ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


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きっと忘れない

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一年で最も日の長い今日この頃。


夜の10時になってもまだまだ明るいので
野外のイベントがあちこちで行われています。


日本の秋は「秋の夜長」と言われるけれど
コチラも別の意味で「初夏の夜長」。

いつまでも明るいので、夜遅~くまで外出できます。
夜が、(というより昼がだけど)長いのだ。


で、

昨日の夜、6時過ぎからメトロに10分だけ乗って
中世時代祭りに行ってきました。

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(ちなみにこれは夜の8時くらい。充分に明るい)

日本でも戦国時代村っていくつもあるけれど、
欧州でも中世時代の衣装を着たイベントは各地で行われています。


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まあ、一種のコスプレさん大集合なんですが
外人さんがするとそこそこ絵になります。

で、
この中世時代祭り、イッタイ何をするのかというと、
騎士同士の決闘や

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流鏑馬ならぬ、「やり突き」。
2頭の馬に乗った中世の騎士が、槍を持って相手と戦うのです。

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それ以外にも中世の職人仕事の実演とか、

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暮らしぶりの紹介なんかを

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ぼちぼちとしてくれる。
(↑日本のように張り切って教えてくれるわけでないのがポイント)

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一通りのショーが終わって、
屋台のドラムサンドで夕食をすまして



9時過ぎてなお、
たくさんの人がテラスでくつろいでいる、
そんないつもの街を散歩していると

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流れてきたRAVEL の「BOLERO」。



見慣れた街の

見慣れた風景が

「BOLERO」一つで色を変えた。

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多分、今日は特別な一日じゃないけど

わざわざ遠出したわけでもないけど




いつか私が日本に帰って、



梅雨の長雨に苦虫をつぶしながら

夏のセミの大合唱を縁側で聞きながら

秋の紅葉した山の温泉で空を見上げながら

冬の初氷にうっかり歓声をあげながら



欧州での生活を懐かしく思い出すとしたら

きっとこんななんでもない風景。

いつもの街角なんだろう。



この「BOLERO」は、

きっと忘れない。
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by miyu-sakura | 2008-07-03 17:35 | ヨーロッパで暮らすということ
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(イタリア・トリノのオリンピアスタディアム。なんだか妙に絵になるのは
サッカー場の周りに建物がないからかな?)


さあ、本日6月29日。
オーストリア、ウィーンでEURO2008の決勝戦が行われました。


判官びいきの私としては

4強が揃った時点でトルコ・ロシアといった
欧州選手権で未だ優勝していない国を応援していたのだけど


残念ながら
トルコ対ドイツは2-3で
ロシア対スペインは0-3でそれぞれ負けてしまった。


トルコのGKが小島よし○に似ているよーな気がして
トルコの試合を楽しみに見ていたけど
(soredemo.exblog.jp/8451365)


