カタストロフ!
2008年 02月 11日
先日、2歳くらいの女の子を連れたマダムが
仕事中に子どもを預けているマダムと話しているのを
なんとなく聞いてしまった。
「今日、カタストロフがあったの」
「あら、それは残念・・・」
「はい、これ」
と、渡されるビニール袋。
その中身は、濡れたパンツとズボン。
つまり、お漏らしをしちゃったらしく。
カタストロフ、(catastrophe)というフランス語、
直訳すると「大災害、大事故、ひどく不幸、悲惨な出来事」
という意味である。
日本でも、たまに耳にしたが、かなり悲惨な状況のとき、
例えば、小説だと「ああ無情」とか「車輪の下」とか
もう救いようのない、目の当てられない
不幸っぷりを指すものと思っていた。
それが、2歳の女の子のお漏らしが、
「カタストロフ」。
まあ、その子にしてみれば悲劇かもしれないけど。
こんな風に、
日本で通用しているフランス語のニュアンスや使い方が
実は違っているっていうことってたまにある。
代表的なのは、
AVEC(アヴェック)。
日本だと、カップルとか恋人同士という意味の名詞っぽいけど
これは前置詞で、
「・・・・と一緒に」とか「・・・の付いた」とか「・・・で」という意味。
英語だと「WITH」にあたる言葉なのだ。
RENDEZ-VOUS(ランデヴー)
なんかも、恋人同士の旅行とか、逃避行とかって思われてるけど
これは、「待ち合わせ」「会合」「会談」「約束」。
会議の時間を決めるときなんかにも使うので、
恋人同士のデートとは限らない。
それでも最近は、
日本でも以前に比べてたくさんのフランス語、例えば
「patisserie patissier gateau gourmet」(日本語キーボード表記)
「ケーキ屋、ケーキ職人、お菓子、食通」
なんて言葉が町に溢れているようで
下手をすると今の私などは
日本でフランス語を学んだ人より
100%確実に、フランス語力が劣っている。
欧州に住んでいたって、住んでるだけじゃあ
ぺらぺらとしゃべれるようにはならないわけです。
なぜなら、先週一週間、
「カーニバル休暇」だったのだ。
一週間、ガッコがお休みって言うだけで
うれしくって、友達んちで食っちゃ寝、飲んじゃ寝をしてしまったのだ。
でも、カーニバルで丸々一週間休みにするのって
欧州人の感覚って、なんだかナイス!
長い休みがあるその分、
日本みたいに真ん中の水曜日とか
細かい祝日がないんだけど。
サスガ、違うな。
休みのために働く人種は。
お年寄りになっても、みんな元気そうだし。楽しそうだし。
それにしても、
なんだか最近、真ん丸い体型だけでなく、
あのテキトーな精神まで欧米化してきた気がする。
さー。
一週間のカーニバル休暇も今日で終わり。
明日から、また忙しい毎日が始まります。
さー。
明日からいろいろがんばるぞぉー。(←何回言ってんだか)
(イギリス、コッツウォルズ地方のラベンダー畑。キレーだけど、入場料取るの)
仕事中に子どもを預けているマダムと話しているのを
なんとなく聞いてしまった。
「今日、カタストロフがあったの」
「あら、それは残念・・・」
「はい、これ」
と、渡されるビニール袋。
その中身は、濡れたパンツとズボン。
つまり、お漏らしをしちゃったらしく。
カタストロフ、(catastrophe)というフランス語、
直訳すると「大災害、大事故、ひどく不幸、悲惨な出来事」
という意味である。
日本でも、たまに耳にしたが、かなり悲惨な状況のとき、
例えば、小説だと「ああ無情」とか「車輪の下」とか
もう救いようのない、目の当てられない
不幸っぷりを指すものと思っていた。
それが、2歳の女の子のお漏らしが、
「カタストロフ」。
まあ、その子にしてみれば悲劇かもしれないけど。
こんな風に、
日本で通用しているフランス語のニュアンスや使い方が
実は違っているっていうことってたまにある。
代表的なのは、
AVEC(アヴェック)。
日本だと、カップルとか恋人同士という意味の名詞っぽいけど
これは前置詞で、
「・・・・と一緒に」とか「・・・の付いた」とか「・・・で」という意味。
英語だと「WITH」にあたる言葉なのだ。
RENDEZ-VOUS(ランデヴー)
なんかも、恋人同士の旅行とか、逃避行とかって思われてるけど
これは、「待ち合わせ」「会合」「会談」「約束」。
会議の時間を決めるときなんかにも使うので、
恋人同士のデートとは限らない。
それでも最近は、
日本でも以前に比べてたくさんのフランス語、例えば
「patisserie patissier gateau gourmet」(日本語キーボード表記)
「ケーキ屋、ケーキ職人、お菓子、食通」
なんて言葉が町に溢れているようで
下手をすると今の私などは
日本でフランス語を学んだ人より
100%確実に、フランス語力が劣っている。
欧州に住んでいたって、住んでるだけじゃあ
ぺらぺらとしゃべれるようにはならないわけです。
なぜなら、先週一週間、
「カーニバル休暇」だったのだ。
一週間、ガッコがお休みって言うだけで
うれしくって、友達んちで食っちゃ寝、飲んじゃ寝をしてしまったのだ。
でも、カーニバルで丸々一週間休みにするのって
欧州人の感覚って、なんだかナイス!
長い休みがあるその分、
日本みたいに真ん中の水曜日とか
細かい祝日がないんだけど。
サスガ、違うな。
休みのために働く人種は。
お年寄りになっても、みんな元気そうだし。楽しそうだし。
それにしても、
なんだか最近、真ん丸い体型だけでなく、
あのテキトーな精神まで欧米化してきた気がする。
さー。
一週間のカーニバル休暇も今日で終わり。
明日から、また忙しい毎日が始まります。
さー。
明日からいろいろがんばるぞぉー。(←何回言ってんだか)
(イギリス、コッツウォルズ地方のラベンダー畑。キレーだけど、入場料取るの)
by miyu-sakura
| 2008-02-11 04:00
| ヨーロッパで暮らすということ