ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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<   2008年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

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(スロベニア 世界遺産シェコツィヤン鍾乳洞。写真が取れるのは出口のみ)

8月の旅行記が全然進まないうちに
なんと明日は10月。


随分涼しくなってきて、
最近、朝は大体5度とか6度とか。


ながあ~~い冬がもうすぐやってきます。


で、

8月の旅行記の続き。


ブレッド湖で湖水浴をした午後、
一路目指したのは


スロベニア唯一の世界遺産「シュコツィヤン鍾乳洞」


ブレッド湖から南に約60キロ。
クロアチアへ向かう途中での見学です。


最近、少々乱発ぎみの世界遺産ではありますが
ここの鍾乳洞は1987年に既に登録されている。


鍾乳洞の中にはこうもりをはじめたくさんの動物が生息していて
見学するには、必ずガイドツアーに参加しなくてはならない。

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ガイドツアーは長さ2キロの地下鍾乳洞を
約2時間程度かけて歩いてまわる。

真夏のスロベニアとはいえ、鍾乳洞内はかなり冷えるため
みんながっつり長袖持参です。

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ガイドさんは、最初に
「スペイン語の人~~?」「ドイツ語の人~~?」「フランス語の人~~?」
などと聞いて挙手で答えた人の言語で説明をする。

この日は、スロベニア語、スペイン語、ドイツ語、英語だった。
彼女、なかなかの才女なのである。

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洞窟内は撮影禁止のため
全く写真がなくて申し訳ないのだけど

http://dheera.net/photos/thumb.php?q=europe/skocjan
写真のサイトはこれ。


内部は極力照明を落としていて、しかも
私達が通ったあとはご丁寧に照明を消していくので

暗闇恐怖症の私は
万が一置いて行かれたら、


多分、

いや、絶対

ちびる。



そんなわけでガイドさんから片時も離れず
常に列の先頭で回ったツアーだったのだけど、


いや、


これが、


なんとも、



凄かったのである。



もし、鍾乳洞が好きでたまらないという方がいらっしゃったら
ここは絶対行くべきです。



まず、ガイドさんたちと、どんどん地下にもぐっていくと
かすかに水の音が聞えてきて、

細い通路をくねくねと通っていたと思ったら
広さ約1.2ヘクタール、
天井まで100メートルはあろうかと思われる大広間にでたり、

「ルドルフ大聖堂」と呼ばれる石灰華が堆積してできた、
階段状の石灰段丘があったりと

なかなか見所が多く、いちいち感心していたのだけど



どんどん水音が大きくなってきたと思うと、



イキナリ、




地底に大河レカ川が現れるのである。




長さ34キロ、最後はアドリア海まで達するこのレカ川、

深さ160メートルの険しい渓谷と小さな滝を作り、
ごうごうと音を立てて流れているのである。



例えば、
どこか山に行って


深さ160メートルの渓谷と澄んだ大きな川の水、小さな滝を見たら
美しい~~っておもうでしょ。

それと全く同じ光景が
真っ暗な地底にあるわけです。


数年前までは
対岸までつり橋が架かっていて
スリル満点だったらしいのですが

現在は、
ひと1人が通れる細いながらも鉄製の橋が架かっています。


橋の途中から下を覗き込むと
けっこうな勢いで水が流れていてけっこう怖い。



このレカ川のすごいところは
このままずうううっと海まで地底を流れていくところ。


私達の目の前の川は、
そのまま暗闇のかなたへ続いていくのです。


これ、
なかなか圧巻です。



これは!!!

さすがってかんじの世界遺産でした。


次回はやっとクロアチアに入ります~~。 


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by miyu-sakura | 2008-09-30 03:02 | 今日の世界遺産
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(マッターホルンを眺める展望台から。レンズがいいとキレイに撮れます)