準決勝のドイツ戦、これはかなり接戦で面白かった。


トルコの選手、なんだか動きが読めなくて
なんだかカンフーぽく、どこからともなくボールを奪いにやってくる。


2点目のセミフ・シェンテロフのゴールなんか
誰もがあっと声を上げるような神業のゴールだったし

試合自体もトルコの方が55%のボール支配率だったし
シュートの数も圧倒的にトルコが倍以上打っていたし


試合の流れ的には絶対トルコ有利!って感じだったのに
ドイツが勝ち越しの3点目を入れたのが
何と90分ジャストというびっくりな展開だった。



・・・よかったわ、トルコがヨーロッパ側で。
アジアにいたら日本なんかこてんぱんにやられそうだ。




で、


決勝戦常連組のドイツースペインで行われた今日の試合、


0-1でスペインがドイツを倒し
44年ぶりのEUROチャンピオンに輝きました。



サスガ「無敵艦隊」といわれるスペイン。

無敵無敵といわれながらも
ワールドカップではなかなか優勝できなかったけど
今回は文字通り「無敵」でした。


今日の試合でも、

ドイツが3本しかシュートを打てなかったのに
スペインは4倍の12本のシュートを打っているほど、
スペイン優勢な試合運び。


見ていてもドイツ選手の余裕のない必死さが目立って


ゲルマン系のごつい顔のドイツ人と
ラテン系のスペイン人だと
どーしてもスペイン人の方がちょびっとかっこいいし、


ドイツは、顔的にも不利だったと思う。




さ~~、
6月いっぱい続いたEURO2008が終わり
ようやく毎日のTV観戦から解放されます。


このTV観戦のおかげで毎日すんごくばたばたしたけど
楽しみだった祭りが終わった虚しさを感じる夜です。


日本人の私でさえそうなんだから
負けたドイツ人は皆、魂抜けまくってるんだろうな。


スペイン人は多分向こう1年ははしゃいでるに違いない。



それにしても

夜の8時45分から10時35分過ぎまで毎日のようにTV見ていたおかげで
かなり家事がたまってしまった。


今日もまだお茶碗洗ってないし
畳んでない洗濯物がいっぱいだし。




何が辛いって

明日から家事の進まない言い訳ができなくなることかな・・・


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(中村選手のいるスコットランド、セルテックでの我が家のお買い物。
ユニフォームには好きな名前と番号を入れてもらえます。)
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by miyu-sakura | 2008-06-30 10:34 | サッカー☆サッカー

ブイヤベース様

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(夕暮れのポルト・マルセイユ。7月の夕暮れはゆっくり。これで9時半過ぎ)



先日、「ブイヤベース」を教えてもらってきた。


ブイヤベースとは、


小学校の時に休み時間に遊んだ「三角ベース」などではなく

主に、フランスの海辺の町で食べられる
魚をいっぱい使った漁師のスープである。



南仏のマルセイユとか、ニースで食べたことはあるけれど


私は旅行先でおいしい店を探し当てないことに関して
かなりのプロフェッショナルで、

もてうる限りの情熱をもって店選びをしても
見事にはずれる星の下に生まれてきた。(←こう思わないと悲しすぎる・・・)



