ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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<   2008年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

月曜から風邪を引いて
さらに引きこもりになった今日この頃ですが

この週末は追い討ちをかけるように寒波がやってくるようです。


ワールドウエザーニュース
http://www.wunderground.com/global/stations/07180.html
(地名を指定するとその向こう5日間の天気がわかります。旅行に便利!!)
を見ていると、


エジプトの砂漠は冬でも暖かい、というか暑い。


けれどそれは最高気温の話で、
実は最低気温は北欧州並みに下がる。


実際に私たちが泊まった日は
最高気温が22度で、最低気温が0度。
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寝る場所を決めたのは夕方4時半ごろだったけど、
日も翳りつつある夕方は、薄手の長袖シャツ一枚。


それから夕日を見ながら砂山を登ったり降りたり、
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かくれんぼや、かけっこ競争なんかしているうちに(他にすることないので)
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見る見る気温が下がってきて、
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夕日が沈む頃には、長袖の上に、トレーナーが必要になる。



今回はキャンプというより、野営なので


岩場の近くに車を停め、
車に沿って幕を張っただけの、
屋根なし、吹きっさらし。

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6時過ぎに日が暮れると、
ちんまいランプ一つでみんな揃って食事をする。


この食事、同行ガイドのハザムさんと運転手の2人が
持参した食材とポリタンクの水でその場で手作りしてくれる。
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実はエジプトという国、
日本人旅行者のほぼ50%以上がおなかを壊す、といわれるくらい
水が悪いのが有名なので、

持参したポリタンクの水で調理をするこの食事、
かなりのチャレンジャー精神を必要とした。



旅行前に、この旅行経験者のお友達に

「ポリタンクの水って大丈夫・・・?」

と聞いてみたところ、


「だいじょーぶ!!
なんたって火、通しているから!!

と、きっぱりと太鼓判を押されてしまった。



・・・・・・・・・・



若干の不安を持ってこの食事に挑んだのですが、


それが、結構というか、

意外にというか、


むちゃくちゃおいしかったのだ!


メニューは、
遊牧民のスープとタンドリーチキンとライスだったけど、
スパイスの入り具合が絶妙で。


丸型のエジプトライスはタイ米よりずっと日本のおコメに近いし、
はっきり言って、今回のエジプトで食べた料理の中で一番おいしかった。




確かに大丈夫だ!火を通していれば。


今後の人生の教訓です。




で、
寝るときはというと、

この吹きっさらしの屋根なしの地べたに4人が、
暗闇恐怖症の私の希望でち~~さなテントで2人が、

それぞれ薄手の寝袋にはいって寝るのだけど、


もう、その頃には、
夜の日本の冬と同じくらいは冷え込んでて、

半そでTシャツ+長袖Tシャツ+トレーナー+ダウン入りの上着
くらいがっつり着込んでいる。


そんな寒い中、お外で寝るのって、

キャンプというより、プチ浮浪者の気分



しかも、

小さな明かりが消えると、


なんと、
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まっくら


自宅でも常に蛍光灯をつけたまま寝るほどの
極度の暗闇恐怖症の私の、


正に真剣勝負の時間となった。(何と?)


多少雲がかかっていて星が見えず、
見事に真っ暗だったのだ。


懐中電灯を握り締め、奥歯に力を込めた私・・・・・



さてどうなったのでしょうか。
続きは次回・・・・・
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by miyu-sakura | 2008-01-31 18:48 | ちっと旅ガラス

「疾走」

昨日から、微妙に立ち直れない。


本当は砂漠の話の続きを書こうと思っていたのだけど

・・・・だめだ。

・・・・続きは次回

・・・・ごめんなさい



寒いのとお金がないのとで
プチ引きこもり生活をしている今日この頃、

買いだめておいた本をぼちぼち読んでいる。


「探偵ガリレオ」 東野圭吾
「オーデュポンの祈り」 伊坂幸太郎
「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎
「死亡推定時刻」 朔立木


そして、昨日読んだのが、

「疾走」 重松清


この疾走、上・下巻と分かれているけど
昨日の夜に、上下巻まとめて読んでしまった。


読んだ方、いらっしゃいますか?