夏の旅行記をつらつら書いておりますが

最近読んだ本がなかなか印象的だったので
ちょっとご紹介。


久しぶりに毛色の変った、
というか、長いこと生きているけれど


この手の本は、今までちゃんとは読んだことなかった。


オタクのお友達から借りて
この年になって☆初めての経験☆です。



この本、
なんてったって、この本、帯のセリフが秀逸。

「昼は美しき暴君、夜は執事が下克上」



で、作品の題名もこれまた秀逸。

だって、
「執事の分際」

って言う題名なの。




し・執事の分際・・・

し・執事(←これ当然男性)の分際で・・・・


美しき貴族(←これ男子。ここ大きなポイント)に、


お布団の中でお仕置きをしちゃうわけです。


実はこれ、よしながふみ作の漫画なのですが
はっきり言って「ボーイズラブ」。


えっ?漫画には映倫はないの?って疑問に思うほどの
ギリギリっぷり。

はっきり言ってばっちり見えてますけど、って感じです。



まあ、特命係長只野仁のように
一応何らかの事件があって、
その関連でお布団が出てくるわけですが


事件が、フランス革命だったりするので
なかなかの力作に仕上がっています。
意外に面白いです。



でも、

題名と表紙の絵からして
立ち読みはちょっと恥ずかしいかもしれませんが

買って読むのももっと恥ずかしかったりします。

なにより、家の中での置場に困ります。

オタクのお友達を見つけて貸していただきましょう。


このよしながふみさんの本には

「西洋骨董洋菓子店」、「大奥」、など
いたってフツーな、どちらかというと
読み応えのある作品も多いのだけど

初期の頃はもっぱら「ボーイズラブ」系だったらしく


「ジェラールとジャック 」
これもなかなかいい感じのボーイズラブっぷりです。


お互い好きあっているものの、

元貴族の使用人と、
貴族嫌いの金持ち文学青年と言うこともあって

なかなか愛を打ち明けられずにいるジェラールとジャック。


親に捨てられ、ジェラールに拾われた、しごくまっとうなジャックが、
「オトコの人を愛するなんて私は病気だ」

と悩みながらも愛の呪縛に捕らえられ
誰にも言えずにひとり心の中で葛藤。


で、フランス革命の際
元貴族のジャックを捕らえようと追っ手が迫り

二人で逃げる間に
ようやく愛の告白をして、
心置きなく、お布団を共にする二人。


「おまえと離れるくらいなら、一緒に死にたい!」


・・・ってこの話し
登場人物がオトコとオンナだったら
別にフツーな話しなんだけど


男同士、しかも両方がかなりの美形なので
なかなかパンチの効いたお話になっています。


・・・この本も立ち読みできないけどね。




それ以外に最近読んだ本は


浅田次郎の「憑神」。


浅田次郎は、どういう話でも安定して読み応えがあって
この人うっまいなあ、なんて思う。

勧善懲悪、けっしてお涙頂戴ではないのに
最後にはじい~~~んとしてしまう。



伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」。


この本、最初の病院の部分から
すごく胸騒ぎがする。
話しの先が気になってたまらなくなる。


いてもたってもいられない、
「あ、そこ行っちゃいけない!」って思わず声をかけたくなる。


多分この胸騒ぎは
現実に今、

私達のプライバシーがじわじわと犯され
知らないところで、大きな犯罪が隠されているからなんだと思う。


いつもは知らないよ~~って顔をして見てみぬ振りしているのに
この本を読むと、やっぱりそうなんだ、って
思い知らされる。


伊坂幸太郎、サスガに読み応えがタップリでしたが
・・最初のオーデュポンの時の衝撃はなかったなぁ。



そう、衝撃なら
よしながふみです。


皆様、勇気を出して立ち読みしませう☆
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by miyu-sakura | 2008-09-21 08:05 | J' aime le livre
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(スロベニア、ブレッド湖。気温が上がると水着の集団がやってきます)


日本で自然の中で泳ぐというと、海水浴が一般的。

昔、琵琶湖で泳いだことがありましたが
・・・うう~~ん残念ながらあんまりキレイではなかったような。


スロベニアのブレッド湖、
一応トップシーズンなんだけど、

大渋滞とか、クラクションとか無縁の、
のんび~~りした休日が過ごせます。


「えいっ!!」
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「すぅ~~いすい」(←なんか・・ふるっ!)
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水だってこんなに透き通っています。


湖なので、けっこう深めではあるのだけど
たくさんの魚と一緒に泳げて
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なんか微妙に楽園ちっくです。

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海水浴、湖水浴というと、
日本ではもっぱら、若者かファミリーしかしない。


でも、欧州に来て
これはとってもいいことだなあと思うのが

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けっこういいお年の
おじいちゃん、おばあちゃんもばりばり泳いじゃうところです。


しかも、手を繋いでいたりオシャレをしたりしてて

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ほんとに可愛くってうらやましい。


この二人は今までこうやって暮らしてきて
きっと

これからもずっとこうして手を繋いで
暮らしていくんだろうな。


ほんとに、実はこういう人生こそ
ばら色の人生なんだろう。



バカンスって、

若者と家族連れ以外でも充分に楽しめちゃうものだなあ、って
こればかりはよい風習だと思う。

さすがバカンスのために働いてるって言われるだけある。


さて、午前中は湖水浴。
午後からは、世界遺産の鍾乳洞を訪ねます。

続きはまた次回・・・
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by miyu-sakura | 2008-09-11 17:04 | ちっと旅ガラス
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(スロベニア随一の景勝地、ブレッド湖。のんびりできます)


スロベニアは、


ザルツブルグ・ウィーンのあるオーストリアの南に位置し
クロアチアの北にあたります。

そんでもって
すぐ西にはイタリアがあり、北東にはハンガリーがあり、
沿岸部はアドレア海に面しています。(←しかもヴェネチア湾)




と言っても、

?で、どこ?