そんなわけで
本場マルセイユで食べたブイヤベースも

魚は確かにたくさん入っていたけれど
小骨も何もかも一緒くたに入っていて


食べているんだか、骨を出しているんだかわからないうちに
おなかがいっぱいになり、ギブした覚えがある。

今思えば、手のかかる白身の骨抜きをサボった店だった。



で、

せっかく欧州に住んでいるので、ひとつくらいは
おフランス料理を覚えて帰ろうと習いに行ったわけだけど


ブイヤベース、


たかが漁師のスープと思ってはいけない。


むちゃくちゃ大変だった。


なんてったって作り始めてから出来上がるまで3時間かかったんだもの。





作り方は


まず、
大量の魚の頭を取って(基本的に白身の魚)
内臓を取って
血抜きをして


白身の部分は三枚に下ろして、小骨をとり、
一旦冷蔵庫に戻しておいて


頭と骨といわゆるアラの部分のみを
白ワイン1本とトマトペースト一缶(大)
タイムとローリエを入れて水をひたひたに入れて
沸騰させる。

沸騰させて30分で火から下ろす。



その間に

たまねぎ、エシャロット、にんにく、人参、セロリをみじん切りにして
オリーブオイルでいためておいて


そのいため野菜を、最初の鍋に入れて
山盛りのサフランを入れる。


沸騰したら、火から下ろして

家庭用バーミックスの10倍くらいの威力の
工事用ドリル風ミキサーで
頭も骨も野菜も細かく砕く。


そのアラだらけのスープを
目の細かいざるでぎゅうぎゅう押しながら濾して(←これ、ちから仕事)
また鍋に戻し


そこに三枚に下ろした白身の魚や骨ごとのアンコウや
えびや貝類などを入れ
さらに刻んだトマトも入れる。



・・・・これでようやくスープができるけれど

これに卵黄とレモンとエストラゴンとバターなどで作った
ソースを乗せると



☆びっくりするぐらいおいしい☆、
ブイヤベースが出来上がる。


おいしいんだけど、

こんなに手のかかったスープは初めて作ったわ・・・。

まさかこんなに手がかかっているとは全然気づかなかった。



これからは

ブイヤベースは「ブイヤベース様」と呼ぼう。

皆様も、よろしければ「ブイヤベース様」にぜひ挑戦ください。



苦労の後のブイヤベースと冷えた白ワインは、

きっとマルセイユのブラッセリーの(当たりのほうね)カオリがします。



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(マルセイユには魚市が立ちます。おこぼれを狙うのはカモメとネコ)
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by miyu-sakura | 2008-06-26 07:56 | ヨーロッパで暮らすということ
絶賛開催中のEURO2008、

毎日さくさくと勝負がついています。


今日の試合で4強が出揃いましたが、
こんな4強になるとは誰が予想したの?
という結果になっています。



FIFAランキング4位のスペイン、
同じく5位のドイツははまあ当然としても


20位のトルコ、24位のロシアが


3位のイタリア、6位のチェコ、7位のフランス、
8位のギリシャ、9位のイギリス、10位のオランダ、
11位のポルトガル、12位のルーマニア、15位のクロアチアと、


軒並み上位チームを押しのけての準決勝進出です。


言い換えれば
EURO2008出場16ケ国のうち
開催国であるスイスとオーストリーを除いた14ケ国中の


12番目と13番目が揃って準決勝に進出したのだから
かなりびっくりの展開だと思う。




・・・・ちなみにアジア予選1位通過、と大喜びしている日本は
現在FIFAランキング38位。


実は日本の上に、25ぐらいのヨーロッパの国々がいたりする。
http://fifa.com/worldfootball/ranking/index.html


アジア予選は、このEURO2008とはレベルが全然違って
実際参加している16ケ国のうち
開催国スイス以外の国はすべて日本より全然ランクが上なのだ。



ううう、がんばれニッポン!!!



で、
先回書いたけれど、

EURO2008の公式ステッカーブックに
ステッカーを貼るのが何より楽しみな今日この頃ですが


そのステッカーを見るなり
「こ・これは!!」という選手がいた。


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25日にドイツと戦うトルコのVOLKAN選手なんだけど・・・


似・似てない?


例の晴一さんのお友達に。



・・・・私だけ?



どうもこのVALKAN選手、
191センチ、92キロの巨漢のキーパー。


自身のホームページを見ると
(トルコの選手にそんなものあるんだと驚く)←失礼
http://www.volkandemirel1.com/biyografi.asp

そのむっさい外見とは裏腹に
意外とオシャレさんで人気者らしい。



とりあえず
25日の試合はゴールのVOLKANにクギヅケだわ・・・・
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by miyu-sakura | 2008-06-23 07:38 | サッカー☆サッカー

EURO2008 !!

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日本で話題になっているかどうかかなり疑問ですが、
今、欧州ではサッカーのヨーロッパチャンピオンを決める、