なんだかね、

なんだかね

重い・・・・・・・

重いの・・・・・・・

どんよりと。




最初から「おまえ」、「シュウイチ」と
上から目線で書かれているこの小説

一体この語り手は誰なんだろうと
思うところから既に引き付けられるのだけど。


どこにも救いのない話しなのだけど
同じように救いのなかった「白夜行」や「手紙」と違い


「赦し」があるように思う。


「おまえ」が友達の首を絞めるあたりの描写が
ものすごく生々しくって

人を殺すことってこんな簡単なんだ、と

自分が怖くなった。



「人生は用意されたスゴロクだ」
「公平なことは、最後には誰でも死ぬこと」
とあったけれど


私はどんなスゴロクが用意されているんだろう、と

どんよりしている今日のmiyuなのでした・・・

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(ポルトガル、世界遺産ポルトの夕暮れ。ポルトガルはかなり好きな国)
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by miyu-sakura | 2008-01-24 17:53 | J' aime le livre
エジプトから帰ってきて、2週間。


すっかり元通りの生活が繰り返されて
どんどんとエジプトの記憶が薄れていくけれど


忘れていく分、新しいことが始まるとはいえ

忘れたくない。




あの、

14番目の月の夜。


すべてが蒼白く霞む、音のない砂の杜の中で

この地球が、大地が、

他の星と同じように宇宙に浮かぶ蒼い星だって

生まれて初めて「実感」した。




地球は、星だったんだ。



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キャンプなら、日本にいるときよく行っていたので
お外で寝ることなんかは全然平気なんだけど


今回、唯一の成人女性である私にとって、大きな課題はずばり、



屋外の何にもないところで用がたせるかどうか。



ほぼ丸2日砂漠にいるので、これは避けては通れない。
・・・密かに大きな不安であったのですが


何のことはない、砂漠といっても平坦な場所ばかりではなかったのだ。

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実はサハラ砂漠の西端にあたるリビア西方砂漠は
数億年前は海の底で、砂にも貝の化石がかなり混じっている

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今なお、
砂漠の真ん中に広大な「塩の湖」もあるくらいなのだ。

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船で魚も捕ったりできるらしい。
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すんごい大昔、
海の底にあった様な岩が残る場所が何箇所もあり
キャンプを張るのに、ちゃんとそういう場所を選んでくれる。


砂の丘の向こう側までてくてく歩いて、
こっそり用をたせばよいわけですが、

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ここで忘れてはならないこととして、

砂漠のキツネと鳥しか来ないはずの砂漠なので
使用後のティッシュは燃やすか袋に入れて持ち帰ること。

砂漠では結構風が吹くので
その風で使用後ティッシュが舞ったら
それこそ恥ずかしすぎるではないですか。



それにしても・・・

この年なってお外でうん○ができるようになるなんて・・・・
なんだか、一皮剥けたって気がします!

miyu、えらいぞって感じです。

・・・ってどんどん堕ちていっている気がしないでもないですが。




で、

カイロから、途中砂漠テント泊して
バハレイヤオアシスまで365キロ。


何より心配したのは、

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この車が急に壊れたらどーしーよー、

ってことだったのです。



実は、この旅をアレンジしてくれたお友達に


 「ね、もし砂漠の真ん中で車壊れたらどうするの?」

と出発前に聞いてみたのですが


 「大丈夫~~!!1・2時間も待てばそのうち遠くに車が通りかかるから

と、とびっきりの笑顔で太鼓判を押され、


 「それって大丈夫か・・・?」

と、逆に一層の不安が募ったのですが


全然壊れず大丈夫でした~~☆


どうも、ランクルは砂漠では故障率が低い優良車らしいです。


ランクル、グッジョブ!



