世界遺産Ⅰ POMPEI 火山灰の下に眠ってしまった古代都市
2006年 02月 13日
わたしは、自分の目で見たものしか信じない。
と言ったら大げさだけれど。
一応オトナなので?信じるに足る事実があると思えば、それでなくても信じます。
でも、やっぱり自分の目で見てみたい、
だから、私は旅が好きなんです。
別に有名なところでなくても、シーズンはずれで、誰もいなくても。
こうしてヨーロッパに住む機会を与えられているわたしは、
無理やりにでもお金をためて旅に出る。
今、EU圏内はフリーパスポート。
フランスからベルギーにいくことなどは
山梨県から富山県に行くようなもの。
何より高速道路は整備されているし,ほとんどがタダ。
鉄道網もそこそこ整備されている。
でも、ユーロが高いからそんなにはいけないんだけど。
だって、レギュラーガソリン1リットル1.2ユーロ。
約144円です。高いでしょ!!!
消費税が19%とか21%もあるからなんだ。
でも、無理してでも旅に出て、あの時、あの場所で、
確かに動いた気持ちを文字として残せたら、と旅行記を作りました。
「確かに動いた心をなかったことにしてしまうのが、
自分の心に失礼だと思うから」 (新藤晴一、「自宅にて」)
ポルノのハルイチさんの言葉です。くうぅ~かっけいい~。
この機会にみなさんもハルイチさんのファンなりませう。
で、
私がこちらで旅行に行くときの合言葉は
「一日、1世界遺産」
とにかく一日に一個世界遺産をたずねようということ。
世界遺産って、知らない間にすごく増えてる。
特にヨーロッパは古い都市が多いのでイキオイ世界遺産が多い。
車で1時間半も走れば、一個くらいにはぶつかる
(その車は時速180キロだったりするけど・・)
それをちょこちょこ行っていると中には
「ええっ?」というとこや
「おおおおおっ!!」というとこがある。
なるべく緩急取り混ぜて、載せれたらなあと思っています。
で、ポンペイ。
イタリアのローマの南、ナポリからまたちょっと南。
(悪名高いナポリ。ちなみにここも世界遺産。この汚さが味になっている)
79年、っていうと79年。千何百・・とかでなくてただの79年。
1世紀のことです。2000年近く!前。
古代の政治経済の中心地のひとつだったポンペイが、
ヴェスヴィオ火山の大噴火のよる火山灰で
突然すっぽりと埋まってしまったんだっ。たったの1日で。
ポンペイまではローマから電車で日帰り。
ローマ、テルミニ駅を9時前に出て、特急でナポリまで約2時間。
ナポリでローカル線に乗り換え、30分。
えらくちっこいポンペイ駅からは徒歩15分。
すりやジプシーの引ったくりの悪名高いテルミニ駅、そしてナポリですが
うわさに聞くほど全然コワクないです。フツー。
古代都市ポンペイには4時間ほど滞在しました。
が!ポンペイは、驚きの大きさでした。
4時間じゃ、全然廻れない。
とにかく広い!!!でっかい!!!おおおおっー!!やっほおおー!!!!
だって、2万人が収容できる円形劇場から何百人がいっせいに入れるローマ風呂、キョダイな神殿から、何キロも続く商店街まである。
出土の状況が大変よく
商店の壁のいたずら書きや、家の中に描かれた動物の絵、石畳には馬車の轍
パン屋には粉をひく石臼が普通に残っている
町が、そのまま、そのまんま、残っている
2000年近く前には、この同じ景色の中にどんな服装をした、どんな髪形をした、どんな思いを抱えた、人々が行き交っていたのだろう
その、息遣いやニオイまで伝わりそうなくらい、見事に残っている。
ホントウに、昨日まで生活していたかのような見事な床のタイル。
よくできた歴史映画のセットのようだ。人だけが、イナイ。
グラディエーターって映画があったけど、同じくらいの時代だと思う
中でも、すごかったのは、これ
そう、そのまま埋もれてしまったひと。
ものすごく悲しげな表情が、見て取れる。
今わの際に、何を思っていたのか・・・・何人もいました。
このポンペイの迫力、大きさは、行ってみて初めてわかる気がします。
もうきっと行けないけれど、
あの中で過ごした時間の不思議さは忘れられない。
現代人?であるはずの私の方が、なぜか置いていかれている気がした。
これは
「おおおおおおおっ!!!!」っていう世界遺産でした。
と言ったら大げさだけれど。
一応オトナなので?信じるに足る事実があると思えば、それでなくても信じます。
でも、やっぱり自分の目で見てみたい、
だから、私は旅が好きなんです。
別に有名なところでなくても、シーズンはずれで、誰もいなくても。
こうしてヨーロッパに住む機会を与えられているわたしは、
無理やりにでもお金をためて旅に出る。
今、EU圏内はフリーパスポート。
フランスからベルギーにいくことなどは
山梨県から富山県に行くようなもの。
何より高速道路は整備されているし,ほとんどがタダ。
鉄道網もそこそこ整備されている。
でも、ユーロが高いからそんなにはいけないんだけど。
だって、レギュラーガソリン1リットル1.2ユーロ。
約144円です。高いでしょ!!!