4年に一度の
「EURO2008」の話題で持ちきりである。
http://jp.euro2008.uefa.com/


2008年6月7日から29日まで、
毎日スイスとオーストリーで試合が行われていて
TVでもライブでガンガン放送されている。



前回の2004年には
なんとダークホースのギリシャが優勝するという
波乱もあったりするし、

祖国の威信をかけた、
トップレベルの選手同士の戦いなので
ものすごく見ごたえがあってむちゃくちゃ面白い。



今回のTVのサッカー中継が
なんだか妙に臨場感溢れるカメラワークで、

私だと、下手にスタジアムに行くより、
家の方がずっと盛り上がって観戦できる。



・・・だって万が一スタジアムで
応援してない国の応援団近くに座りでもしたら

ヤツら怖さに決して声に出して応援なんてできないし、
逆に相手の応援に加わらなくてはならない羽目になる。


ヤツらはサッカーともなると、途端に野獣になるので
いくら私だって命は惜しい。



17日の火曜日には因縁のフランス対イタリアと、

ドイツのワールドカップ決勝戦の組み合わせ
(ほら、ジダンが頭突きしちゃった試合)が
なんてことないグループC内の予選、

しかも

オランダが1位通過を決めていて、
前ワールドカップ優勝国と準優勝国が2位の座を争うことになり

負けたほうが次の準決勝に進めないとあってものすごい死闘になり、
負傷者やイエローカードが出まくってなんかスゴイ試合だった。

けど、

翌日のニュースを見ると
負けたフランスのサポーターが各地で荒れまくって
どうもそっちも凄かったらしい。


というか、
毎日毎日、TVのニュースで

勝った国のサポーターの大騒ぎや
負けた方の荒れ狂い振りを見ているので


あんな怖いところには、できれば近寄りたくない。

毎日いつも赤い肉ばっかり食べてる人種とは
血気の盛んさが根本的に違う。




で、そのEURO2008に、
オフィシャルステッカーBOOKがある。

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ステッカー5枚入った袋が10袋で6ユーロ。(約950円)


まっさらなステッカーブックにステッカーを貼って
国別の選手一覧や、今までの優勝国一覧を完成させるのだ。


こういうBOOKの常として

ステッカーが一枚でも欠けるとなんかいやな感じなので、
貼るからには、ステッカーを買い占めてでも
完成させなければならなくて


一度足を踏み入れたら最後、
950円のステッカーを10パックも20パックも買わなくてはならないという

サラ金地獄のようなステッカーBOOKなのに


毎日サッカーを見てて気分が高揚したため
ついうっかり買ってしまった・・・・・



あああ~~~~。
アタシのばか・・・・。


しかも、つい今さっき、私が優勝候補とにらんでいた
大好きなポルトガルがにっくきドイツに負けちゃったし、

一番人気のクリスチャン・ロナウドのステッカーは相変わらず出ないし。


しょうがないから
次の優勝候補、オランダに期待をかけるか。



さ、また明日も食費を削ってステッカー買って来るとしようか・・・・。

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(我が家のわんこ。外出の時はいつも助手席さっ☆)
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by miyu-sakura | 2008-06-20 08:39 | サッカー☆サッカー
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私は、とりたててサッカーに詳しいわけではないのですが
海外のサッカーを観戦するのはすんごく楽しい。

いつも安いチケットを買うため、(今回は1人11ポンド)
スタンド上のスミのほうの席ばかりだけど

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おかげで選手全体の動きがわかって、

「右が、がら空きだ!」
「キーパー出すぎ!」
「あっ、オフサイド!」

とか、見ていて全然飽きないし、

周りのクマみたいに大柄なサポーターが、
微妙なプレーや惜しいゴールキックのたびに、
文字通り頭を抱えて、もんどりうつのがなかなかイイ。


・・・・・ただ、実際の選手はとおっても小さいんだけど。

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さて中村俊輔擁するセルティック。

スコットランドリーグ優勝41回を誇る名門チームではあるのだけど
グラスゴー在住の知人によると
どうも今年は調子が悪いらしい。


確かに凡ミスやパスがつながらない場面が何度かあって
もどかしい場面も多かった。

その中で、奮闘していたのが
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まさしく中村俊輔選手。


昔は、ゴールを決める選手がかっこよくて好きだったけれど
こちらに来て、

実際にゴールを決める選手よりも
アシストをする選手やバックスの選手がカッコイイと思うようになった。

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中村選手は
今期6ゴールとけっしてシュート数自体は多くはないけれど
この試合、精度の高いパスをたくさん出していて、

