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで続く、
1500キロにも及ぶキリスト教の巡礼路。

キリスト教の三大巡礼路のひとつである。



私がTVで見たのは、その中でも、特に険しい
中央南フランス、四方に山に囲まれたル・ピュイ・オン・ヴレを起点とし、
小さな村々を巡礼するル・ピュイの道である。

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赤屋根の続くル・ピュイ・ヴレは、町のど真ん中に
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それぞれ頂上に
赤い聖母像が立つコルネイユ岩山と
ミッシェル・デギレ教会が立つサンミッシェル岩山が
向かい合ってそびえたっている。

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2つの奇岩の間は徒歩で20分ほど。
それぞれ、徒歩で頂上まで登ることができる。

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赤い聖母像のふもとには、ノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂。
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巡礼地の出発地にふさわしい、厳粛な教会である。
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聖堂前の階段には、巡礼のしるしであるサンジャック、すなわちホタテ貝と
ユネスコの世界遺産をしめす案内が。


背後の赤い聖母像は、
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1860年のクリミア戦争で
ロシアから奪った大砲を鋳潰して作ってある、フツーに鉄製の像。
なので階段も鉄製。
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外側の神々しさとは裏腹に、中は意外とそっけない。


その赤い聖母像と対するのは
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268段の階段を登った岩山の頂に立つサン・ミッシェル・デギレ教会。
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[聖遺物を拝するこの小さな教会、簡素なロマネスク教会である。
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この2つの奇岩の頂から、
1500キロもの巡礼の旅は始まるのだ。
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この奇岩を抱くこの町は、
フランスの南西、中央山岳地帯のど真ん中にある。


クレルモン・フェランからも、リヨンからも
どこからでも高速道路のない山を越えなくてはならない。


私たち家族はこの後、

標高2000メートル級の、くねくね曲がった山道を2時間走り、
車内には、車酔いによる死亡者が続出。

一番年若の者から順に
シンガポールのマーライオンもびっくりの状況となり、

車内には、す~~~っぱいカオリが充満。

汚れた洗濯物とともに、半泣きになりながら
帰ってきました。



聖地ってのは
簡単に行けないところが聖地たる所以だ、

と、カラダに叩き込まれた旅になったのでした。
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by miyu-sakura | 2007-11-19 23:03 | 今日の世界遺産

忘備録

今は、

2007年11月15日木曜日。
午前2時32分。

今思ったことを、忘れないように、ここに。


今日は、1人でお家で映画のDVDを見て。
ずっと見たかった、
玉木宏と宮崎あおいの、


「ただ、君を愛してる」。


   あ、あたし、この手、好きだ。


映画の感想は、これに尽きる。
玉木宏の手。


大きくて、指が細くて長くて、節くれだってて、
あ、こういう手に抱きしめられたいなあって思う。

手の大きな人がカメラをガッと持って
ファインダーを覗くと、とてつもなく色っぽい。


玉木宏は、手が何よりカッコイイ。
次にいいのは、声だな。



ふと自分の手元を見ると、
丸くて、太くて短い指で、もみじみたいな手。


昔、華奢な長い指の女友達が、
むちゃくちゃうらやましかったっけ。


神様、
次生まれた時には、
ぜひぜひ、細くて華奢な指の持ち主にしてください。

ついでに、細くて長い足と、華奢な足首も。



映画を見たり、本を読んだり、

夕方に、風に巻き上げられた落ち葉に黄金色の夕日が差し込んだり

たまたま流れたラジオの曲が10ccだったり

小雨の中を傘をささないで、わざとゆっくり歩いたり

目が合ったおばあちゃんが、にっこり笑ってあいさつしてくれたり

転んだ子どもが、泣かずに立ち上がってお母さんの後を追ったり

晴れた公園で結婚写真を撮る二人の笑顔が、この上なく幸せそうだったり

振り返ったら、空一面の虹が、空に大きな弓を放っていたり

その虹を見て笑う私を、もっとうれしそうに見てくれたり




生きていくって、

たくさんの 「セツナイ」 を

拾い集めていくことなんだって

思う。



でも、その 「セツナイ」 は、ほんとに一瞬なんだ。

たった1秒前に考えていたことが、

こうしてキーを叩いているこの瞬間瞬間にも

取り戻せない過去になっていくように、



「セツナイ」 のイノチは短い。


だから、私はいつも、 「セツナイ」 を探して

嘘じゃなかった 「セツナイ」 をこうして残していきたいと



今、私はそう思っている。


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(イタリア、パルマ。イタリアはどこに行っても、黄金の古都。)
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by miyu-sakura | 2007-11-15 10:13 | それでも・・・