でもこのランクル君、

このくらい使ってもらえば本望っていうくらい
来世の分まで酷使されてましたけど。


で、キャンプ地を決めたら今度は野営地を作ります。
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でも、ごめんなさい
この続きはまた次回・・・


もう眠くて死にそうです・・・・・・
寄る年波には勝てないってことを痛感する今日この頃。


・・・・・そう思うと、
なんでIKKOってあんなに薄着なのに元気なんだろう?
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by miyu-sakura | 2008-01-18 18:07 | ちっと旅ガラス

Paris SOLDE!!

先週の水曜日から、Parisのソルド(セール)が始まった。


フランスでは、国がソルドの開始日を法律で決めているので
多少のフライングはあっても、

基本的にこの日からフランス全土一斉にソルドがスタートとする。



そんな中、私ときたら、
エジプトに行って、
しばらくぼおお~~っと余韻に浸っていたけれど

私がぼおお~~っとしている間に、
ものすごいソルドの嵐がはじまっていたのだ。



Parisのソルドは、
日本からもわざわざ飛行機に乗ってやって来る人がいるくらいなので

フランスの田舎などからも
人々は大挙して押しかけてくる。


メトロも、道路も、お店も、試着室も、キャッシャーですら
どこもすごい人・人・人。

はっきり行って、歩いているだけでへとへとになる。



で、


今回、


お友達が行くと言うので付いて行って来ました。



Paris、HERMESソルド



HERMES好きの人なら誰もがあこがれると言う
年に2回、ホールを借りて行う大ソルドなのだ。


HERMESにはあんまり興味はないけれど、
わたしの姉,ひろみちゃんからの有無を言わさぬ指令を受け


コットンのミニトートが80ユーロ(11000円)
で買えるというので、張り切って行ってみたのだ。



場所は、 Palaice des congres


シャンゼリゼ通りをまっすぐ、凱旋門方面に行って
凱旋門を通り抜け、ずうううっと行った右手のでっかい会議場ですね。


会議場の一室を借りてやっていたわけですが、

日本のデパートが
有名ホテルの「なんとかの間」を借りて
特別販売会をやっている感じに似ている


でも、それより微妙に物々しく
まず、入場前に黒いスーツのおじさん数人が

「エルメスを持っているか」

と聞いてくる。



ええっ?持ってない貧乏人は入れないのぉぉ・・
と一瞬ひるむのだが

これは、帰りに荷物をチェックするため、
エルメスをお持ちの方は最初に申告して証明用紙をもらうのだ。



おおおっ。
こんなソルド行ったことないぞ、と
とりあえずおのぼりさん気分で入ってみると・・・・・


帽子にブラウス、靴にバックにスカーフに小物にネクタイ。

確かにいろいろ売っている。

買うつもりもないのに、テンション上がる上がる☆



なんといっても、
普段、ボンジュ~~ルなんて気取りまくっているフランス人マダムが、

日本人同様にテンション上げて買い物しまくっているのだ。
ついつい、こっちも負けてはならぬと力が入ってしまう。



で、鼻息も荒くバック売り場に突進してみると・・・・



なんか・・・変なバックしかない・・・・・

しかも、おんなじよーなバックばっかり・・・

さらに、バーゲン価格で1400ユーロ(20万)って何よ・・・・



ひろみ希望の80ユーロのコットントートは、
どーも早い段階で売り切れるらしく

水曜10時開始のソルドに、
土曜日の昼なんかに行ってもいいものなんてありません。




やっぱりHERMESへの道は遠かった・・・




とっとと会議場を後にして


今使ってるお財布が結構ぼろぼろで、チャック部分から小銭が落ちるから
(一体どんな財布使っているんだ?)