アシスト役としてチームで一番精彩を放っていた。


実際、中村選手にパスが回るたびに
周りのサポーターから拍手や歓声が上がって

「ナカムラマジック」と現地で呼ばれているスーパープレイを
観客が期待していることをうかがわせた。

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コーナーキックも、いつも中村選手が任されていて

この試合でも、
コーナーキックからスティーヴン・マクマナスの頭にどんぴしゃで合わせて
最初の得点に貢献した。

でも、中村選手ががんばって相手をギリギリまでひきつけて
ばっちりのタイミングで見方にパスしたものの

ゴールが決めれない場面が何回もあって
声を上げて悔しがっている場面もあった。




ワールドカップやブンデスリーガなどで
日本人選手のプレイを何度か見たけれど


今の中村俊輔選手は、間違いなくトップにいると思う。
本当にむっちゃくちゃ上手い!!!



相手選手2.3人の頭上を越え、
見方選手の右足前にどんぴしゃに止まるスーパーパスを目の当たりにして
中村選手のかっこよさにクラクラした。


ドイツにいる稲本選手や小野選手とは
比べ物にならないくらいに上手いと思った。


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この試合、セルティックのホーム最終戦でしたが
2-0で順当勝ち。

アウエイ1戦を残して、首位キープとなりました。


試合後には満員の観客が肩を組んで歌を歌う中
場内を選手が一周する感動的なセレモニーがあって



私も含め、どの観客も大満足で家路に着いたのでした。


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(スコットランド、エジンバラ市内。世界遺産の旧市街の町並み)
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by miyu-sakura | 2008-06-02 19:35 | サッカー☆サッカー
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夕日に向かって叫ぼう。


私は、
中村俊輔選手が大好きだ~~☆

それから、
スコットランドリーグ優勝おめでと~☆



中村俊輔選手がポルノグラフィティーのファンだと知って、
ポルノファンヨーロッパ支部(1人で勝手に結成)の私としては
なんとしてでも応援に行かなくては、と画策していましたが


行ってきました!!


5月11日のスコットランドリーグ、ホーム最終戦。
セルティックVSハイバーニアン。


2007年8月から始まったスコットランドリーグ、
なんとか首位を守りアウェー1戦を残してのマッチとはいえ、

2位との勝ち点差が3点のみで、
優勝するためにけして負けられない最終戦。

セルティックスタジアムを満員にした6万人の観衆も
始まる前からやる気満々、大いに盛り上がってました。



私たちは

お昼12時半からの試合のため、前日の土曜日から
セルティックの本拠地グラスゴー入りしたのですが

まず驚いたのが、
中村選手の人気の高さ。
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飛行機で到着してすぐ、パスポートコントロールで、

「今回の滞在の目的は?」
と聞かれ

フツーなら
「サイトシーイング(観光)」
と答えるところ、

久しぶりの飛行機で浮かれていたので
「フットボールを見に来た。」
と言ってみた。


すると

「セルティックか?」

「そうだ!」

「中村か?」

「そうだ!」

という会話の後


二人して

「イエーーイ!!」


今までいろんなパスポートコントロールを通ったけれど
厳粛であるべき係員と一緒に
こぶしを振り上げて
歓声を上げたのは初めてだわ。


それ以降も、


セルティックのグッズを持って街を歩いていても

「イエーイ!」


空港のチェックインカウンターでも

「グッ!」(親指を立てる)


セルティックを応援している日本人というだけで
みんながニコニコしてくれる。


欧州の日本人というととかく下に見られがちだけど
がんばっている中村選手のおかげで
日本人自体の印象もよくなっている気がした。




中村選手、ほんとに人気があって
サッカー場に隣接しているセルティックショップでも
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中村選手のウエアーはもちろん
ポスター、(大・中・小)、ポストカード、マスコット人形、