読書の秋

今は、11月。
暦の上ではまだ秋である。

秋だよね?
そうだよね?
だれかそうだと言ってくれ。


でも、今週もフツーに寒く、しかも日照時間がどんどん短くなって
こんなの、絶対秋じゃない。

フツーに、冬だ。
しかも、夜ばっかりだ。


明日は少しはましになるかしらん、と天気予報を見てみると

  明日は、最低気温が1℃。最高気温が5℃

  金曜日は、最低気温が-4℃。最高気温4℃

  日曜にいたっては、最低気温0度、最高気温2℃。


・・・・冬だよね、絶対。



でも、私は寒いのはそんなに嫌いじゃなくて
スキーをやっていたからか、結構寒さに強いほうなのだ。


んっ、誰?脂肪がタップリだからって言ったのは?

・・・・強く否定できないところが悲しい。
・・・・ちくしょう、痩せてやる (←いつも言っているけど実行せず)
 

気温が3・4℃なら、イヌの散歩くらいならシャツにセーターで平気。
手袋やマフラーは氷点下になってからだ。


そんな私のあだ名は、
「薄着のみゆ」。

誰もが朝、私の薄着に驚く。
随分前からぶかぶかに着込んでいる欧州人に、
すれ違いざま振り向かれたりしている。


そんな「薄着のみゆ」は、なぜか寒くなると読書がしたくなる。


紅茶を入れて、おいしいチョコを机に置いて、
たまりにたまった本を片っ端から読んでいく時が、
今の私の一番のシアワセ☆

外が寒すぎるので、家の中が一番になるのだ。



で、
最近読んだ本で面白かったのは・・・

  伊坂幸太郎 「重力ピエロ」

伊坂幸太郎は「グラスホッパー」以来のファンなのですが、
照れ屋の私は、恋愛の絡まないこういう話、大好きです。
伊坂幸太郎の他の作品も読みたいなあ。



あと、
  小峰 元 「アルキメデスは手を汚さない」

この本が書かれたのって昭和48年。
・・って1973年。今から34年も前。
なのに、十分読める。古典としてはなくミステリーとして。



それに
  いしいしんじ 「ブランコのり」 「麦ふみクーツェ」

これはポル友さんのおすすめ。
たしかにおもしろい。続きの展開が、読めない。



  三浦しをん 「私が語り始めた彼は」

これもポル友さんのおすすめ。
晴一さんの書く詩に共感してるポル友さんのオススメは
たいてい外れません。うれしすぎます。



  岸惠子 「私のパリ、私のフランス」

昭和の名女優、パリに住む岸惠子さんのフォトエッセイ。
とにかく岸惠子さんの美しさ、聡明さ、可愛さ、強さ・・・
すべてが圧巻です。文章も簡潔で、謙虚で、頭のよさが伺えます。
こんな風に年を取れたら素晴らしい、と思える本。



あと・・これは漫画なんだけど

  キラ 「パティスリーMON」

少女漫画ですが、お菓子屋さんのお話し。
私の好きな眼鏡男子が登場します。


お友達から借りたまだまだ読んでない本もありますが、
これからなが~~~い夜が続きます。

どなたかお勧めがあったらぜひ教えてください!

ばりばり読みます。



・・・って実は一番の愛読書は
ジャックラッセルのしつけ方」なんだけどね。

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(コレがよくある高速道路のSA。ここにアダルトショップがあったら変でしょ)
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by miyu-sakura | 2007-11-12 07:56 | J' aime le livre
私は、変なとこが大好き。


旅行雑誌の巻頭を飾る誰にでも人気の都市もいいけれど、
人知れずひっそりと観光地をしてるような、ちーいさな街が好き。


どちらかといえば、判官びいきで。


余談ですが、
私、「判官びいき」ってずううっと「はんかんびいき」って
読むのだと思っていました。

実は「ほうがんびいき」って読むんですね。

旅行中に読んだ「重力ピエロ」を読んで初めて知りました。
今までずうっと、「はんかんびいき」って大威張りで言ってたぞ。

うう、こっぱずかしすぎる・・・・・



で、そんな判官びいきのわたしのハートをわしづかみにしたのが、
ドイツ、ロマンチック街道の街「ネルトリンゲン」
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(ネルトリンゲン、聖ゲオルク教会よりまん丸な街を見下ろす)