消費税が19%とか21%もあるからなんだ。
でも、無理してでも旅に出て、あの時、あの場所で、
確かに動いた気持ちを文字として残せたら、と旅行記を作りました。
「確かに動いた心をなかったことにしてしまうのが、
自分の心に失礼だと思うから」 (新藤晴一、「自宅にて」)
ポルノのハルイチさんの言葉です。くうぅ~かっけいい~。
この機会にみなさんもハルイチさんのファンなりませう。
で、
私がこちらで旅行に行くときの合言葉は
「一日、1世界遺産」
とにかく一日に一個世界遺産をたずねようということ。
世界遺産って、知らない間にすごく増えてる。
特にヨーロッパは古い都市が多いのでイキオイ世界遺産が多い。
車で1時間半も走れば、一個くらいにはぶつかる
(その車は時速180キロだったりするけど・・)
それをちょこちょこ行っていると中には
「ええっ?」というとこや
「おおおおおっ!!」というとこがある。
なるべく緩急取り混ぜて、載せれたらなあと思っています。
で、ポンペイ。
イタリアのローマの南、ナポリからまたちょっと南。
(悪名高いナポリ。ちなみにここも世界遺産。この汚さが味になっている)
79年、っていうと79年。千何百・・とかでなくてただの79年。
1世紀のことです。2000年近く!前。
古代の政治経済の中心地のひとつだったポンペイが、
ヴェスヴィオ火山の大噴火のよる火山灰で
突然すっぽりと埋まってしまったんだっ。たったの1日で。
ポンペイまではローマから電車で日帰り。
ローマ、テルミニ駅を9時前に出て、特急でナポリまで約2時間。
ナポリでローカル線に乗り換え、30分。
えらくちっこいポンペイ駅からは徒歩15分。
すりやジプシーの引ったくりの悪名高いテルミニ駅、そしてナポリですが
うわさに聞くほど全然コワクないです。フツー。
古代都市ポンペイには4時間ほど滞在しました。
が!ポンペイは、驚きの大きさでした。
4時間じゃ、全然廻れない。
とにかく広い!!!でっかい!!!おおおおっー!!やっほおおー!!!!
だって、2万人が収容できる円形劇場から何百人がいっせいに入れるローマ風呂、キョダイな神殿から、何キロも続く商店街まである。
出土の状況が大変よく
商店の壁のいたずら書きや、家の中に描かれた動物の絵、石畳には馬車の轍
パン屋には粉をひく石臼が普通に残っている
町が、そのまま、そのまんま、残っている
2000年近く前には、この同じ景色の中にどんな服装をした、どんな髪形をした、どんな思いを抱えた、人々が行き交っていたのだろう
その、息遣いやニオイまで伝わりそうなくらい、見事に残っている。
ホントウに、昨日まで生活していたかのような見事な床のタイル。
よくできた歴史映画のセットのようだ。人だけが、イナイ。
グラディエーターって映画があったけど、同じくらいの時代だと思う
中でも、すごかったのは、これ
そう、そのまま埋もれてしまったひと。
ものすごく悲しげな表情が、見て取れる。
今わの際に、何を思っていたのか・・・・何人もいました。
このポンペイの迫力、大きさは、行ってみて初めてわかる気がします。
もうきっと行けないけれど、
あの中で過ごした時間の不思議さは忘れられない。
現代人?であるはずの私の方が、なぜか置いていかれている気がした。
これは
「おおおおおおおっ!!!!」っていう世界遺産でした。
by miyu-sakura
| 2006-02-13 09:50
| 今日の世界遺産