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ヨーロッパの片隅で、家族と鳥一羽と暮らしています 。  世界遺産とポルノグラフィティとホンとオンガクが好き。    よければアシアトを残してくれればウレシイです☆       写真撮影:miyuとその家族


by miyu-sakura
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飛んでイスタ~~~ンブゥゥ~ル 

この「飛んでイスタ~~~ンブゥゥ~ル」に苦笑した方は
きっと30代以降の方だと思うのですが、


私もリアルに覚えてます。
この曲、「飛んでイスタンブール」

1978年、庄野真代の歌った歌謡曲で、そこそこヒットした曲です。


思えば、
この頃の歌謡曲って冷静に考えれば変な歌詞が多かったような。


黒沢年男の「時には娼婦のように」なんて
♪真っ赤な口紅つ~けて、黒い靴下を履いて~♪
なんて件があるのですが

それって娼婦か?

娼婦って靴下、履くのか?

ストッキングじゃないのか?

黒い靴下はどっちかっていうとおばあちゃんとか履いたりしないか?




この「飛んでイスタンブール」も
♪飛んでイスターンブール、光の砂漠でロール♪

・・・ってただの韻を踏んでるだけじゃん。
イスタンブールに砂漠、ないし。


でも、そんなことはおいておいても、
うん十年たった今でも、空で歌えるほど私にとってキャッチーで。

で、歌うたびに思っていました。


「いつか、飛んでイスタンブールをイスタンブールで歌いたい
と。


その長年の夢をかなえるべく、
行ってきました。イスタンブール。

しかも週末に2泊3日(泣)。

みじかすぎっ!!!


イスタンブールでの出来事は以前に一度書いたけれど
http://soredemo.exblog.jp/5492336
せっかくなので次回、ちゃんと記事にしようと思います。


なんといっても、
イスタンブールは、世界遺産なんです。


でも実は・・・・

今イスタンブールは、度重なるテロのため
外務省から「渡航注意」の通達を受けている都市なの。


しかも恐ろしいことに、
このテロは、内乱でもなんでもなく

「外国人観光客目当てに行われている」ということ。


国粋主義の、外国人を排斥しようとする人たちが
無差別に観光客の集まるところに
爆弾を積んだトラックを突っ込ませていて、


私たちが旅行に発つ正にその4日前に、
首都アンカラで11人もの死亡者を出すテロがあったばかりだったんです。


とりあえず、1分ほど家族会議はしましたが、
予定通り出発し、ありがたいことに無事に帰ってきました。


飛んでイスタンブ~~ル。
じつは、ちょっと命がけ・・・・・
飛んでイスタ~~~ンブゥゥ~ル _f0062821_1801948.jpg

(トルコ・イスタンブール。イェニ・ジャーミイでは敬虔な信者が祈りをささげる)


・・・今回、マニアな方へのおまけ

「飛んでイスタンブール」の歌詞です。


   いつか忘れていった こんなジタンの空箱
   ひねり捨てるだけで あきらめきれる人
   そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで
   あの日 しゃれたグラス
      目の前に すべらせて くれただけ・・・

   おいでイスタンブール うらまないのがルール
  だから愛したことも ひと踊り風の藻屑(モクズ)
   飛んでイスタンブール 光の砂漠でロール
   夜だけの パラダイス♪

  (ちあき哲也作詞、筒美京平作曲、庄野真代、歌)

  さあ、みんな、Let's Sing !!!!
by miyu-sakura | 2007-06-20 17:50 | ちっと旅ガラス