ロマンチック街道なら、行ったことある!
という方もいらっしゃると思うのですが、

ローテンブルグとアウグスブルグの間にある、
この小さな町を訪れた・・・というか知っている方すら多くはないと思う。

かくゆう私も、知ってたのはヴェルツブルグ、ローテンブルグ、フュッセンくらい。
ネルトリンゲンなんて、地名すら知らなかった。



このネルトリンゲン、一体どんな街なのかというと、
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(まん丸の形に、中世の町並みが昔のままに残っている。)

1500万年前に、直径1キロの隕石が落ちてきて
その跡の盆地にできた街。
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こちらに来てから、とある雑誌で見かけて、

「隕石が落ちた跡がそのまま街になってるなんて、絶対すごい!!」
と友人達に話したところ、

「そーかー?」
とひどくつれない。

「だってさ、丸い盆地になっているんだよ」
と食い下がってみる私。

「でもさ、わざわざぽっかり空いた穴に暮らすなんていやじゃん」

・・・・でも写真を見る限り、ぽっかり空いた穴なんかじゃないし・・・



よし、実際に行って見てみようということで
車を6時間ほど飛ばして、行ってきました!ネルトリンゲン。
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ネルトリンゲンはあまりにパットしない街だったが故に
戦争での被害を被っておらず、
住民の手によって数百年前の建物や町並みがほぼ完全に残されている。
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2.7キロの丸い城壁は、完全に街を一周し屋根つきの木造の部分も。

観光地のはずなのに、お土産屋や行き交う人も多くなく、
城壁を散歩しても、ずっとここに住んでたみたいにのんびりした気持ちになる。
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街の中央にそびえる聖ゲオルク教会の塔「ダニエル」

街のどこからでも見え、かつては見張り塔として使われていただけあって、
塔内は意外にも広く、階段も木製である。
(教会の塔は石の螺旋階段が多い)


なぜか、塔の最上階近くに、水洗のけっこうキレイなトイレがあった。
その階のチケット売りのおじさんのためにあるのだろうが

90メートル近く上空でされた「ブツ」は地上にどう落下しているのか、
大いに気になるところではあった。



で、
隕石のなぞを解くべく、街にある、「リースクレーター博物館」に行ってみた。
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ドイツの博物館は、どこもひどく「ドイツくさい」。
展示ひとつ、館内の雰囲気ひとつとっても、非常に真面目で、隙がない。
で、説明はドイツ語の表記しかない。英語表記すらない。
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イタリアなんかだと、もっとカラフルだったり、遊びゴコロがあったりするし
フランスはもっと照明暗めだったり、なんかムーディーであるような気がする。
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ここでは、ネルトリンゲンの隕石がドンナ感じで落ちてきたか、
映像やパネルで説明をしてくれる。

1キロの隕石が落ちてきたら、一瞬で4.5キロの穴が空き、同時に
20キロの高さまで4.5キロ分の土がきのこ雲状になって舞い上がる。

その時に衝撃で隕石は粉々に砕けて、穴の一番下でぽっこり膨らんで
その上に舞い上がった土砂が直径15キロ範囲で落ちてくる。

その間はほんの1・2秒ほどらしい。



昔、東京に隕石が落ちてきて・・・なんて映画があったけれど
実際落ちたら、一瞬でどんな建物も20キロ上空に吹き飛ばされちゃうんだな。

えって思う間もなく20000メートル上空ってことは、
その場で凍死または、窒息死。

東京が、まったく跡形もなくなる・・・なんて映画の世界だけど
現在、世界中にはほんとに多くの隕石が落ちた跡が発見されていて
可能性がまったくゼロではないんだな、としみじみ。
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隕石の落下で恐竜が滅びたのでは、と説明もあった。


このリースクレーター博物館、ドイツ語がわからなくても十分に面白く、
なんとアポロ11号の宇宙飛行士たちもはるばる研修のために
このネルトリンゲンに滞在したのだという。


