そーなんですか。
2008年 11月 22日
セクスィーの甘いまなざしにやられながら、
翌日は、
バルセロナ郊外
のこぎり山、との異名を持つ
「モンセラット」に行きました。
そこはまあ、
バルセロナ市内から車で1時間半くらいの
夏場には家族そろって一日ハイキング、
にやって来るくらいの山で、
お友達が、
せっかくバルセロナに行くなら
モンセラットも行きなよ、というので
わざわざレンタカーを借りて行ってみたのですが・・・・
のこぎり山モンセラットには
いまなお、精錬な修道院と
登山電車の駅とホテルがあって、
よくわからないけど
とりあえずケーブルカーでも乗ってみるか、と
修道院のある山の中腹から
頂上に向けてケーブルカーに乗ってみた。
3時半に
頂上に着いたら、こんな天気で。
晴天率70%のバルセロナで
曇天なんてめずらしー、と
しばらく雲の中のハイキングを楽しんでから
さあ、下りのケーブルカーがなくなる前に、
と駅に行ってみたら
最終のケーブルカーが出た後だった・・・・・・
おい、
4時半に最終が出ちゃうって、
しかも、
右も左もわからんよーな
東洋人を置き去りにしていくな。
あまりに悲しいからひとりで
「そーなんですか?」
「遭難です。」(←さむい、さむすぎる・・・)
って言ってみたけど。
夕暮れと、
どんどん降りてくる雨雲に追い立てられながら
おんなじように最終に乗り遅れたエスパニョールたちと一緒に
ふつーなら楽しいはずのハイキングコース(40分)を
半泣きになりながら降りた。
山の中腹の修道院に着いた時には、
すっかり、とっぷり真っ暗。
このときばかりは、
無事に下山できたことを
もんのすごく真剣に
マリア様に感謝した。
でも、
一緒に下山してきたエスパニョールは、
うれしそうに歌、歌ってたけど。
やはり
恐るべきは、エスパニョールの底力。
by miyu-sakura
| 2008-11-22 19:42
| ちっと旅ガラス