って感じだと思うのだけど、


それもそのはず。

なんてったって、
1991年4月までは「ユーゴスラビア」だった。


もともと、
社会主義国家であった旧ユーゴスラビア共和国は
日本人観光客がなかなか来ないエリアだった上、


ユーゴスラビアからスロベニアが独立して以来、
「ユーゴスラビア紛争」といわれる独立戦争が相次いで勃発。


クロアチアは一時「危機に瀕している世界遺産」に登録されたほど、
バルカン半島での内戦はコソボ紛争などを引き起こしながら続き


ようやく2006年に最後のモンテネグロが独立し
「ユーゴスラビア共和国」を構成していたが6つの共和国が
すべて独立した。



・・・・・ってよくわからないけど、そーらしい。



ピクシーと呼ばれた現名古屋グランパス監督のストイコビッチは
「ユーゴスラビア人」だったのだけど

「ユーゴスラビア」が消滅した今、
自分のオリジナルの国がなくなるという、まるっきり小説のようなことが
現実に起こっているらしい。


彼はまた、

自身の全盛期にユーゴ代表としてワールドカップに出場、
並みいる強豪押しのけ見事ベスト8になるものの、

その後内戦への国際制裁のために
EURO杯のため滞在していたスウェーデンから国外強制退去を命じられるなど
サッカー選手として、必ずしも恵まれてばかりではなかったと思う。

そんな血塗られたバルカン半島の「内戦」が終わってから
未だ10年も経っていない。




で、そのスロベニアのブレッド湖が旅の2泊目です。

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ブレッド湖近くのペンションには夜10時近くに到着し
湖には朝、チェックアウトしてから出かけました。


今回泊まったのは、

「Penzion Kovac」
Langusova 71, 4240 Radovljica


最近、大まじめに旅行貧乏なため、

「ホテル」ではなく
「ペンション」や「プライベートルームSOBE」(←日本で言う民宿)に
泊まることが多くのだけど


大型チェーンホテルより
家族経営のペンションがかえって居心地がよかったりする。


なにより朝食に、ザ・手作りのスロベニア料理がずらりと並び、
ものすごくおいしく、妙に元気をもらってしまった。


おまけに、10室のうち、私達以外の部屋はすべて
ドイツ人の結婚式の親族が団体で泊まっていて

お祝いの宴の笑い声のシアワセそうなことといったら!


朝方、花嫁の父親からブーケをもらったり
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(↑下の方の白いお花がそれ)

帰り際に手を振って送ってもらったり


なんだか貧乏旅行もそれなりに楽しいものです(←負け惜しみだけど)


さてさて貧乏旅行は続きます。

3日目は、
真夏だというのにホテルにプールがないので(←というかホテルですらない)
ブレッド湖で湖水浴です。


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(夏も涼しい北欧州の我が家。真夏の暑さにバテバテのわんこです。)
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by miyu-sakura | 2008-09-07 08:03 | ちっと旅ガラス
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(市の中心を流れるザルツァッハ川。ザルツ、とはソルト。つまり塩の川)


さて旅行2日目。

経由地のザルツブルグです。



オーストリーの古都、ザルツブルグは
モーツアルトを生んだ音楽の都として名高く、


落ち着いた旧市街は世界遺産にも登録されていて


映画の名作、「サウンドオブミュージック」の
舞台にもなり、映画を見てから行けば感動上乗せ。


ミラベル宮殿では映画のフィナーレそのままに

「ド~~レ~~ミ~~♪」と

思わず歌ってしまうこと請け合いです。




実はザルツブルグ、何回か滞在したことがあるのだけど、
私がけっこう気に入っているのが、

旧市街の、たくさんの看板。

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隣よりも大きく、キレイにと競い合った結果なのでしょうか。
豪華絢爛な看板はザルツブルグの名物。

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マクドナルドでさえ、
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ちょっと気取ってオシャレなのだ。




主な見所はモーツアルトの生家。


今回は経由地のため行っていませんが、
ご多分に漏れず、どこにでもあるちっちゃ目のフツーのメゾン。

調度品等も展示されているので
一度は入ってみる価値はあります。




ここも外せない見所、丘の上にあるホーエンザルツブルグ城塞。
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丘の上に見える中世の城塞へは、ケーブルカーで登って行くことができ
そのテラスからの夕日の眺めは本当に素晴らしいのだけど、

中世の城塞の中で毎夜、室内音楽のサロンコンサートを催していて
以前、気取って夜のコンサートを聴きに行ったのはいいが


首を左右に揺らしながら爆睡


周りから失笑を買うというトレビアンな経験をしたのはまさしく私。


・・・・・音楽の聖地で爆睡。

・・・・・なんてサザエさん。



そんなザルツブルグですが今回は遅めの昼食を取って
すぐに移動です。



次の目的地は
スロベニア、ブレッド湖です。

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(ザルツブルグで見かけたヘンな乗り物。どーやって動いているのか不明)
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by miyu-sakura | 2008-09-03 18:35 | 今日の世界遺産