その縁で、
なんとここには
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月の石が展示されている。


大阪万博で長蛇の列に並んで見た方、
ここ、ネルトリンゲンでは、
まったくなんのありがたみもなく展示されています。


見たい方はぜひどうぞ。
アウグスブルグ空港より車で1時間ほどです。

観光に来るには、あまりに静かな街ですが、
皇帝が舞踏会を開いた家や、創業数百年の薬局などもひっそりとあります。



今、日本は「鉄道」がブームらしいと聞きますが、
どーでしょう、次のブームは「宇宙」ってことで。

てっちゃん、鉄子、ならぬ
うっちゃん、宇子。


・・・来そうにないな、そんなブーム。
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by miyu-sakura | 2007-11-09 07:53 | ちっと旅ガラス

アダルト

とある休日。


家族みんなで長距離ドライブをして、
さあ、そろそろトイレ休憩とサービスエリアに立ち寄ったら


そこにアダルトショップがあったらどーしますか?



私はこの年になっても、アダルトショップというものに
足を踏み入れたことはないので

そのアダルトショップがどの程度マニアなアダルトショップであるか
よくわからないのだけど


ショーウインドーには、「SEXY SHOP」と大きく点滅する文字と
黒の皮の極小ボンテージを着るマネキン。

入り口は建物の内側にしかなく、しかもドアなんてないから
店内の様子は普通にしていてもマル見えなんだけど

赤と黒の照明の店内には窓はなく、夜っぽい雰囲気で
派手なポスターや本や、怪しげな何かが並んでいるのが見えた。





・・・・・・これね、ほんとに実話。
しかも、スイスのサービスエリア



フランス東端、ストラスブールからのミラノ方面への有料高速道路(A2・E25)。
スイスに国境より入国してすぐ、
バーゼル近郊の高速道路内のサービスエリアに、

そのアダルトショップはあった。


スイスの有料高速道路の、
ガソリンスタンドも併設しているよくあるサービスエリア。

建物自体も、フツーのサービスエリアで
二階建ての一階がジュースや車用品などを売るショップとアダルトショップ、
二階がカジュアルレストランとトイレ。


トイレに行くために階段を登ろうとすると
すぐ脇にあるアダルトショップが否が応でも目に入る。



「ねー、これ何?」

「何が?」

「これ、この女の人。」

「だ・か・ら~、な・に・が!!?」



どの家族も、二階のトイレに向かうそのちょっとの間が
緊張と猜疑の瞬間。


いくら性に開放的な風土とはいえ
とりあえず真昼間から家族揃ってショッピングはしないようだ。


とにかくあまりに場違いで、そこだけぽっかり異空間。
休日の昼間だったけど、おもいっきり営業していたし。



でも・・・・

・・・・スイスってそーゆー国だったんですか?

・・・・永世中立国でそんなもん売ってていいんですか?

・・・・あの美しいユングフラウヨッホやマッターホルンは何なんですか?

・・・・あんなに真面目そうなのに実はそんなことばっかり考えているんですか?


私の中で疑問が山積み。


スイス。
侮れない・・・・。



ここまで書いても、あまりにウソっぽいので、
ここは一つ、証拠写真でも載せたいところなのだけど

ちょっとトイレに行くだけでカメラを持ってなくて
写真が撮れませんでした。

・・・ごめんなさい。


カメラを取りに戻って写真を撮ると言う手もあったのだけど

何より、一刻も早く、疾風のように立ち去る必要があったのだ。

家庭の平穏のため、
一片の疑問など持たせてはいけない。




平和なはずのスイスですらこんな調子ですから


旅行中に泊まるホテルで夜遅くなると、
TVチャンネルを回す時にも細心の注意は必要。


チャンネルを変えた途端、
もんのすごい映像がやって来たりするので
リモコン持つ手は常に緊張しっぱなしになる。

なんといってもチャンネル数が多いため
次にどの国の、どの番組が映るかが全く想像ができない。

次から次へとチャンネルを変えているうちに
エッチな映像が急に映ったりしないか、
ひやひやして手に汗をにぎってしまう。


しかも、そのエッチ度合いが、シャレにならない。
無修正、しかもどアップだったりもするのだ。


・・・いいのか。それで・・・・



欧州を家族で旅行するというのは
思いもよらぬこんな気苦労もあるのです。

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(イギリス。コッツウォルズのハチミツ色の夏の午後)
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by miyu-sakura | 2007-11-07 06:42 | ちっと旅ガラス