それに

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なんと「俊」と書かれた帽子。

しかも横には、カタカナで「セルティック」と刺繍されている。


・・・・このセンスはさすがに謎だったけれど
というか、この商品がなぜ企画会議を通って製品化されたのか疑問だけど、

よく
「一番」とか
「寿司」とか
ヘンな日本語が書かれたT-シャツを着ている外国人がいるので
まあ、そこら辺のコアなファン向けの商品なのだろう。


というか、実は我が家は2つも買ったけど。


さてさて、
こんなに人気の中村選手はどんな活躍を見せたのか
続きは次回~~。
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by miyu-sakura | 2008-05-28 18:07 | サッカー☆サッカー
ええっと、
ようやく昨日、

「カラマーゾフの兄弟」を読み終えました。


も~~、
ようやくって感じです。


下巻はある「裁き」のことを書いているのですが、

私としては
その結果がどうなったのかが気になって
先に進みたくてしょうがないのだけど

も~~、
この巻も、みな語る、語る。

ばりばり語り倒している。


も~~、
じれったいのなんの。



思わず、

「で?」

って突っ込みたくなるのだけど


この「語る」トコロに物語の主題とか
作者の世界観が代弁されているような気がして

飛ばすわけにはいかなくて
じいいっと我慢しながら読むのだけど。


書かれていること、
こちらに訴えてきていることが
上っ面でない言葉の「重み」を持っているような気がして

読んでいてもいちいち心に響いてくる。


19世紀のロシアのようなTVやネットがない時代には
人々はもっと本を読み、神の存在を真剣に論じ、生きる意味を考え、
恋に熱中していたのかな、なんて思う。




なんだかすごい話しだなあと思いながら、
巻末の解説を読んでみると

ドストエフスキーという人の人生も
かなり波乱万丈だったと書かれていた。


実の父親はロシアの田舎の地主であったのだけど
アル中で徹底した暴君で、
小作の器量よしの娘に次々に手を出した末に

小作の百姓に惨殺される。


その後、
18歳のドストエフスキーは
持病の癲癇の発作を起こしながらも
工兵仕官学校を卒業、工兵局製図課に勤務。
働きながらの執筆活動を始めた。

処女作の「貧しき人々」は喝采を持って迎えられたものの
その後は必ずしも順調とは言えないまま執筆活動を継続、

左派の秘密印刷所設立計画に加わっているところを
秘密警察に逮捕をされ一度は死刑判決を受ける。

死刑執行の直前に皇帝の恩赦で懲役刑となり、
シベリヤの監獄で囚人生活を送る。

刑期満了の末軍隊に配属された際に、
役人の妻と不倫のすえ、結婚。

しかし、その妻もたった8年の結婚生活の後、結核で亡くなるが
亡くなる前に既に20歳以上年下の女子学生と恋におち
熱烈なアタックの末妻の死後3年で再婚し、2児をもうける。


60歳で亡くなる直前まで書かれていたこの
「カラマーゾフの兄弟」には続編があったはずで
この長編「カラマーゾフの兄弟」は

ドストエフスキー最後の未完の小説と言われている。



・・・・・未完のおかげで
読了してもなお、続きが気になってしまうのだ。


せっかく何とか読了して
村上春樹氏の「バー、スメルジャコフ」
に入ろうと思っていたのだけど


それより、
カラマーゾフの兄弟のその後が気になって仕方がありません。


ううう、
見終わった「アンフェアMOVIE」がまだまだ続きそうな、
あんな感じですが、

ただ、達成感は充分にありますので、
皆様もどうぞ、このモヤモヤワールドへいらしてください。


それこそが
「バー、スメルジャコフ」なのかも。

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(アムステルダム、国立博物館。レンブラントの夜警があります)
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by miyu-sakura | 2008-05-19 07:21 | J' aime le livre
数ある世界遺産の中で、たった2つしかない「負の世界遺産」。