新しいお財布を見てみようと
他の路面店をいろいろとひやかしたのですが



どこに行っても日本人の店員がいてびっくし。


店員2人しかいない小さなお店にすら、
しっかりと日本人店員がいる。


ヴィトンにいたっては、
一体何人の日本人店員がいるんだろ=?
と思わず数えたくなるほど大量の日本人店員がいる。



すんごく迷ったのは、
グッチのお財布。165ユーロ。(24000円)
定価より大体3割引です。


みょーに怪しく、何度も同じ店に出たり入ったりして
結局、ううう~~~んって我慢した。



だって・・・
ない袖は振れない。




エジプト貯金、始めたし。


また、砂漠でキャンプしたいし。




結局、
ものすごく張り切ってパリまで行ったのに



大好きなコトニエでシャツを1枚買って

ラファイエットでウォーターマンのボールペンの芯を買って

プランタンで生ハムを買って

ブックオフで漫画(金色のガッシュ!)を買って

旧東京ラーメン(知らないうちに名前が変わっていた)で味噌ラーメンを食べて

十時屋でカップ甘酒と、さいころキャラメルを買って



そんなんで大満足して帰ってきました。




でも、よく考えていれば
別にパリじゃなくても買えるものばっかりなんですけど。

まあ、お祭り大好きなんで。



そうそう、書き忘れましたが、
パリのソルド、
それにはもれなく


・・・2日後の筋肉痛が来ます。

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(オランダ、テクセル島。カーフェリーで渡る。オランダですからこんな感じ)
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by miyu-sakura | 2008-01-14 17:53 | ヨーロッパで暮らすということ
今回、年末年始のバカンス・ド・ノエルがエジプト旅行だった。


実は年末というのは
エジプト旅行のトップシーズンなんです。


基本的に年がら年中晴れているエジプトでも


3月から5月には年に3~4回、どーしようもない砂嵐が吹くし
6月から9月はバカみたいに暑くて直射で45度を超える日もあるし


というわけで
10月から2月が旅のベストシーズンと言われている。



なかでも、欧州では年末は日照時間が極端に少なく
どんより暗くぱっとしない日が続くものだから

せっかくのバカンスくらい、

南の、多少でも温かいところに出かけたくなり、
アフリカ大陸に出かける人も多いのだ。



同じアフリカ大陸のケニアやモーリシャス諸島も大人気で
日本よりずっと近いこちらから行ってもなお、
もんのすごく高い。


ケニア一週間で・・・・1人40万ちかくする。



おおお・・・・・絶対一生行けない。



生ライオン、高すぎる・・・





で、エジプト。

ここも年末はトップシーズンなので普通のツアーに申し込むと高い。


でも、今回は、
ツアーコンダクターをしている旦那さまを持つお友達経由で
物価の安いエジプトの旅行会社に直接個人旅行を組んでいただいたので

トップシーズンのわりには、割安で行くことができた。
微妙に痒いところに手の届く親切な旅行会社サンだったし、
とってもとっても満足です。


ほんとにありがと~~~~☆






で、イスラム歴史地区。


観光客の溢れるハーン・ハリーリ市場
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1997年に観光客を狙ったテロがあったエジプト。
観光客がいるところ、必ずポリスが巡回しています。


ただ、このポリス、例外なく英語が通じない。

英語ができる人はきっと他の仕事についているんじゃないかと思う。
ポリスは、ほんとにどこにでも、山のようにいっぱいいた。

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この市場は、カイロの一大お土産センターなのですが

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どの店にも値段なんて書いてありません。

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はっきり行って気分は昭和の闇市廻り。

トルコのグランドバザールもかなり怪しかったけれど
ここは怪しいというより、人種が違うと言うか、星が違うと言うか

怪しさの格が違う。

キング・オブ・怪しい。
しかも、微妙にレトロ。
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一歩足を踏み入れれば、ノスタルジー溢れる巨大迷路なのだ。

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必ずものすごく吹っかけてくるので、まずは価格交渉。
どちらかが根負けするまで、延々と時間をかける。