一つは広島の原爆ドーム。
そしてもう一つは、

アウシュビッツ・ビルケナウ - ドイツ・ナチの強制・絶滅収容所。

1940年から1945年までの
6年もの間、ありとあらゆる方法で人を殺した、
ホロコーストの象徴である。


その内容は
あまりに悲惨で、
あまりに暴力的で、

ここを訪れることは一生ないだろうと思っていた。



実際に「その場所」を見ることが、

私や、私の家族の人生にどれだけ影響するのかを考えると、
行くことをかなり迷ったけれど、


ここを実際に見て、
おきてしまった事実を心に刻み付け、
忘れないように生きていくことが


ささやかな私にできる平和への貢献になると思えた。

私よりも、むしろ私の家族の心の、
ほんの記憶の片隅にでも残すべきことだと思えたのだ。

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(死の門と呼ばれるビルケナウの門。シンドラーのリストで使われた)


日本人には、ドイツにあると思われがちなアウシュビッツ強制収容所は、

実は第二次世界大戦中、ドイツの占領地であったポーランド南部の、
古都クラコフより西に約60キロ
オフィシエンチム郊外に1940年に建てられた。


アウシュビッツは、ポーランド語オフィシエンチムのドイツ語の地名。


世界遺産に初めて登録された時の登録名は、
「ポーランド アウシュビッツ強制収容所」
であったが

この名称が、ポーランド人による強制収容所、
と誤解を生むとのポーランド側からの抗議により、

去年、
「アウシュビッツ・ビルケナウ - ドイツ・ナチの強制・絶滅収容所」
と名称を変更された。


現在、ポーランドに訪れる人のうち、
かなりの割合が訪れる場所なのだが
ポーランド人にとっては未だに「負の遺産」。


ユダヤ人だけでなく、ポーランド人の戦犯も数多く処刑をされたという。



アウシュビッツには

ほとんどの建物や鉄条網が完全に残り、
博物館として整備・開放されている第一強制収容所と、

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(有名な、働けば自由になる、の門。Bが逆さまになっている)

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(二重に張り巡らされた鉄条網には、高圧電流が流れていた)

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(レンガ作りの収容所、内部には山のような遺留品等が展示)
(この後どんどん収容者が増え、破壊された第二収容所ビルケナウは
木造の簡素なバラックでした。冬は零下15度にもなり凍死する人も)

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(鉄棒ではありません。複数の人間を公開絞首するための棒)

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(この11棟の内部のみ、当時のまま保存されている。
生々しく汚れた牢獄、リンチや実験の現場でもありました。)

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(死体焼却所。毎日トロッコに山積みされた裸の死体が焼かれた)



死の門と呼ばれる終着駅とプラットホームが残り、
ドイツ軍の証拠隠滅のために、ほとんどの建物が破壊されてしまった
第二強制収容所ビルケナウと、

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(このプラットフォームで、女性・子どもと、男性は選別された。
さらに男性は、働ける男性と働けない男性に選別された。
女性と子どもは、その足でガス室へ送られる場合が多かったという)

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(服を脱がせ髪を切り、一度に2000人を殺したガス室跡。瓦礫の山)



解放後、ソ連軍によって完全に破壊された第三強制収容所モノビッツ
がある。


見学できるのは、第一・第二強制収容所で、
約2キロ離れた二つの収容所はマイクロバスによって結ばれている。



私たち家族は、
英語のガイドツアー(約3時間半)に参加したのだけど

私達のガイドさんは
確たる使命感を持って説明をしてくれた。



今回、こうやって書いているけれど、

この「負の遺産」の「圧倒的な数」は
とても私の筆力では語りつくせない。


展示された遺留品、
例えば女性の髪の毛であるとか靴であるとか
衣服やかばんや櫛や髭剃りといった日用品の「量」は、

多分、どの人の想像よりもずっと多い。


このアウシュビッツ・ビルケナウで5年間に処刑された人は
150万人とも200万にとも言われ
記録すら残されていない今、正確な数は把握できていない。



破壊された第二収容所の総面積にいたっては、
1.75平方キロメートル、東京ドーム約37個分といわれるほどの規模で、

一見すると何本もの背の高い木が風に揺れる、
見渡す限りの平原になっている。

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線路の最後には、
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犠牲になった各国の言葉での慰霊の碑がずらっと並ぶ。