これが結構めんどくさい。

でも、思ったより安くなると思わずガッツポーズだけど。

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疲れたらカフェもあるのですが、このチャイ(紅茶)が
地元の店で飲むと高くても5パウンド(80円)なのに、
なんと12パウンド(200円)もする。

チャイすら、ぼるのだ。

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アラブの人は、浅黒く、目がぎらぎらしていて一見怖いのですが
意外とそんなに怖くはありません。
一応イスラム教徒なので、ムチャクチャなことはしてきません。
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ただ、誰もが例外なくぼろうとするので、油断は禁物です。





「カイロってほんとにスラムみたいだよね」


といった友達がいましたが
確かにこういうのをスラムっぽいと言うのかもしれません。



でも、

それでも

私はカイロが好きだな。



このパワーに負けないパワーを、体中から集めてくるのが、

忘れていた「生きるちから」っていう気がするから。




これからは、もっとシンプルに生きていこう

多分、本当に必要なものはそんなには多くはない。

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by miyu-sakura | 2008-01-08 06:24 | 今日の世界遺産
お友達の旦那様がトルコに行った時、

夕暮れのブルーモスクで
大音響で響き渡るコーランの調べを聞いた。


その時、彼はこう思ったそうだ。

「ここにいるとやばい」。



なぜなら、

「ついうっかり、洗脳されそうになる」。

からだそうだ。



そうなのだ。
夕暮れに響き渡るコーランの調べは、どこか心に染みる。


今回のエジプト旅行でも、
毎朝と毎夕に響き渡るコーランの調べや
イスラムのモスクの厳かさにけっこうやられてしまった。


イスラムと言うと、テロ。
イコール危険因子。

そんなイメージが以前はあったけれど、今はイスラムの国々が結構好きだ。


どんな宗教にも、攻撃的な原理主義な人はいるし、
信じる気持ちが強いほど排他的になるとは思う。


けれど、少なくとも私の出会ったイスラムの人々は
普通に穏やか日々の暮らしの中で
イスラムの教えを守っていた。


・・・多分、だけれど。





ピラミッドで有名な、エジプト、カイロ。


ピラミッドは当然世界遺産なのだけど、

実は「カイロ、イスラム建築群」も世界遺産に指定されてて
その数は300を超える。
1000のミレット(尖塔)を持つ都市なのだ。


カイロは、「世界の母」と言われるイスラム最大の都市で、
現在エジプトでは人口の9割がイスラム教徒である。
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カイロ、イスラム地区の高台にそびえるモハメド・アリモスク。


ここはイスタンブールのガーマをまねて作ったらしく、
内部はかなりイスタンブールのブルーモスクに似ていた。
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ここはちょうど夕日を正面に受ける位置に立っていて
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夕暮れ時は、モスク全体が黄金色に輝くという。


モスクの前庭からは、カイロの町と
遠くに霞むギザのピラミッドが見える。
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手前の三角が、有名なクフ王のピラミッド。
ピラミッドは、町のすぐ横にあって、砂漠のど真ん中にはない。




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世界最大級のイスラム建築のガーマ・スルタン・ハサン。

屋外の中庭にも数十のランプが下がるあたりは
さすが、雨の少ない都市ならではだろうと思う。

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前出のモアへドアリモスクはどちらかと言うと例外で
こんな無骨なモスクがカイロには多い。
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このモスクはイスラム建築には珍しく装飾に金銀が用いられている。



イスラムの文化を伝える世界遺産イスラム地区は、
カイロ市のやや東側にあり、多くの観光客の訪れる場所でもある。

モスク以外にも、
400年を超える歴史のあるハーン・ハリーリ市場などがあるけれど、


でも、とりあえず、次回・・・。



もう8回くらい洗濯機を回しているのに、
たまった洗濯物が終わらないんです・・・・

なんといっても一日の気温が、0度から22度。
Tシャツからセーター、上着に毛布まで持参でしたから・・・


楽しんだあとには、きっちり現実が待っている。
とほほ・・・・・・・
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by miyu-sakura | 2008-01-04 00:54 | 今日の世界遺産