本当に私には、何も上手に書けないけれど

代わりに、ガイドの人が最後に何度も繰り返していた言葉を。


「今はここに何もない。けれど想像・・ただ想像してください。
ここで何が行われていたかを。」

「同じ過ちを、二度と繰り返さないために。」

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by miyu-sakura | 2008-05-08 04:38 | 今日の世界遺産

悪くないフランス語

フランス語を習い始めてかれこれ4年・・・・。


フツー4年も習えばぺらぺらだと思うでしょ?
でも、そーは行かないんだな、これが。


中学・高校・大学と英語を勉強してきてもそこそこしか
しゃべれないということ一緒で、

どうも私は語学の才能がないらしい。



それでも、最近ナゼか急に
フランス語の美しさにほれぼれしてしまうことがある。



先日、
お友達が送ってくれたDVDの中に
賀来千賀子が出ていた「うるるん滞在記」があったのだけど

その中で、ベルギー人のご夫婦の話すフランス語が
なんと美しいのだろうと思ってしまった。


「私が若かった頃だってあなたのより上手にミシンが使えたわけじゃない」
「人生の中で出会いは決まっているような気がする」
「出会うべきして出会ったのよ」
「この大切な思い出は忘れません」


ご夫婦の話すフランス語を簡潔に訳してテロップが出ていたけれど、
この原文、実はとても深くて美しいフランス語なのだ。


例えば、
「この大切な思い出は忘れません」

これは、
「彼女ととてもよい時間を過ごしたことは、いつも私のそばにある」
という表現になっている。


「出会うべきして出会ったのよ」
というフレーズは

「私の人生はそのように、そのようになっているの」
という表現。



なんだかね、
ニュアンスが微妙なところをついてきて
ストレートではなく、
少し内角低めぎりぎりにカーブがきまる感じなのだ。



たとえば、
フランス人がよく使う

「 Pas mal 」(パ・マル)

という表現。


これは直訳すると

「悪くない」

という意味なのだけど



フランス人に

「 Pas mal 」

と言われたら、これは


「なかなかいいね」

と褒められたことになる。



なぜか素直に褒めないのだ。



フランク・シナトラの名曲
「MY WAY」


この曲はフランス人のClaude Francoisがフランス語で
ぼそぼそと歌っているのだけど

「MY WAY」が

「Comme d’habitude」(コム・ダビチュード)
という歌になっている。



このコム・ダビチュード、なんと直訳すると

「いつものように」

なのだ。


「MY WAY」が「いつものように」。

しかも、熱唱するわけでもなく、
オサレにさらっと軽く歌っていて
あの、日本のカラオケでのオヤジの熱唱とは雲泥の差。



どこか少し曲がって、遠まわしに遠まわしに意味を伝えようとするところは
さながら「京都人」のようだ。



そんなフランス語は、
「世界で一番美しい言語」と言われているけれど
確かにそうだよなあ、と思う。


ちなみに私がフランス語で好きだなあと思う言葉の一つに

「L’arc-en-ciel 」(ラルコォンシエル)
というのがある。

ご存知「虹」という意味だけど

この言葉も、「天空(ciel)にかかる弓(arc)」という意味だ。


ね、なんか素敵だよね。



そういえば件のラルクオンシエル、
もうすぐパリ公演があるらしい。


ポルノ、来ないかなあ・・・・・・

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(世界遺産、イギリス、カンタベリー教会。いろんな物語の舞台になっています)
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by miyu-sakura | 2008-04-30 05:02 | ヨーロッパで暮らすということ