EGYPTより

昨日の午後のこと。
カイロ国際空港より私たちを乗せたエジプトエアーは飛びたった。


私の住むこの北の町までの、約5時間の飛行時間で
すべての価値観が変わって行く気がした。




アフリカ大陸一の大都市、大カイロ。
なんと人口は1200万人。
東京都に匹敵するほどの人口を抱える一大都市で。



そこには、ものすごい喧騒と混乱があって、
人々は大声で喧嘩をし、クラクションは町中で鳴り響き
信号は無視をされ、車はわずかな隙あらば割り込んでくる。


町のあちこちには拳銃を持ったポリスが立って、
どこへ行くにも検問があり、ホテルに入るのでさえ金属探知機をくぐる。


道路の向こうに渡る時は、けして速度を落とさない車の間を、
縫うようにして一車線ずつ走って渡る。
中央分離帯に立つ家族連れに、車は容赦なくクラクションを鳴らす。


ナイル川は、この上なく澱み、ゴミも浮き、川幅も思ったよりずっと狭く。
ナイル川より引いてる水道の水は、
溜めると透明ではなく薄い黄土色で、この水を飲むとひどいゲリをする。


年間25ミリしか降らない雨と、いたるところで行われてる工事のため、
常に町中に砂埃が舞い、髪の毛は常にバリバリになる。


タクシーや馬車の客引きは、しつこく何人もつきまとい、
みやげ物を手にした売り子は歩いている目の前に立ちふさがり
通り過ぎる腕を掴む。


自分でトラムに乗ろうとすると、停留所と思われる場所には時刻表はおろか
路線図すらなく、唯一掲げてあるプレートには小さなアラビア語の地名だけで。


バスもトラムも人々の乗り降りがしやすいように常にドアを開けたまま走り
10年以上前に廃車になって然るべき車には、定員オーバーの人が詰め込まれ
ロバの牽く子どものオレンジ売りの車と車線争いをする。


売店でビールを買っても、日本人と見るやお釣りをごまかそうとするし
普通の人には英語は全く通じず、値段もすべてアラビア語。
物売りは大声を張り合げ、買い物はすべて値段交渉から始まる。


どんなトイレにも、入り口にはトイレおばさんがたち、
一回ごとにトイレットペーパーを配っては、0.5か1パウンドをせびる。
基本的に、どれだけ掃除してあっても、清潔とは程遠い。


観光客の押し寄せるピラミッドや博物館には、
現地の物価に対してびっくりするほど法外な入場料がかかり、
乗ったら最後下ろしてくれないらくだ引きや、悪徳なガイドがうろつきまわる。



・・・それがエジプト。




今こうして、砂埃のない氷点下の静かな北の町にいると
この同じ空の下、同じ時間に、あの喧騒の町があるとは
知ってはいるけれど、実感できない。

私の目や耳はここにあり、
私は同時に二つの世界に立つことはできないのだから。





昔読んだ、
リチャード・パックの「ONE」のように
今この時間に、もう一人の私がカイロに留まっているのであれば
どれだけうれしいだろう。




喧騒と混乱が溢れるエジプトには、


15円で飲める生のジュースや、30円で食べれる昼食や
30円のチップに大喜びをするポーターや
40円で食べれるニューイヤーケーキがあり


ロバや馬にのった12.3歳の子ども達は、
豊富な日光を浴びた南の果物を台車に山積みにして市場に向かう。

人々は必要な分だけ物を買い、必要な分だけ物を食べ
屋根のある寝る場所と、たくさんの家族に囲まれて
イスラムの信仰を守りながら、暮らしている。




エジプトでは

人間が生きる、ということが
とてもシンプルで、とても力強い。








たった8日間だったけれど、
今、エジプトがひどく懐かしい。

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by miyu-sakura | 2008-01-02 20:38 | ちっと旅ガラス